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2011年5月30日 (月)

とにかく読書

久しぶりに ももの話題を。

もも、数ヶ月前から、出来るだけ「一日一回、はじめての文章を音読するをやっている。
図書館で借りてきたものも含め、齋藤孝のイッキによめる! 名作選シリーズなども
交えて読んでいる。
http://www.amazon.co.jp/%E9%BD%8B%E8%97%A4%E5%AD%9D%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%AD%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%81%E3%82%8B-%E5%90%8D%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E5%B0%8F%E5%AD%A66%E5%B9%B4%E7%94%9F-%E6%A3%AE-%E9%B4%8E%E5%A4%96/dp/4062130092/ref=pd_sim_b_1

最近やっと少し読むスピードが上がり、イントネーションのおかしさも
少しは改善されて、前後の文脈からはじめて見る漢字も読むようになってきたかなぁ。。。
というところで、中学受験の過去問(3500文字程度×2)を読ませてみたら…

宇宙人レベル?になっていました。
確かにレベルの高い問題ではあるのですが、そこまで読めなくならなくても
な酷さで、ほとほと困り果てました。

あまりの読めなさ加減に頭がフリーズしてるのか?
習ったはずの漢字も混乱して読めないわ、イントネーションがひっくり
却って言葉の意味をとるのが余計に困難になるわ。。。。
(漢字の覚え方も一対一対応かもなぁ。。。一を聞いて十どころか二もわからない?)

ももを見ていると、単語だけで言葉を覚えるのは難しいなぁ~
入っていかないなぁ~と感じます。

私達が聞き慣れない、見慣れない 専門用語の羅列である専門書を
読むみたいな感じ?

話の内容に引き込まれて、文字と言葉の音と映像が一体化しないと
ほんとーに入らないっ!

しかもある程度、脳の情報プールが満たされないと全体がわかるに
ならない
ので、とにかく読む数をこなして語彙を増やしてが
やっぱり一番の方法にも思えてきています。

ももと同じ特性を持つ人。
例えば英語のドラマに嵌って、毎日、24時間流しっぱなしで
一ヶ月くらい過ごしたら、ある日突然、英語が理解できるように
なったとか、よく聞きますが、

そこにヒントがあるような気がします。

ももの興味のあるような話をポッドキャストで探したり、
映画や本や、たくさんの経験を模索中であります。

まずは、地球人レベルくらいになってもらわないと
塾へも通えないなぁ。

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2011年5月19日 (木)

お金と命

連日、原発がなくなると働いて食べてゆけないという人達がテレビに映し出される。
そこだけ切り取ってみれば気の毒なように見える。
しかし、原発を誘致した県や、周辺自治体が、多額の交付金を貰っている事は
誰もが知り得る公然の事実である。
それだけでなく、寺や個人の建物の修繕、新しい学校や施設の建設など
ちょっと個別(内密に?)におねだりするだけで、どんどんお金を出してくれる。
浮いたありあまるお金で忘年会や新年会やって、、、という話があちこちにある。

先日リンクを貼った動画の中に、福島の原発周辺に住んでいた女性の話が
あったが、原発によって潤いつつも原発に関連した仕事をしている方、
(被爆感度の低いと言われている年齢の年配者)が、どんどん癌や白血病などで
亡くなっていく(基準値よりもはるかに低い被爆量で)現実があったと話していましたが
そういう事なんですよね。

お金>命 になっている。

大人が自分の意思によって、それを選択するのを私はどうこう言えない。
でも、何も知らない、わからない子供達、決定権を持ち得ない子供達が
そのリスクを甘んじて受け入れないといけないというのは間違っていると思うわけです。

また、原発と共に生きるという事は、そういったリスクがあるからこその多額の補助金
であるという事は見て見ぬふりをしつつも、うすうす絶対に感じていたはずで、
この期に及んで、まだ原発に依存しようとするか!と思うわけです。

また、浜岡原発を停止して、かわりに火力に切り替える事で電気料金もあがるし
夏場は停電で経済が停滞するからやめろと言う方は、
まずは、本当に原発は低コストで、火力じゃだめな程なくてはならないのか?
よーく調べて、よーく自分の頭で判断して欲しいと思う。
原発の周辺住民(小さな過疎化の自治体)が一年で8~10億の交付金を
貰い、個別で数千万、数億をおねだりしてのコストや、政治家や御用学者さんや
各種関係団体、マスコミ…いろんなところに気前よく払われる必要経費?
は、電力料金の試算には含まれていないわけですよね?

じゃあ、何故、そんなものを国策として民間電力会社が持つことになったのか?
ここには、もっとグローバルな人間の欲が絡んでくるわけです。

世界初の原子炉はシカゴ大学のアメフトの練習場の地下で作られたそうです。
このシカゴ大学を創った者は、日銀の大株主で、近代の紙幣(金融)の仕組みを
創った人です。
ノーベル受賞者の輩出が多いというのも、なるほどな背景がある感じに思えます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%82%B4%E5%A4%A7%E5%AD%A6

そういういろんな事を踏まえつつ、それでも原発が必要なのか?
原発は国防にもかかわってきて、アメリカとの関係もあり、どうすればいいか?
という単にエネルギーだけに留まらない問題に発展するはずです。
(東電の会長は、日銀参与であり、数年前は国防・安全保障の懇談会のメンバーでも
あり、新エネルギーにも関係している。)

私はいち国民で、母親でしかないし、
例えば政治家の先生にも一点の曇りもない潔白さなど求めてもいない。
しかしながら、肝心なところは、間違えないで欲しいと思っているし、
なんの力にもなり得ないだろうが、反対の声はあげたいと思う。

また、自分の生活に直結した仕事の部分もすでに影響が出ているし、
パパの仕事はもっと…なんだけど、
だからといって今の経済の落ち込みは、グローバルなものも関係しているし
電気料金の値上げだって、いかにも原発が原因みたいに伝えているけど
そもそも、なくても値上がりを段階的にと言われていたわけで…、

夏場の停電での経済の落ち込みの度合いと、万が一地震がおきて
浜岡が爆発した時の影響を比較すると、迷わず後者のリスクを避けたいと思う。

全ての大人は、お金<命であってほしい。

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2011年5月18日 (水)

山本 太郎さん  メッセージ

http://www.youtube.com/watch?v=IVGKRPoyyfY&feature=player_embedded

山本太郎さん、私の言いたい事を代弁してくださっています。

子供だけでも。。。。

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今の気持ち

今回の件を正しく判断するには、
エネルギー革命のはじまり から 金本位制から紙幣への流れ
お金の仕組み、幕末から今までの日本の近代史を調べる必要があります。

原発もお金も、同じ人物が元締めです。
日銀は日本の機関ではなく、大株主は外人です。
いろんな事を調べて辿っていくと、そこに行き着きます。

今までこのブログは、娘の成長をただ記録する目的で書いていましたので
あえて、政治的な事には極力触れずにきましたし、
政治的な話を書くと一般に信じられている事と違う事で「頭のおかしい人」
と思われて、スルーされるのがオチだと思うのであまり書いてきませんでしたし
周囲のママ達にも話す事はありませんでした。
そもそも「どこそこのランチがおいしいわよ~」のママ友に、
「地球温暖化は詐欺だ」とか言ったら、「こわ~い!よくわからないお話ね」
って言われてドン引きされる空気を感じますからね。

でも、子供の未来に関係する事などは、玉に遠まわしに書いていました。
http://momoiromomo.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-cc65.html

http://momoiromomo.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-2c68.html

今回、どう思われてもいいので、自分が思う事、考える事を
書きたいと思いました。

だって、子供の命や、未来がかかっている問題が待ったなしの状況で
進んでいるのだから。。。

ももの問題は日々山積みですが、3.11以降、命に関わる重要な問題をスルーして、
ももの事をここに書けないと思いました。
生きる為には、日常に戻らなければなりませんが、決して慣れてしまって
不感症になってしまわないようにする為にもどんどんいろんな記事を
紹介していこうと思っています。

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2011年5月17日 (火)

"原子力のお値段"に隠されたカラクリ

http://www.youtube.com/watch?v=ss_oNeneal0&feature=watch_response

以前から、原子力は、「安くて…」ではないという事は多く語られていましたが
やっとそれが公に出されるようになりました。

地球温暖化を利用した原発推進や、過度の電力不足を煽った政府の
計画停電も、この番組に出演されている学者さん達は、嘘だと言っています。
「死ぬ死ぬ詐欺」に引っかからないように自分の目で頭で
何が真実か確かめる必要があるようです。

浜岡原発が停止された事は、外圧であっても喜ばしいことであります。
(この期に及んでまだ原発を推進したいアメリカの思惑や、アメリカにとっえ
日本は地政学的に見て、重要な位置にあるという事も関係していると思います
)
次の地震へのリスクが急激に高まっている待ったなしの状態なのですから…
悠長な事はいってられないのだと思います。

経済は、この夏、電力が不足しなくとも、落ち込むでしょう。
日本だけでなく世界的な地球規模での大きな変化も関係していますし。

私は、3.11以降、確実に大きく変化した日本。
阪神淡路大震災のようには、復興しないと直感的に思いました。
ただ、長い長い時間をかけて再生していく力は日本人にあるのではないか?
と期待しています。

