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2011年8月28日 (日)

塾の先生からお小言

とにかく処理速度が遅い(検査でも処理速度の
凹みが一番目立ってた)もも。
普通のお子さんが30分、遅くても1時間な漢字の宿題に3時間、
時には4時間かかる。
これじゃあ、他の勉強をする時間がなくなってしまう。

また、ともすれば漢字を覚える為に書くのではなく
ただの書写になっているのが歴然な為に声をかけると、
「だってだって、私はこうしか出来ないし、違うやり方したら
怒られるもん!」と聞く耳をもたない。。。

学校じゃないんだから、怒られるわけなんかない!と
言っても聞かない。で、気の遠くなる時間をかけた割りに
半分も(毎日50問の漢字テスト)とれない有様。
他のお子さん達は当然ずーっと満点。

ももは、漢字は絵の人だし、音は音だけで覚える脳の仕様に
なっているのはご存知の通り。
それでは、ちゃんと整理も出来なくて、同じ音の別の漢字を平気で
当てはめたり、似た形の漢字を当てはめてしまうわけで、
そんなの辛いだけで、何にもならん。
で、意味と繋げる為のプリントを作って、そっちで時間短縮したいのが、
この娘、頑固で聞き入れるまでに時間もかかる。

イライラして、仕舞いには、首根っこ捕まえてやらせてみるという
強攻策になってしまう。
で、それで100点とれて、納得してやるようになるわけど、
その時間が勿体無いし、言い合いして消耗するのもうんざりだし、
私も、強攻策しか策がないところが情けないし、大人のくせに
子供で、嫌になるんだけど、、、。

これは、塾でも同じようで、マンツーマンで絵もたくさん描いて
懇切丁寧に教えて、忘れないようにノートに写しなさい!と先生が言うが
ももだけは、絶対にノートに写さないようで…遠まわしに言われました。。。

わからない問題も塾で聞いてこないで、私に喧嘩売りながら聞く事も多く
どうしてか?聞くと「先生に聞くのがはずかしい。出来ないのがばれるのが
はずかしい」と。。。。
なので、間違えるのは、悪い事じゃない。ちゃんと式を書いて、間違えれば
どこが違っているか見つけてくれて教えてもらえるんだからお得だし、
一体何の為に塾に行っているか?といえば、教えてもらう為なんだから
じゃんじゃん間違えて、教えてもらってきな!と言ったが、わかってんのか?
わかってないのか、頭が痛い。

で、昨日、お互いに不満が大爆発して、ももは家出した。
家出といってもすぐ近くのお義母さん家。
私も追い込みすぎたと反省して(ももみたいな子は追い込みすぎるのはダメだ。
だって逆走しちゃうもん。意図通りになんないわ。。。)和解。
今、今日休んだ分と、明日の予習をやっているところ。
私もアドレナリンが出て、かーっとなっちゃうところがあるから、パパのお薬で
神経をフラットにして、お付き合い中。

それにしても、塾の先生に態度を言われるというのは、内申が鬼のように
きつい我が県の公立は、ももにはむいてないなぁとつくづく思う。
おまけに女子の私立はみんな中高一貫になっちゃって、高校からはとらないし。
なんとか、頑張りたいですわ。

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ももの中学受験チャレンジの日々

春に学校見学へ行った私立中学。
校長先生のお話が感動的だった。

ずっと公立の小中高の現場で子供達を教育してきて、これでよかったのか?
という反省がある。点数、点数で、子供達を追い立てて、結果重視で来た結果の
つけを感じる数年が続いた。
私達は、高い点数をとるロボットを大量生産したいのか?それとも血の通った
人間を育てたいのか?と考えた時に、迷わず後者だと思った。
この学校では全てに平均点を求めない。何かひとつ得意なものを伸ばすなり
人間として常に何が大切か?人間としてちゃんと生徒ひとりひとりと向き合って
私達教師が出来る事をしていきたい。

そんなお話をしてくださった。
凸凹なももにとって、このお話はとても心に響いたらしく、「ここに行きたい」と行った。
学校見学では、どの生徒さんに聞いても「授業も部活も楽しくて仕方がない」という。

そんなわけで、ももの中学受験への日々が夏休みからはじまった。
ただ、4教科、いきなり中学生の高校受験並レベルの問題も容赦なく次から次へと
続く中、自分で決めたものの、苦しくなって、親に当たる「ママが無理やりやらせたー」
とか言う時もあって、「やめるの、やめないの」でバトルも増えた。

算数だけは、なんとかなっているものの、他の教科は、ただ行って帰ってきて
わけがわからないまま宿題して…なレベル。

なにせ、お盆期間除いて、ほぼ毎日6時間授業があり、帰宅してすぐに大量の宿題を
こなし、その後、夜遅くまで翌日の予習を必死にこなし、朝起きて、その日の塾の
テスト勉強+予習で、また塾に行っての、強烈な毎日だった。

金額もひと夏10万近く(教材費込み)で支払った。
まあ、でも時間で割ると、そんなもんだ。
今までみたいに、結果を求めずに自分で決めて行く事に意義がある…とは言えない
金額だし、かける労力や時間も違うわけで、当然やりかた等に口も出すと、喧嘩になる。

まあ、それでも田舎の進学塾で人数も少ない為に、ほぼ個別指導並みにみっちり
マンツーマンで教えてもらえるし、ももがやると言っている間は、もう少し様子見で
続ける事にするけど、やり方を考えないと、不器用で超のんびりなももには無理だと
ため息が出てしまう。

ただ、算数だけは、目指す中学のレベルがそんなに高くない為か、
説明会の時にもらった去年の問題、何も教えてない状態で、7割解いてびっくりした。
あいかわらず、計算はどうなってんだ!なくらいダメだけど、論理的思考力は
いつの間にか飛躍的に伸びていて、あの算数障碍かもしれないって言われた
数年前はなんだんったんだろと思う。

途中でやめちゃうかもしれないけど、一度決めた以上、やれるところまで
二人三脚中です。
いろいろ面白い工夫も見つけましたので、また紹介します。

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