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2012年6月26日 (火)

放っておけば…は考えられない

結局、高いお月謝払って外注しても、外注しきれないももは、
母がみるしかなく、バトルが続いています。

自力では無理だから、横について教えるわけですが、
ちゃんと自分で考えて解けるようにならないと困るわけなので、
間違いを指摘して、ヒントまでは出すわけなんですが、
必ず「えっ、どうして?」「何で、間違いなの?」とはなから
ママが勘違いしている、解答が間違えていると言わんばかりの
言いようで…、すぐに見直そう、考え直そうとしない。

挙げ句、「なんで?って聞いたら駄目なの?わからなくても、はいっていうの?」
と言うので、「わからないから、教えてる。でも全部答えを言っちゃったら、
自分で考えなくなるから、自分で考えてもらいう為に間違いの指摘とヒントを
出してるの」
と言うも、ふてくされている。

3回目くらいまでは我慢して「違ってます。見直してください。」という
ものの、4回目で爆発!
で、3分で済みそうな事を延々何時間もバトルしながらになってしまう。

人の話の聞けなさは、ももの障碍特性である事は理解しています。

それでも、この地域の普通級で過ごす以上、進学も視野に入れる以上
そのままは許されないと思う訳なんです。

特別支援のある公立でさえ、口では理解を示していただいても
実際は思うような理解も支援も望めないのが現実です。

別に勉強は嫌だ!ありのままでいたいというのなら、それもありだと思います。
実際、支援級や、別の選択肢も示した事もあります。
でも、あくまでも「普通」にこだわって、頑張りたいというのであれば
いい加減、素直に見直す、考え直すをしてくれればいいのにと思う毎日です。

長い方程式の+5を途中で忘れてるとか、そんなレベルの事、素直に聞けば
一分で解決な事を気の遠くなるような時間をかけられちゃうとね、
ストレス溜まりすぎて、逃げたくなります。

他人様は「少し放っておいてあげればいい。痛い目にあって、自分で気づくから」
と言いますが、それは普通のお子さんの場合で、
ももの場合は、取り返しのつかない状態まで気づけない、もしくは大事に
なってもパニックはしても、何がいけなかったのか?とか原因に気づいて
反省するという事がなかなか難しかったりする。
しかも、大きな失敗はトラウマになって、余計成長を阻む事になるわけなので
大きく転ばせるわけにはいかない。
人間関係だって、身内は大げんかしてもやり直せるけど、他人は一度の失敗で
関係が駄目になってしまう事のほうが多いから、ついつい口数も多くなるし
過干渉になってしまう。

自分の感情も即座には実感出来なかったりもするから、
嫌な事が忘れられない脳だから、大きな失敗はまださせられないという
気持ちが強くなってしまう。

それは、見守っていて二次障害が悪化していた時に身にしみて感じた事。
大丈夫だって思えるようになったら、言われなくても放っておくわよ…と思うわけで

私の中には、過干渉でも関わるしかない か、普通をあきらめて
身の丈に合った場所に行くか 中途半端は考えられないわけで。

距離が嫌でも近くなる以上、色々と目につくし、バトルも絶えないし
周囲からは神経質なお母さんと思われてるんだろうなぁと思うものの
理由を話しても腑に落ちてもらえる事はないだろうし。

もも自身も自分の事をあきらめたくないと思っているが
それ以上に、私もあきらめられないから苦しいんだろうなぁ。

それでもいつかは、受け入れるしかない時が来るのだろうけど。

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