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原発 8

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110516/219989/?P=1

日経新聞などは、そもそもデータの偽装?が酷くて、読んでいて怒りを覚えるのですが
日経ビジネスオンラインのこの記事は参考になります。

以下抜粋

「2カ月後」のメルトダウン発表と内部被曝    正しく怖がる放射能【6】

 東京電力は震災から2カ月目に当たる5月12日、福島第一原子力発電所1号機の圧力容器内で燃料棒が冷却水から完全に露出して過熱し、原形をとどめない形で溶け落ちてしまったこと、事故で圧力容器の下部にできてしまった複数の穴から水とともに格納容器に漏れた可能性がある、と発表しました。
(追記:こののち5月15日には、1号炉の炉心全体が3月12日午前6時50分ごろの段階でバラバラになり、一部の燃料はペレットまで壊れた形で圧力容器の底部に燃料が落下したと考えられる分析が発表されています)。

 定義があいまいになりやすくあまり使いたくない言葉ですが、端的に言えば1号炉は「全炉心溶解」という意味での「メルトダウン」を起こしたことになります。この状況とそこでの安全に関して、今、手元にある情報を元に考えてみましょう。ご質問などありましたら私のツイッターに直接いただくこともできます。

 前回、浜岡原発の運転停止の問題を扱ったところ「これは正しく怖がる放射能のシリーズと違う、政治的な問題だ」というコメントを幾つかいただき、率直に残念でした。いまだそのレベルで事態を見ていては、収まる事態も収まりません。

 よろしいでしょうか、科学的に正しく放射能を恐れるというのは、放射能漏れなどを起こさせず、未然に事故を防ぐべく万全を期すことを言います。

 前々回までの大半の内容は、残念ながら既に福島第一原発からかなりの量の放射性物質が出てしまった、そこで被曝を最小限に抑えるためには、という話を具体的にしていたわけですが、浜岡については幸いまだ大地震にも津波にも遭遇しておらず(しかし、今後それに遭う可能性が極めて高いと指摘されており)、そこで正しく放射能汚染を防止するために、という話を書いているもので、今までで最も徹底的に「正しく放射能を怖がる」内容を記したものと思っています。

 今回はそれとは逆に、大変に残念なことですが、福島第一原発1号炉では「燃料棒」が原形をとどめぬ形で崩壊し、中に納まっているはずの核燃料を収めている鞘、ペレットすら溶解したものがある状態で、格納容器下部にたまっているという、あっては困る状態に私たちが直面しているところから、どのような防御策が取れるかを考えるというものですが、起きてしまってからでは遅い、というのが、何より最初に声を大にして言わねばならぬことでしょう。

裸の核燃料をじゃぶじゃぶ水洗い

 東京電力は1号機の状態を「メルトダウン」であると認めて、格納容器を丸ごと水で満たす冠水作業の見直しに入る作業に着手した、と発表しました。いわゆる「水棺措置」ですが、このまま続けるわけには行きません。

 報道はこれに続けて、水棺作業が見直しになったため、冷却作業に遅れが出て、事故全体の収束が長期化、工程表の見直しは必至、といった話に流れていますが、果たしてそういう話だけ見ていれば良い問題でしょうか。

 東電が発表したデータに即して見てみましょう。5月10日までは長さ約4メートルの燃料棒の1メートル65センチほどが水面から出ており、あとは水の中に浸かっていると思われていました。

 ところが震災から2カ月目の5月11日に水位計を調整してみたところ、燃料棒が完全に水面より上に露出する、いわゆる「空焚き」の状態であったことが判明(「水位・圧力に関するパラメータ」の「D.S(ダウンスケール)」となっている部分)、過熱した核燃料が溶融して溶け落ち、灼熱した物質がたれてくるわけで、これにより「圧力容器」配管に穴があいて、溶融燃料が1段外側の「格納容器」内に漏れ出した可能性が高い、というものです。

 東電発表は、この状態を「圧力容器下部の表面温度は100度から120度と比較的低く、燃料は水に浸かっているので冷却できている」とし「水素爆発の危険性も低い」と説明していますが、それで安心させるような状況ではないことに注意しなければなりません。

 放射能を正しく怖がる基本は「遮蔽」です。分かりやすくいえば「閉じ込める」で、元来の放射性物質は5重の壁で「閉じ込め」られていることになっています。具体的には以下の通りです。

第1の壁 燃料ぺレット
第2の壁 被覆管
第3の壁 圧力容器
第4の壁 格納容器
第5の壁 原子炉建屋

 さて、今の状況はこのうち第1の壁のペレットが破損し、第2の壁「被覆管」が融け、直接むき出しになったペレット内の高温の使用済み核燃料が炉材とともに第3の壁、圧力容器の一部に穴を開け、第4の壁「格納容器の底にまでもたまっている状態」、さらにその汚染水が格納容器から原子炉建屋の地下に膨大な超高濃度汚染水が漏れ出ていると言っているわけです。

 第5の壁である原子炉建屋は一番に水素爆発で吹き飛んでいますから、既に壁の役割を果たしていません。

 現状では外界との間で冷却水を循環して熱を奪っているはずの格納容器の中に、あらゆる壁が取り払われた形で「核燃料 + 使用済み核燃料」が裸で過熱しており、それを冷却水で直接じゃぶじゃぶと洗っている形になっていることが懸念されます。

 冷却水というのは、元来、熱源とは壁で隔てられており、熱だけを交換する役割であるはずですが、今の状態は粒子状になった「核燃料 + 使用済み核燃料」も水と一緒に外界と循環している可能性が高い。

 だから「冠水(水棺)作業」は見直しせざるを得ないわけですが、ここがなんとなく記述されずに済まされている。

 こういうことを「放射能を正しく恐れさせないトリッキーな表現」と指摘しなければなりません。

 現在の状態は裸の核燃料の水洗い状態で、とてもではないですが楽観を許す状態ではありません。と同時に、そのシリアスな状態を東電は実にスムーズに社会に発表することにも成功してしまいました。今、大きなパニックなどは起きていません。それはそれで評価すべきことでもありますが、以前からこの連載で記していた通り「放射能慣れ」してしまった社会が、本当の核の怖さに不感症になってしまっていないか、正直なところ心配です。

懸念される環境汚染

 当初の安全性の議論は「核燃料の大半は炉の中にきちんと納まっているので安全です」という文脈でなされてきました。それがだんだん「燃料鞘の一部溶融」「部分溶融」「残存率55パーセント」などなどの議論に移ってゆき、現状ではほぼ全面的な燃料棒の溶解と格納容器底部への沈殿・ことによると集中といった話になっています。

 従来は、例えば使用済み核燃料プールの「高濃度汚染水」の漏出などが問題になっていたわけですが、今の状況は高濃度とかそういう話でなく、核燃料がまるごと水の中に出ているわけですから、冷却水の循環そのものが極めて危険な状態であること、これを正しく怖がる必要があります。むろん冷却はしなければなりません。しかし、その冷却水は既に汚染水という段階でなく、かなりの確率で「核燃料そのものがじゃぶ漬け」の状態です。東京電力はこれを「安定して水で冷やされている」とマイルドな表現をとっていますが、管理に極めて慎重な配慮が求められるのは言うまでもありません。

 と同時に第一に考えねばならないのは、海水や土壌など、周辺環境への漏出でしょう。これは、空気中の放射線量の危険性を評価するのとはわけが違います。環境内に漏れ出た放射性物質は、とりわけ生物による濃縮が懸念され、魚介類や野菜などを通じて人間が摂取する内部被曝のリスクも、大いに懸念して「正しく怖が」らねばなりません。

 具体的にどうすればよいか、と言えば、極力被曝のリスクを下げるように万全を尽くすしかありません。人の住む環境は除染に努め、新たに生活環境内に汚染物を持ち込まず、原子炉周辺に汚染物質・汚染水は閉じ込める。

 これと並行して炉自身の冷却を確実に進めなければならないわけで、大半の安全措置を再度大きく見直す必要がある。3月、4月の時点で決めてよいことにした基準なども、一つひとつ慎重にチェックする必要があります。

 ところが、この「炉心溶解」の発表とほぼ同時に文部科学省から出された「年間20ミリシーベルト」の線量の下での児童生徒などの生活パターンから推定される実際の被曝量についても「試算」というものが発表され、正直言葉を失いました。ここにはお話にならない代物が試算として出ています。

内部被曝を考慮しない試算では「正しく怖がれない」

 「校庭等の空間線量3.8マイクロシーベルト/毎時の学校の児童生徒等の生活パターンから推定される児童生徒等が受ける実際の積算線量の試算について」と題された文部科学省のこの文書は、いたるところ疑問符のつく「試算」が記されています。

【1】まず「校庭」と「それ以外」をかなり乱暴に二分して、それ以外の周囲の空間線量は校庭より低く、比の値を0.61倍としてそれを用い、

【2】事故当日から学校開始日まで34日分の積算量を「非学校関係分」として低い値でひとまとめにくくっているけれど、これは個々の子どもの生活パターンによって全く異なるのでほとんど科学的、あるいは疫学的に意味があるとは思えず、

【3】学校平日200日分と学校休日165-34=131日分、合わせて365日分という掛け算と足し算から・・・、

 1年間の児童生徒などの被曝量を9.99ミリシーべルト、うち学校関係分は1.67ミリシーベルトで17%に過ぎないとし、結論として20ミリシーベルトを暫定値としても実際の子どもの被曝量は「約半分の10ミリシーベルト」であると結論、さらに学校の対策はしょせん17%に留まり、その他の影響が圧倒的に多い、と結論しています。

 ・・・どうでしょう、この掛け算と足し算の中に、1カ所でも「飲料水」とか「食料」といった言葉が出てきたでしょうか。

 あるいは義務教育機関で提供される「給食」はどうでしょうか。今、1号機の炉心が溶解して冷却水で直接核燃料を洗っている状態で、環境汚染から私たちが最も恐れなければならない「内部被曝」つまり放射性物質を飲食物を通じて、あるいは呼気を通じて体内に取り込んでしまう危険性が、上記の「試算」の中に1行でも記されていたでしょうか。

 学校で出される給食のご飯やおかずの一つひとつにカウンターをあてて線量を確認しなければ安心して食事ができない学校、などという状況があってよいものか。

 私は一貫して福島第一原発事故に関するあらゆる問題は、基本ソフトランディングで進めるべきと記しているものですが、明白なリスクに対しては決然とした判断を下す必要があります。文部科学省は「実際に測定されている線量はもっと低く、かつ減少し続けている」とアピールしますが、内部被曝を勘定に入れない試算しか発表せずにこれでは、肝心な点が欠落しているというべきでしょう。

 さらに言うならここにリンクした「放射能を正しく理解するために 教育現場の皆様へ」という4月20日付け文部科学省名の資料では「口などから体内に入っていた場合でも、体外に排出されています」(9ページ)の一言で片付けており、明らかに事態を軽微に印象づけようとしていると言わねばなりません。

 この後、高木文部科学大臣の「短時間なら3.8マイクロシーベルト/時を越える環境で子どもが遊んでも良い。校庭の土を入れかえる必要はない」という暴言の記者会見があるわけですが、この際のアドリブ発言をもって、私はこの高木さんという人を、既にこの国の科学技術行政の長の器ではないと見限っています。事実、なんの訂正もないまま、その後、校庭の土の埋め替えその他にずるずるとシフトしていますが、政治家なら、いや1人の男ないし人間として一本でも通る筋があるのなら、きちんと前言を修正し潔く職を辞すなど、けじめのつけようがあろうというものです。個人的には、基本的な素養も能力もない人に、いまの最悪の状況で文部科学行政のトップ判断は無理で、菅総理の人事のミスであると共に、国を危ぶむ衆愚的な施策を常に懸念せざるを得ません。

 放射線管理区域の規制はおろか、労災での白血病認定基準すらはるかに超える線量を義務教育の環境と認めたこの判断は、一言で言って失政と思います。科学的に見て安全性など一切担保されないのは言うまでもなく、それ以上に法治国家として従来国内法や判例に照らして破綻している。

 こうした判断を下した4月下旬から半月以上たった5月中旬に入って「実は早期から全炉心溶融」という解析結果が出てきた、というものです。

 従来から定められる放射線管理区域では、基本的に飲食厳禁で、道理の分かった大人が限られた範囲の行動を取り、そこで生活したりはしません。

 今、出ている話は、そこで衣食住のすべてを行う生活空間で、子どもたちに国と保護者が「義務教育」を施す場での線量評価であるはずですが、もっとも怖がるべき内部被曝の評価がありません。今回の結論は、前述した試算のような頭のままでは、身近な環境に分布している可能性のある放射性物質を正しく怖がることはできない、という単純な事実です。

 東電の公式発表が核燃料丸出しの水洗いという状況を認めた「震災2カ月目以降」の現状認識のもと、政府は誠意をもって、関連のあらゆる参考値や試算を再検討し、国民の健康・生命・安全を守るべく、全力をもって努力しなければなりません。



 東電発表は、この状態を「圧力容器下部の表面温度は100度から120度と比較的低く、燃料は水に浸かっているので冷却できている」とし「水素爆発の危険性も低い」と説明していますが、それで安心させるような状況ではないことに注意しなければなりません。

 放射能を正しく怖がる基本は「遮蔽」です。分かりやすくいえば「閉じ込める」で、元来の放射性物質は5重の壁で「閉じ込め」られていることになっています。具体的には以下の通りです。

第1の壁 燃料ぺレット
第2の壁 被覆管
第3の壁 圧力容器
第4の壁 格納容器
第5の壁 原子炉建屋

 さて、今の状況はこのうち第1の壁のペレットが破損し、第2の壁「被覆管」が融け、直接むき出しになったペレット内の高温の使用済み核燃料が炉材とともに第3の壁、圧力容器の一部に穴を開け、第4の壁「格納容器の底にまでもたまっている状態」、さらにその汚染水が格納容器から原子炉建屋の地下に膨大な超高濃度汚染水が漏れ出ていると言っているわけです。

 第5の壁である原子炉建屋は一番に水素爆発で吹き飛んでいますから、既に壁の役割を果たしていません。

 現状では外界との間で冷却水を循環して熱を奪っているはずの格納容器の中に、あらゆる壁が取り払われた形で「核燃料 + 使用済み核燃料」が裸で過熱しており、それを冷却水で直接じゃぶじゃぶと洗っている形になっていることが懸念されます。

 冷却水というのは、元来、熱源とは壁で隔てられており、熱だけを交換する役割であるはずですが、今の状態は粒子状になった「核燃料 + 使用済み核燃料」も水と一緒に外界と循環している可能性が高い。

 だから「冠水(水棺)作業」は見直しせざるを得ないわけですが、ここがなんとなく記述されずに済まされている。

 こういうことを「放射能を正しく恐れさせないトリッキーな表現」と指摘しなければなりません。

 現在の状態は裸の核燃料の水洗い状態で、とてもではないですが楽観を許す状態ではありません。と同時に、そのシリアスな状態を東電は実にスムーズに社会に発表することにも成功してしまいました。今、大きなパニックなどは起きていません。それはそれで評価すべきことでもありますが、以前からこの連載で記していた通り「放射能慣れ」してしまった社会が、本当の核の怖さに不感症になってしまっていないか、正直なところ心配です。

懸念される環境汚染

 当初の安全性の議論は「核燃料の大半は炉の中にきちんと納まっているので安全です」という文脈でなされてきました。それがだんだん「燃料鞘の一部溶融」「部分溶融」「残存率55パーセント」などなどの議論に移ってゆき、現状ではほぼ全面的な燃料棒の溶解と格納容器底部への沈殿・ことによると集中といった話になっています。

 従来は、例えば使用済み核燃料プールの「高濃度汚染水」の漏出などが問題になっていたわけですが、今の状況は高濃度とかそういう話でなく、核燃料がまるごと水の中に出ているわけですから、冷却水の循環そのものが極めて危険な状態であること、これを正しく怖がる必要があります。むろん冷却はしなければなりません。しかし、その冷却水は既に汚染水という段階でなく、かなりの確率で「核燃料そのものがじゃぶ漬け」の状態です。東京電力はこれを「安定して水で冷やされている」とマイルドな表現をとっていますが、管理に極めて慎重な配慮が求められるのは言うまでもありません。

 と同時に第一に考えねばならないのは、海水や土壌など、周辺環境への漏出でしょう。これは、空気中の放射線量の危険性を評価するのとはわけが違います。環境内に漏れ出た放射性物質は、とりわけ生物による濃縮が懸念され、魚介類や野菜などを通じて人間が摂取する内部被曝のリスクも、大いに懸念して「正しく怖が」らねばなりません。

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原発 7

http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-49.html

■ WSPEEDI情報の一部がようやく公開された・・・

文部科学省が5月10日、隠し続けてきたWSPEEDI情報の一部をついに公開した。WSPEEDI(第二世代SPEEDI)とは数千km圏内をカバーする広域SPEEDIのことで、日本全域が範囲内のはずだが、今回公表されたのは静岡・長野の一部から岩手・秋田の一部まで、しかも3月25日まで、ヨウ素131のみ、というごく限られたデータである。予測値ではあっても、4月に気象庁が公表した飛散濃度予測マップよりもかなり細かい放射性物質汚染分布が分かるので、人々の安全にとって最重要情報の一つであるはずだ。事故発生から約2ヶ月経ってのこの公開はあまりにも遅すぎると言わざるをえない。情報隠蔽を決定した者たちの罪が法廷で問われるべきであるが、その怒りはここではいったん抑えて、今回公開されたWSPEEDIのヨウ素131の地表堆積量(沈着積算量)の濃度区分から読み解ける新たな情報を見ていきたい。

資料出所:文科省のリンク元ページ(3月25日のところ)、PDF文書「福島第1原子力発電所(特定条件WSPEEDI)[3月25日]」(3ページ目が地表堆積量)


■ ヨウ素131汚染区分(3月25日時点の地表堆積量)

WSPEEDI_ヨウ素131地表堆積分布図
※画像をクリックすると拡大されます

超高濃度汚染地区(黄色):1,000,000-10,000,000Bq/m2
福島県東部(避難エリア)だけでなく郡山市北部から福島市中心地を経て宮城県白石市南部あたりまで、そしていわき市より南の茨城県北茨城市・日立市あたりまでのエリア。ちなみに同じ資料の2ページ目を見ると、福島県本宮市や茨城県高萩市あたりまでヨウ素131による幼児甲状腺等価線量が50-100ミリシーベルトという凄まじいレベルの汚染エリア(オレンジ色)、福島県福島市や宮城・茨城・千葉の一部に20ミリシーベルト以上の超高濃度汚染エリア(黄色)が広がっていることが分かる。

高濃度汚染地区(緑色):100,000-1,000,000Bq/m2
福島県中部の大部分、宮城県の約8割、山形県の南東部、茨城県のほぼ全域、栃木県の約5割、千葉県の北部・東部と南端部、埼玉県の約4割、群馬県の約2割、東京都の奥多摩を除く大部分、神奈川県の約5割(横浜市の一部含む)、静岡県伊豆半島(熱海市から伊東市にかけて)などのエリア。

中濃度汚染地区(水色):10,000-100,000Bq/m2
上記以外の東北・関東・静岡・山梨のほぼすべて、秋田県南東部、新潟県の約5割(南側)・長野県北東部などのエリア(※福島県西部は東京都心より濃度低い)。

低濃度汚染地区(濃い水色):1,000-10,000Bq/m2
東海地方の一部、日本海側の北陸・東北地方の一部。

※超高濃度・高濃度・中濃度・低濃度という言葉は当ブログ独自もので、あくまでWSPEEDIの濃度区分に便宜上当てはめただけです。画像にある通り「実際の放射線量」ではなくあくまで予報データではありますが、各地の相対的なヨウ素131堆積濃度に関しては今のところ一番信頼できる情報だと思います(都道府県別降下量実測データは3月18日以前の一番肝心な部分が抜けている点が致命的)。ちなみにヨウ素131は放射線を出し終わるとキセノン131という放射性物質に変化します。


■ セシウム137の地表堆積量を推定してみる

当ブログでは文科省が公表してきたヨウ素131・セシウム137の地表降下量(3月19日以降、福島・宮城はデータ欠損)を集計してきたが、3月25日までの降下量累積でヨウ素131のセシウム137に対する倍率を求めると、静岡3.3倍、茨城8.1倍、東京13.2倍、千葉40倍など地域によってかなりばらつきがある(福島県についてはデータの得られる3月28日以降の1週間の合計値で比較すると約20倍)。この比率をWSPEEDIデータに適用して、3月25日時点でのセシウム137堆積量を推定すると、以下のようになる。

<セシウム137>
千葉県千葉市:250-2,500Bq/m2(実測値では53,000Bq/m2)
東京(奥多摩以外の大部分):7,700-77,000Bq/m2
静岡県の一部(熱海・伊東など):30,000-300,000Bq/m2
茨城県(北茨城・日立除く):12,500-125,000Bq/m2
福島県福島市中心地:50,000-500,000Bq/m2

ただし千葉市については日本分析センターの土壌調査(調査地点は4月14日)で、小石混じりの土の表面から、ヨウ素131が48000Bq/m2、セシウム134が53000Bq/m2、セシウム137が53000Bq/m2検出されている(3月26日から4月14日の分が含まれてしまっているが各種データを見れば3月25日までの分が圧倒的な割合を占めることは確実)。東京の大部分が千葉市よりも1ランク高濃度であるという新たに分かった事実と、この千葉市の53000Bq/m2という実測値を合わせて考えると、東京の値が53000Bq/m2を下回ることはほとんど考えられない(文科省の降下量データでも千葉より東京の方がセシウム137降下は多い)。また福島市の中心地より東側のエリアについては、5月6日に公開された航空モニタリングの結果でもセシウム137の堆積量が300,000Bq/m2以上という値が出ている。これらのことから、上の予測値の中の最低値よりも最高値の方が現実に近い値であると考えられる。

以上のように今回のWSPEEDIの一部公開によって、3月25日時点のおおまかな値ではあるが、各地のセシウム137の地表堆積量を以前よりはましな方法で推定できるようになった。それにしてもこの国の政府、アルファ線も地表からの放射線の多くもキャッチできないビル屋上で測った放射線量でよくもまあ人々を騙してくれたものだ。


■ チェルノブイリ汚染区分に当てはめてみると・・・

最後にチェルノブイリの汚染区分と比較しておこう。ここでは先述した理由から予測値の最高値を使って計算する。

<セシウム137>
東京(奥多摩以外の大部分):77,000Bq/m2(MBq/km2)=2.1Ci/km2
茨城(北茨城・日立除く):125,000Bq/m2(MBq/km2)=3.4Ci/km2
福島市中心地:500,000Bq/m2(MBq/km2)=13.5Ci/km2
※1Ci(キュリー)=37000MBq(MBqは百万ベクレル)
<チェルノブイリ>
第一区分(強制移住エリア):15Ci以上/km2
第二区分(補償つき任意移住エリア):5-15Ci/km2
第三区分(放射線管理エリア):1-5Ci/km2

福島市中心地の13.5Ci/km2とは、補償つき自主移住が進められたチェルノブイリの第二区分(5-15Ci/km2)に匹敵する。東京の2.1Ci/km2はチェルノブイリの第三区分(1-5Ci/km2)に匹敵する。この記事ですでに千葉市が第三区分に含まれると書いたが、WSPEEDIの情報から東京の大部分も第三区分に含まれる可能性が濃厚になった。この第三区分のエリアでは、住み続けても安全だと言われていたにもかかわらず、チェルノブイリ災害から10年から20年の間に、その地域で呼吸しその地域の食品を食べていた人々(成人含む)の中でガンや白血病や遺伝的病気が増加した

これらは3月25日までの堆積量の推定値であるが、もちろんその後もセシウムは放出され続けている。地表がコンクリートでかなり下水に流れたエリアを除けば、堆積量もさらに多くなっているはずだ。福島市近辺でもすでに第一区分(15Ci/km2以上)つまりソ連が強制移住としたレベルにまで達しているかもしれない。航空モニタリングのデータでは30km圏外の飯舘村で81Ci/km2以上(セシウム137)というとんでもない値が出ている。


引き続き政府には、まだ隠し持っているすべてのデータ・予測値の公表と、一向に行われないプルトニウムやウランの計測を求めたい。また25人に1人の子供をガン死させるレベルの学校の基準値や、国際基準より数十倍ゆるい食品・水の基準値を早急に見直し、徹底的な放射性物質の除去・排除に努めてもらいたい。

※たれ込みがあったので、追記もご覧下さい。


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※追記
 
読者の天狗さまから、以下の2つの画像を頂きました。最初のは、天狗さまが4月中旬にNHK「朝イチ」の報道をキャプチャされたものとのことです。二つ目は、天狗さまがそれを拡大して日本地図を重ね合わせたものです。

WSPEEDI_110315_InfantDose01

WSPEEDI_110315_InfantDose02

これはWSPEEDIの幼児甲状腺等価線量予測値の3月15日版のようです。4月中旬ということは、小佐古氏が辞任会見でWSPEEDIのことを暴露した4月末よりもさらに前に、NHKはこの情報をつかんでいたことになります。一体どういうことなのでしょう。それにこのテロップには、3月「16日に計算されていた」とあります。つまり遅くとも3月15日分から政府はWSPEEDIデータをリアルタイムで持っていたわけです(おそらく最初からデータを持っていたのでしょう)。それをすっとぼけて隠してきたということです。この分布図が示すように、3月15日前後には埼玉・群馬を含む関東に大量の放射性物質が飛来しました。この情報を隠して関東の人々への注意喚起を怠った責任は重大だと言わざるを得ません。

貴重な情報提供ありがとうございました。

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2011年5月15日 (日)

ベラルーシで医療支援活動をされていた菅谷 昭 さんのお話

菅谷さんは、2004年から松本市の市長をされている方だそうです。

以下抜粋

ベラルーシで、子どもの甲状腺がんは、
チェルノブイリ原発事故から5年たって、急増した。
小児の甲状腺がん患者は、事故当時0~9歳が97.6%を占める。
10歳以上はわずか2.4%であった。

幼少時代に、汚染された空気を吸い、水や牛乳を飲み、
いちごやキノコ、ジャガイモを食べて過ごした。
幼小児期の甲状腺は、放射性ヨードを多量に摂取し、
その影響を高度に受けやすいことがわかっている。
経路汚染による内部被曝から、
子どもや妊娠、授乳中の女性を守ることによって、
将来の子どもたちの命を守ることができる。

菅谷 昭さんは、2004年から松本市長をされている。
定例の市長記者会見で(2011年3月22日)、
ベラルーシの医療支援の経験から、
経路汚染による「内部被曝」の怖さについて、話されている。
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/kaiken/teirei20110322/index.html

【記者】
東京電力福島第1原子力発電所の事故に起因する放射能汚染で、
ほうれん草、クキナの出荷停止が現実的におきて、
市長が以前お話になっていた土壌汚染が現実的なもの、
となってきたのですが、実際に内部被曝を、市長おっしゃっていたのですけれども。
はたして食べても安全なのか、市長のチェルノブイリで医療支援活動された経験から、
ご見解をもう一度伺えればと思ったのですが。

【菅谷市長】
はい、それでは今の記者のご質問ですけれど、
私はずっと、常々というか、最初からこの件に関して、
私の言葉として表現されているのは、
とにかく、核の事故、放射線の事故というのは、
最初から最悪の事態を想定して、
先手、先手で手を打っていくことが大事じゃないかといことを、
私が5年半の経験(ベラルーシでの医療支援活動)をもとに、
日本に帰ってきてからそう思っておりました。

しかし、そういう中でまさかこういう状況になる、と思っておりませんでした。
一つは20キロの避難ですけれど、
できれば30キロまで広げたほうがいいのではないかと申し上げ、
あわせて、予防的に無機のヨード剤を投与しておいたほうがいい、
ということも申し上げました。

場合によって避難は、やはり50キロ位、
チェルノブイリの場合だと30キロゾーンは、人が住めないわけですけれど、
チェルノブイリと同じにしてはいけないのですけれど、
できれば50キロ位までの範囲は、注意したほうがいいのではないかなと。
それくらい、いわゆる大気汚染が広がるよ、ということを申し上げたとこでございます。

それから、特に乳幼児妊産婦に対しては、
ヨード剤の予防投与は、まさに内部被曝の問題なんですよ、
ということを申し上げきたんですね。

政府を含めて皆さん方は、外部被曝のことだけを取り上げているので、
そうではなくて、皆さん3つの点に注意してください。

一つはマスクをしてください
なぜマスクをするかというと、汚染された(空気に)浮遊している放射性の降下物が、
鼻から気道、気管をとおして肺に入って、吸収されて血液の中入って、
体に蓄積されるということですね。

二つ目は、は露出してはいけないということ。
これは皮膚から吸収されて体の中に入っちゃいけない。

もう一つはから入るという、この三つですね。
経気道的、経皮(皮膚)、それから経口的です。この三つが経路です。
できるだけ取り込まないように、と言っているのです。

取り込まれたらどうなるかいうと、放射性物質が放射性ヨードであり、セシウムであり、
ストロンチウムであり、プルトニウムであって、それらが入ると大変なことになりますよ。

これは今じゃなくって、5年、10年、30年。セシュウム、ストロンチウムの半減期が
30年ですから、放射性ヨードの半減期は8日ですけれども。

取り込まないように言っているにもかかわらず、
今回(福島原発事故)のほうれん草は、今度はシーベルトからベクレル、キュリーです。

皆さん良く知っているキュリー夫人のキュリーです。
放射能の強さを表すのですけれども、今回(福島原発事故)のほうれん草の場合、
日本の基準で2000ベクレル/キロですよね。
という事は、倍になっていて、それを食べてもいいかって言われたら、
語弊がありますが、できるだけ口にしないほうがいいだろう。

というのは、現地(ベラルーシ)に行った者として、
本当に言いたいのは、子どもたちや妊産婦、胎児の命を守る、
という意味で、5年とか10年(後に甲状腺がんが発症する)。
チェルノブイリ(ウクライナ)で甲状腺がんの子どもが、増えたのが5年後ですよね。
5年後から出てきているんですよね、急激に。

事故前の子どもの発症率は、(ベラルーシで)100万人に1人か2人で、
これはチェルノブイリ(ウクライナ)でも同じなんですよ。

それが、汚染地(ベラルーシ)で(5年後)になると、100倍になったり、ひどい時には130倍ですね、(ベラルーシの)ゴメリ市なんか。

だから将来のことを考えれば、これは本当に申し訳ないけれど、作っている方々に。
しかし、風評ではなくて事実として、やはり押さえておかなければいけないと私は思って、
パニックでなくて国民も冷静に聞いてくれて、
そして今の時期は、食も少しひかえてもらうということ、
そのためにも、早くに放射性ヨードを投与しないと、もう入ってしまったら終わりなのです。

私は、前から予防適応しておいた方がいいですよって。
今政府においては後手、後手ですよね。
避難している人たちも、放射性ヨードっていうけれど、もう避難しているわけですから、
避難中に被曝して入ってしまえば、いくら後でやっても遅いのです。

そういう事がちっともわかっていないことが、きわめて残念だ、ということを申し上げたいですね。ですから(福島)原発の今の状況は、是非とも国をあげ、
それから海外の力を借りて、とにかく消火する。

外に放射性物質を出さないことは、最大限やってほしいのだけれど、
私はもう一つ、最悪であった土壌汚染は、これまさに環境汚染。
水も汚染ですし、それから食物も汚染、これ出てしまったんですね。 

ですから、次は経路汚染、経口的に、からだに取り込まないようにすることは
当たり前のことです。けれど、それが抜けちゃって「安心、安心」、
放射線1回浴びることとしているが、そんな問題ではないですよね。

あれは外部被曝なんですよね。皆さんだって検査された時にエックス線を、
浴びるわけですよね。それは1回だけですよね。

そうじゃないんです。入ったものは沈着して抜けない、
いわゆる放射能沈着と表現しますけれども、放射線降下物、フォールアウトですから、
今舞っているのが下に降りますから、落ちると土壌が汚染されます。

当然、土壌と、それから水だって汚染されます。一方で葉物ですよね。
葉っぱの上にやはり降下するわけじゃないですか、放射性物質が。
で、それを牛や羊が食べるわけじゃないですか。
そうすると放射性物質が、今度はお乳の中にでるわけですよね。

そのお乳を人間が飲むわけですよ。これがいわゆる食物連鎖ですよね。
またその土壌の中に落ちると、それを食べた牛やヤギが、糞、おしっこを出します。
ここに放射性物質がたまりますから、それがまた地面、土壌を汚染するという悪循環、
食物連鎖になっているわけです。

また、汚染された土壌からは、セシウムが、今度は葉物じゃなくて根菜類、
根から吸収されますから、
特にセシウムは、消化管からほとんどが吸収されるわけですから。
それから放射線は、甲状腺に集まってしまうわけです。

そういうことを事実としてとらえて、報道していくのは、国からもいかないと。
単に「冷静に行動してください」とかでなくて、数的なもので。被曝が5年、10年、日本で、
もし将来ですね、わかりませんけれど悪性の新生物が、
日本で増えてきたような状況の時には、いったい誰が責任とるんでしょうかね。

そういう意味で、できるだけ放射性物質を、体に取り込まない注意を
お互いにしていったほうがいいのではないかな、ということであります。
今後、全国でも食品に対しては、多分、汚染の状況をチェックしてくださいという言葉が、
いろいろ出てくると思います。

心配ないものは本当に食べていいです。
私自身は汚染地(ベラルーシ)でジャガイモを食べたり、人参を食べたり、
玉ねぎを食べたりしたけれども。大人はまだいいですけれども、
これから生まれてくる子どもや、小さい子どもには、
そういうことの無いようにしてあげなければいけない。

そこで放射能の許容レベルは、先ほど記者が言われたように、
これは許容レベルというのはあるんですけれども。
例えば事故の時にポーランドでは、事故から4日目なんですけれども、
国の命令で、乳牛に新鮮な牧草を与えることを全国的に禁止しているんですよね。

それから、100ベクレル/リッターということは、100ベクレル/キログラム以上の
汚染ミルクを、子どもや妊娠、授乳中の子どもが飲むことを禁止しているとか、
4歳以下の子どもは原則として粉ミルクを飲ませる。
粉ミルクの不足分は、急きょオランダから緊急輸入をしている。

それから子どもや妊娠、授乳中の女性は、できるだけ新鮮な葉菜類、
葉物は摂取を控えるように、指示している。こういうふうに対策をとったんですね。

今回(福島原発事故)の場合に、これ(基準)が1000ベクレル(ポーランドの10倍)ですから、
ほうれん草なんか4000ベクレルですから、そういう意味では、やはり残念だけれども、
特に生産者は本当に気の毒ですけれども、子どもたちの命、将来のことを考えれば、
この場は、政府が最大限に保証してあげるということで、
しばらく汚染の状況が安全のところまで行くまでは。それは、ミルクもそうですね。

1986年が(チェルノブイリ)原発の年ですけれど、
1987年ヨーロッパの食品の放射能の限度というか、安全許容量を出しているのが、
有名なネイチャーという雑誌に出ているんですけれども、
これは、乳製品だと、バターとかミルクとかチーズとか、
アイスクリームは、セシウムは1000なんですね。
ヨウ素が500なんです。ストロンチウムが500、プルトニュウムが20ベクレル/キロです。

乳製品以外の食品は、セシウムが1250、ヨウ素が3000、
ストロンチウムが3000、プルトニウムが80。
それから飲料水は、セシウムが800、ヨウ素が400、
ストロンチウムが400、プルトニウムが10。
また家畜の飼料は、セシウムが2500と、このように、一応基準は設けてあります。

多分これに準じて、日本の場合もやってあるんだろう、
と思いますが、きちっとしたものは無いんですけれどね。
各国違います。しかし大体この一つの基準というのはあるわけで、
どれがいい、どれが悪いんじゃなくて。

ご承知の通りチェルノブイリだって、30キロゾーンでなくて、100キロ以上離れたところで、
ホットスポットって言いまして、ある場合には雨の状況で、日本は雪ですけれど、
それによっては放射性のフォールアウトがある所に、集中的にポンポンと点状に落ちる。だから、そこで生産されたものというのは、当然汚染されるわけです。

そういう意味で、今回私も意外だったのは、
茨城の方で高濃度ってなぜかって、これは当然大気汚染で、
あちこちに汚染された大気があるわけですから、
その中に雨が降って雨の粒の中に、私が前に言ったように、
「雨とか雪は注意した方がいいですよ」と言ったら、雪が降ってしまいましたけれど、
そういうのはやはり、放射性降下物も含まれて落ちるわけですから。

残念ですけれど、そういう所は可能性があるということを、
一応私は、皆さんをパニックではなくて、
「こういう事実がありますよ」と、いうことを知っておいてもらった上で、
冷静に対応してもらう、こういう表現をしていかないと。

ただ単に、エックス線を当てて1回でこうだとか、そういう外部被曝のことを言われるので、
菅総理大臣が自ら国民に向かって「こうなんだ」って、
とにかく子どもたちや妊産婦を含め胎児たちの命を守るんだと、
将来のことを考えて、ということを言わないと、私はいけないと思っております。

これは誤解なきように。
皆さん方が、ある言葉だけを出されますから、誤解されて、
私はいつも言われてしまうんですけれど、もし、心配だったら全部出してください。
そうでなかったら出さないでください。

私は皆さんに今、私自身がチェルノブイリで経験したことを、お話ししているわけですから。
決して政府を批判ではないんですけれど、事実としてとらえてほしい。

しかも、国民の皆さんは落ち着いてくださいと。
こういう事があるけれども、安心なものは食べていいですから、
ということで私は申し上げております。

私自身も、5年も汚染地(ベラルーシ)で、向こうの人と同じものを食べてきたわけです。
だから、実際に言えるのは甲状腺のがんに関して、放射性ヨウ素がこんなに高いのに、
昨日の長野県の報道を見ていますと、その4000ベクレルじゃないですけれども、
「ほうれん草を洗わないで500グラム食べても安全だ」という、
そういう県から、もしメッセージを出しているようでしたら、報道を見た限りですけれど、
これが事実であれば、大変な事を言っているなということで、
やはり相談にのる人も慎重な答をしていかないと。

安心安全と言っても、新聞の社説によっては、「安心安全冷静ということは、もっと具体的
に出してもらわないと、私わかりませんよ」と言うのは、私はあの通りだと思うんです。

内部被曝の問題は、一切出してないし、食物連鎖の話も、一切出してないです。
しかも、5年10年先のことを出してないですね。
私はそういうことも出していかないと、国民がうんと不安に思うから、
敢えて今日は申しあげたところでございます。

是非とも報道の皆さんも、ある意味では刺激的なタイトルで出す。
それはやめてください。私は事実を申し上げただけでございます。

皆さん、全部出してください。出さないから、そこだけ取っちゃうから、
読んだ市民が非常に不安になるから。

今日お願いしたいのは、書けないんだったら出さないでほしい、
ということ、皆さんの中でご理解いただきたいと、このように思っております。以上です。

菅谷松本市長。2011年3月。

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原発 その6

原発から50キロ以上離れた田んぼの土から高濃度のプルトニウム

5月11日には神奈川県の南足柄市で栽培されていたお茶畑から政府の基準を上回る放射能(セシウム)が検出されている。また、ある食品メーカーが独自に調査した結果では、福島第一原発から50キロ以上離れた水田の土から、政府が発表している数値よりケタ違いに高い放射線が検出されたという。

 この食品メーカーによると、現時点でその結果を公表するのは影響が大きすぎるため発表は控えているとのことだが、その田んぼの土からは高い濃度のプルトニウムも検出されたそうだ。

 一方、5月12日になって、東京電力は福島第一原発の1号機の原子炉に穴が開いている可能性があると発表した。

 それが事実だとすれば、燃料棒を冷やすための水を常に供給し続けなければならず、それが高濃度の放射能に汚染された排水となって海に流れ出続ける危険性がある。

 福島第一原発の放射能汚染は、水蒸気爆発以降収まっているように見えるが、実際には汚染を続けている。新たな水蒸気爆発の危険性も高い確率で残っている。

 プルサーマル運転をしていた福島第一原発3号機では、燃料に高い比率でプルトニウムを混ぜていたため、チェルノブイリやスリーマイル島の事故とは別に半減期が2万4000年と目が飛び出るほど長いプルトニウムによる汚染が広がる危険性がある。

半減期が2万4000年の怖い汚染の静かなる広がり

 新聞やテレビの解説者によれば、プルトニウムは万が一人体に取り込まれても異物として排除されやすいので心配はいらないという。

 しかし、プルトニウムが大気や土壌、そして海水へと撒き散らされ続ければ、再び人体に濃縮された形で取り込まれる危険性は十分にある。何しろ半減期が2万4000年なのである。紙や木が燃えるようにはなくなってくれないのだ。

 プルトニウムはα線(陽子2つと中性子2つのヘリウムの原子核)を放出する。α線は紙1枚でも防げるので人体の奥深い組織には悪影響はないとされるが、一方で肺に吸い込むと肺胞の表皮組織を集中的に傷つけて肺ガンを引き起こすとも言われている。

 原発は、いったん事故を引き起こせば、地元の住民に、そして日本人全体に甚大な被害をもたらし、また地球を非常に長い期間汚染し続けるリスクを背負っている

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/7890?page=2

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やっと認めたメルトダウン…

2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める

東京電力は14日の記者会見で、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と説明し、核燃料全体の溶融(メルトダウン)の可能性を初めて認めた。

 1号機では、11日に水位計を調整した結果、炉内の水位が低く、燃料が冷却水から露出して溶けたことが確実となった。2、3号機の水位計はまだ調整していないが、1号機と同じ仕組みのうえ、もともと1号機より低い水位を示している。

 ただ、東電は炉内の温度などから、2、3号機は1号機より燃料の損傷が少ないと推定している。

(2011年5月14日22時34分  読売新聞)

どうやら、1~4まで全てメルトダウンで、もはやチェルノブイリを越えるとかの
レベルじゃないくらいになってきてしまった。
この予想は京都大学の小出準教授が予想していた通りの展開。ため息。

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2011年5月12日 (木)

原発 その5

内部被爆を防ぐ為に

http://allgenrenews.seesaa.net/article/200098428.html

感度の低い大人(40代以降?)は
神経質にならなくても大丈夫だと思いますが
子供だけは…と思います。

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原発4

南足柄の茶 規制値超え セシウム 神奈川の農産物で初

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011051202000028.html

茶葉などから通常を上回る放射性物質 静岡

静岡県は11日、御前崎市で採取した茶葉とタマネギ、浜岡原発周辺海域のシラスから、過去の変動幅を上回る放射性物質を検出したと発表した。福島第1原発からの放射性物質の影響と考えられ、県はいずれも「健康への影響を心配するレベルではない」としている。

 御前崎市の茶葉1キロからは、通常はほとんど検出されないセシウム134が41・3ベクレル、セシウム137が41・6ベクレル、ヨウ素131が1・51ベクレル検出された。国は茶葉について放射性物質の暫定基準値を定めていないため、野菜類の基準値を準用して「問題ない」と判断した。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110511/szk11051118450013-n1.htm


隠し切れない真実がどんどん出てきます。

3月15日頃からドイツや北欧のspeediをウォッチしていますが
概ね太平洋側に風邪は吹いていましたが、
関西方向へ流れた日も数日ありました。
風邪の強い日は、静岡や、長野、太平洋側は渥美半島あたりまで
予想図範囲内に入っておりました。

ただ、土壌も含め複数の個人が実際に計測されている中部~関西地域の
数値は、通常時よりもわずかに高いくらいです。

遠く離れたアメリカやスウェーデン、ドイツで、微量のセシウムやプルトニウムが
発見されているとの事ですから…。


安心しきってしまわず、かといって過度に反応せずにいたいと思います。


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原発その3

チェルノブイリを超えた放射能汚染

きっこの日記 2011年5月9日
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

そんなこんなで、今日の日記は、母さんと行った温泉のことでも書こうと思ってたんだけど、いくら自分が西の果てに疎開してるからって、東ニポンが大変なことになってる原発問題をホッタラカシにはしておけない。ツイッターでは、チョコチョコと情報を流したり注意を呼びかけてるんだけど、文字数に制限がない日記じゃないと重要な情報は発信できない。だから、あたしの温泉の話は次の機会にして、今日は、あまりにも大変なことになっちゃった東ニポンのことを書こうと思う。

で、何が「あまりにも大変なこと」なのかって言うと、菅さんが鳴り物入りで発表した「浜岡原発を停止するように私の判断で要請しました」っていうグッドニュースの裏で、できるだけ国民に知られないようにコッソリと発表されたバッドニュース、「原発周辺の累積汚染度」のことだ。今までは、文部科学省だけが情報を独占して、何週間も経過してから都合のいいデータだけを公表してきたけど、今回は、ニポンの文部科学省だけじゃなくて、文部科学省とDOE(米国エネルギー省)による合同の航空機モニタリングだから、アメリカでもおんなじものが発表される。だから、ニポン政府も、データを改ざんすることができない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

‥‥そんなワケで、この
「文部科学省と米国DOEによる航空機モニタリング」
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1304694_0506.pdf
はPDF資料なので、見られる人は見てもらうのが早いんだけど、見られない人のためにザクッと説明しとく。これは、4月29日に、福島第一原発から半径80キロの範囲の放射能汚染度をヘリコプターと航空機から計測したもので、その結果が地図に示してある。で、地図を見た人はブッ飛んだと思うけど、「別紙2」の「セシウム134と137の地表面への蓄積量」がものすごいことになってるのだ。

地図を見れば一目瞭然だけど、1平方メートル当たり300万~3000万ベクレルっていう殺人レベルの高濃度汚染が、原発から20キロ、30キロどころか、30キロ圏外の飯館村まで広がってる。チェルノブイリでさえも、最高で1平方メートル当たり380万ベクレルで、148万ベクレル以上は「強制避難」させられたんだから、この「300万~3000万ベクレル」って数値が、どれほどのものか分かるだろう。ちなみに、チェルノブイリでは、1平方メートルあたりの放射能汚染度が148万ベクレル以上は「強制避難」、55万5000~148万ベクレルは「強制移住」、18万5000~55万5000ベクレルは「希望者は移住を認める」、3万7000~18万5000ベクレルは「放射能管理が必要なエリア」とされてる。

この計測結果と、原発から40キロの飯館村でIAEAが計測した「1平方メートル当たり2000万ベクレル」っていう放射性ヨウ素の数値から推測すれば、どう考えてもチェルノブイリを遥かに超えた汚染が広がってることが分かるだろう。そして、その下のランクの100万~~300万ベクレルの汚染に至っては、原発から50キロ以上のエリアにまで及んでる。他にも、伊達市や福島市のように原発から60キロも離れてるのに、雨によって集中的に高濃度の放射性物質が降下した「ホットスポット」になってて、場所によっては60万ベクレルから300万ベクレルも汚染されてるエリアもある。これが、チェルノブイリで「強制移住」になったレベルだ。

それから、二本松市、本宮市、郡山市、須賀川市などは、原発から50キロも離れてるのに、場所によっては30万~60万ベクレルも汚染されてるし、それ以外のすべての地域も、一応は「30万ベクレル以下」ってことになってるけど、これが「0」じゃないことは誰にでも分かるだろう。それどころか、地図の下のほうを見ると、隣りの茨城県の北茨城市や高萩市まで汚染されてる。つまり、これは、あくまでも「80キロ圏内」だけを計測したものだってことで、実際の放射能汚染は、もっともっと広範囲にまで広がってるってことだ。これらは、チェルノブイリでの「強制移住」よりは汚染度が低いけど、それでも、何ヶ月も生活することはできないレベルだ。特に、子供や女性は、1日も早く遠くへ避難しないと大変なことになる。

現在94歳の医師、肥田舜太郎先生は、広島に原爆が落とされた時の数多くの患者を診てきた被曝の専門医だけど、この肥田先生が、先日、福島県を視察に行った。肥田先生の報告によると、すでに福島県の多くの人たちが、かつて自分が広島で診てきた二次被曝者たちとソックリの症状を発症してるそうだ。肥田先生は、原爆で直接被爆した人たちと、原爆の被害は免れたのに、あとから爆心地へ近づいたことによって内部被曝してしまった人たちを数多く診てきた。肥田先生が言うには、広島で内部被曝した人たちは、まず、原因不明の下痢を起こし、直接被爆した人よりも先に死んでしまう人もいれば、ガンや白血病を発病して、何年、何十年と苦しんだ果てに亡くなった人もいたそうだ。そして、今回の福島の視察では、広島の時とおんなじで、原因不明の下痢を起こしている人が何人もいたそうだ。

下痢の症状を起こしてる人たちは、ほとんどが避難所生活などのストレスが原因だと思い込んでるけど、これは内部被曝による最初の症状である可能性が極めて高いそうだ。だから、肥田先生は、「福島の人たちに、すでに広島と同じ症状が現われ始めている。この秋から来春にかけて、次々と広島と同じ症状が出てくるだろうと推測される。内部被曝の影響が大きい子供や妊婦は、早急に避難しないと危険だ」って警告している。

‥‥そんなワケで、セシウムの半減期は30年て言われてるけど、これは、「30年経ったら安全だ」とか「30年経ったらその場所に住めるようになる」って意味じゃない。チェルノブイリでは、事故から25年経った現在でも、未だに30キロ圏内は立ち入り禁止だし、原発から4キロの場所にあった作業員たちの町、プリピャチ市などは、人が住める放射線値まで下がるのは900年後だって言われてる。そんなチェルノブイリが、最大でも1平方メートル当たり380万ベクレルなのに、福島第一は推定2000万ベクレルなんだから、地図の赤いエリアに人が住めるようになるのは数千年から数万年も先、黄色のエリアでも数百年は人が住めないってことになる。

もちろん、その下の緑色のエリアや水色のエリアにしたって、30万~100万ベクレルの汚染度なんだから、人なんか住めるレベルじゃない。たとえば、すでに原発事故が収束してて、あとは今までに汚染された土壌の放射性物質にだけ注意すればいいとしたって、これほどの高濃度のエリアで生活することは極めて危険だ。だけど、実際は、未だに原発からは1日あたり150兆ベクレル以上、1時間に6兆ベクレルを超える放射性物質が放出され続けてるんだから、汚染は増加の一途をたどってるのだ。最近は、原発の映像をテレビで流さなくなってきたから、もう大丈夫なんじゃないかと思い込んでる人もいるだろうけど、これは、5月7日の午前1時すぎの原発の画像だ。複数の原子炉から大量の黒煙と白煙が立ち上ってることが分かると思う。

そして、この大量の放射性物質の放出は、東京電力が菅さんに言われて仕方なく作った、何の具体性も根拠もない「行程表」の通りに、何かの奇跡でも起こって収束したとしても、あと6ヶ月から9ヶ月は放出し続けるのだ。だから、今後の風向きによっては、現在は低濃度の地域でも、チェルノブイリを超える汚染レベルになることだって考えられる。その上、一番危険なプルサーマルをやってた3号機は、しばらく前から水温の上昇が続いてて、注水量を増やしたのに水温の上昇は止まらない「お手上げ状態」になってる。もしも、このまま上昇が抑えられずに原子炉が水素爆発でも起こしたら、最初の建屋の水素爆発とは比べ物にならないほどの大被害が起こる。

‥‥そんなワケで、これらの状況から分かるように、この「80キロ圏内」は当然として、あたしは、もっと広範囲の人たちが、1日も早く、できるだけ遠くへ避難すべきだと思ってる。だけど、政府がやってることは、まるで正反対だ。これらの地域の暫定規準値を大幅に引き上げた上に、こんなに危険な地域の校庭や公園で子供たちを遊ばせてるのだ。

先週、南相馬市を視察と激励に訪れた岡田克也幹事長は、まるで原発で作業してる人たちみたいに、全身を防護服で固めてた。お付きの人たちも防護服姿で、ゾロゾロとヘリコプターから降りてくる様子は、これから原発の中にでも入ってくようなモノモノシー感じに見えた。だけど、出迎えた市長さんたちは、みんな普通の作業着姿で、マスクもしてなかった。そして、分厚いゴム手袋をした岡田幹事長と、素手の市長が握手をした。岡田幹事長は、この完全防護服姿のまま、マスクもしてない現地の人たちを激励したんだけど、あたしは、何だかな~って思った。

ま、政府の人間は現場のホントの汚染レベルを知ってるから、当たり前っちゃ当たり前のことだけど、枝野官房長官にしても、岡田幹事長にしても、自分が福島県に行く時に原発作業員とおんなじ防護服を着てくのなら、「直ちには健康に影響がない」とか「規準値以下なので食べても問題ない」とか言わないでほしい。今回の原発事故が起こった、わずか5日後の3月17日、政府は、食品の放射性物質の規準値を大幅に引き上げた。たとえば、根菜、芋類を除いた野菜類は、ヨウ素を2000ベクレル、セシウムを500ベクレルに大幅に引き上げたけど、これは、あくまでも「緊急時の暫定規準値」だ。つまり、原発が事故を起こした時なんかに、それが収束するまでの一定の期間とか、安全な場所まで避難するまでの一定の期間てことで、こんな規準値の野菜を何ヶ月も食べ続けたら大変なことになる。

先週は、いわき市、相馬市、伊達市などで採れたタケノコから、最大で1820ベクレルものセシウムが検出されて出荷停止になったけど、これだって今までの他の野菜とおんなじで、セシウムが500ベクレル以下になったら出荷再開になり、買わない消費者は「風評被害」だと批難され、小学校の給食や外食チェーンなどを通して多くの国民が内部被曝させられることになる。今回の「航空機モニタリング」の結果を見れば分かるように、福島県は全域が放射能汚染されてるんだし、周辺の県だって汚染されてることは間違いないんだから、ホントに農水産物の「風評被害」をなくしたいのなら、規準値を超えたから出荷停止、規準値以下になったから出荷‥‥ってことを数日おきに繰り返すんじゃなくて、規準値以上だろうが以下だろうが土壌汚染や海洋汚染が完全に安全なレベルに下がるまで、汚染エリアすべての農水産物の出荷を停止して、ぜんぶ東京電力に補償させるべきだろう。

今、政府がやってることは、危険な放射能汚染食品を国民に買わせて、国民のお金と健康を使って東京電力の尻拭いをさせてるようなもんだ。一度体内に入ったセシウムは、最低でも100日から200日は排出されないんだから、微量でも蓄積されていく。だから、「暫定規準値以下だから安全」て考えるんじゃなくて、「たとえ微量でもできるだけ食べないようにする」ってのが自分の身を守る方法だ。さらに言えば、政府はヨウ素とセシウムの数値しか発表してないけど、今回の事故では、他にも、プルトニウムやウランから、テルル、ルテニウム、ストロンチウムまで、分かってるだけでも10種類近い放射性物質が検出されてる。だから、たとえヨウ素やセシウムが暫定規準値以下だったとしても、他の放射性物質が規準値を超えてる可能性だって十分に考えられる。

‥‥そんなワケで、マスクもせずに生活してる現地の人たちが「普通」なのか、完全防護服姿で視察に行った政府の人間が「普通」なのかは、放射能汚染の実態を知らされてないか知ってるかの違いなんだから、どちらも「普通」と言える。だけど、何が「真実」なのかは、数年後にハッキリと分かるだろう。もちろん、その時には、菅直人は総理大臣じゃないし、枝野幸男は官房長官じゃないし、岡田克也は幹事長じゃないし、民主党が政権を担当してる可能性も極めて低い。この人たちが福島入りした時の完全防護服姿を見れば分かるように、この人たちは「今の自分のこと」しか考えてないんだから、あたしは、自分の身は自分で守るしかないと思ってる今日この頃なのだ。  

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2011年5月 8日 (日)

原発 その2

◆勉強会に出席していた鳩山前首相が、原子力安全委員会の小原規制課長に放射能が実際にどれだけ放出されているか質問。それに対して、小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」 と、ぽろり。そんなに多いとは、誰も聞いてないぞと、一時騒然。
これまでの発表では、一時間あたり1テラベクレル、即ち1兆べクレル。一日では24兆べクレル。実際には、その数倍の放出量だというのだ。この勉強会のあ とに、小原課長が伝えた正確な数値は、ヨウ素131が、一時間あたり6990億べクレル。一日あたりでは16兆7760億べクレル。

下記が思わずぽろりと実際の数値を公言してしまった動画

http://www.ustream.tv/recorded/14168194

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原発 その1

微量放射能による被害は10年後にやってくる…鎌仲ひとみ監督、「東京も汚染地域」放射能の恐ろしさを訴える

http://www.cinematoday.jp/page/N0031748


 [シネマトゥデイ映画ニュース] 14日、渋谷アップリンクにてイラク、広島と長崎、アメリカの被爆者たちに焦点を当て、目に見えない微量放射能による被害と その関係者を取材した社会派ドキュメンタリー映画『ヒバクシャ 世界の終わりに』の上映後、鎌仲ひとみ監督によるトークショーが行われた。
 原子力問題が高まるなかで上映された、映画『ヒバクシャ 世界の終わりに』は、鎌仲監督が2003年に製作したドキュメンタリー。六ヶ所村核燃料再処理施設の問題に焦点を当てた『六ヶ所村ラプソディー』(2006年製作)、エネルギー問題をテーマとした映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010年製作)と放射能、原発、そしてエネルギー産業の真実に目を向け続けている鎌仲の原点ともいえる作品だ。
 作中には、戦慄を覚えるようなシーンが登場する。アメリカ最大の核施設であるプルトニウム製造工場があるハンフォードは、原爆を製造したときから何十年もの間、放射性物質が環境にばらまかれ、放射性ヨウ素131を、気象観測用の風船をつかってばらまく実験まで行われていた。風下に広がる広大な農村地域の人々は被ばくした。反対運動を続ける住民トム・ベイリーが、鎌仲監督を車に乗せ、ハンフォードの“死の一マイル”と呼ばれる地域を案内するシーンでは、一家全員がガン、奇形児を出産後に自殺、甲状腺機能障害……。延々と続くトムの説明に鎌仲監督も絶句する。一マイル四方に住む28家族ほとんどの家族の女性は甲状腺障害があり、みなが流産を経験していた。最近になって原発問題に目を向け始めたという女性は、「放射性ヨウ素131という言葉は、今朝ニュースで聞いたばかりでした。被爆することの恐ろしさを、真正面から突き付けられた気がしました」と話した。
 「テレビでは、安全です、大丈夫です、と繰り返している。わたしはそれを犯罪だと思います」、12年間、原子力問題と向き合い続け、被ばくに苦しむ人々を取材してきた鎌仲ひとみ監督は、トークショーできっぱりと言い切った。被爆した多くの子どもたちが、白血病やガンに苦しむ姿を見てきた。「喫煙者の発がん率と比べれば」という意見もあるが、では、放射性物質の影響が大きい小さな子どもたち、妊婦たちはどうだろう。彼らが、微量の放射性物質を浴び続けるとどうなるのか、悲劇はすでに始まっている。「一刻も早く、福島から、子どもたち、妊婦たちを避難させたい」、と訴えた鎌仲監督は、東京も例外ではないと警告した。「風や、雨に乗って半減期30年の放射線セシウムが東京に降り注いでいます。土壌は汚染され、小学校のグラウンド、公園の砂場も汚染されます。東京だって、汚染地域です。ハンフォードと同じ、風下の人間たちになってしまったんです」。「ただちに健康には影響しないので、冷静に」と政治家は繰り返している。だが目に見えない放射性物質は、ゆっくりとわたしたちの体内に蓄積していき、10年後、15年後、ガンや白血病となって、わたしたちに襲いかかる。そのとき、「政府は安全だと言っていたのに」と声をあげたところで、時すでに遅く、2011年の福島原発による放射性物質の被爆によってガンになったという因果関係は立証できない。「東京に住む人々は、福島原発に無関心過ぎた。加害者でもあると同時に、わたしたちは被害者になってしまったんです」と鎌仲監督は話した。
 反原発デモに、16,000人が集まっても、ほとんどのメディアが報道しない。電力会社は、大手メディアにとっての最大のスポンサーだからだ。鎌仲監督は、「プロパガンダの罠にはまらず、自分で調べて、考えて」と訴えた。
 この日行われたトークショーの中で、鎌仲監督は、「自分で考えに責任を持ってほしい」と、何度も口にした。原発推進派、反対派、「安全」という人、「危険」という人。たくさんの意見が飛び交っている中、わたしたちは、情報を自分で集め、自分で考え、自分の責任で行動していかなければならない。何を信じ、どう行動するか、すべては自分たち次第だ。(編集部:森田真帆)

このドキュメンタリー映画にも出演されていた医師の動画です
肥田舜太郎医師と福島の女性
http://www.youtube.com/watch?v=tCV3beH_IWI

医師の話はもちろん福島の原発近くに住んでいた女性の方のお話も
ニュースでは見えてこない現実がよく伝わってきます。

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原発 その0

放射能による健康被害についてのドキュメンタリーです。

これを見ると、距離が遠くだから安心とか微量だから安心だと
言い切れなくなります。
排出されずに体内に蓄積されてゆく放射能物質の総量に比例して
微量でも20年とかの月日を重ねて発症するということがわかります。

時間を巻き戻すことは出来ませんし、悲観してもはじまりませんが
なんらかの防御する手段はあるように思えます。
http://www.youtube.com/watch?v=a7YLcLqLg7c&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=bEbKoA_32FA

http://www.youtube.com/watch?v=hX_x7jWDYG8&feature=related

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原発について

普段は、他人がどのような決断をしようが、そこに踏み込むべきではないと思う。
しかし、今回は「有事」であるが故、あえて相手の気持ちを踏みにじる事になっても
書きたいと思った。

糸井さんが、どんな人のどんな決断も一生懸命考えて決めた決断なのだから
例えそれが後に間違いであっても責めるべきではないと書いていたが、
私もそう思う。

ただ「有事」における「危機管理」というものは、最悪の事態を考えて行動するのが
原則だと思っている。
その原則に則って考えると、放射能濃度の高い地域の野菜を、感度の高い
リスク許容度の低い子供に食べさせないようにしたり、
政府発表を信じずに自分で情報の取捨選択をするのは、決して危機を煽ったり
風評被害を広めているとは思わない。

どうしても防ぎきれない現実もあるだろうが、やれる事を試してから
あきらめたいと私は思うし、「命」、しかも未来のある子供の「命や健康」に
関わる事は、他を捨てても守りたいと私は思う。
☆被爆は離れた場所にいても、少量の被爆であってもそれが年月とともに
積み重なっていくとその総量に比例して「癌」や「白血病」や「遺伝子異常」など
深刻な問題が出る事がわかります。

遠く離れた北欧、ドイツでも健康被害はあったという事なので
ももには、サプリを飲ませています。
いざという時のためにお薬も輸入して備えました。
おそらく給食など、以前から食の偽装もありどんな気をつけても
防ぎきれるものではないでしょうから、吸収させない排泄させる
免疫を高める為のサプリを飲ませています。
※サプリや薬品はリスクもありますので、ご自分の判断でお願いします。


今後日本の中で一番地震リスクの高いと言われている地域に住んでいて
活断層の上に建っている原発も近いし、原発銀座と呼ばれいる地域も近い故に
以前から、原発の事は気にしていました。
万が一、日本が攻撃される事があれば、自分なら、都市よりも
効率よく原発を爆発させるとも考えたりしました。
また、中国の砂漠で極秘で行われている核実験のドキュメンタリーを
観たこともあり、どうしたらよいか以前から調べていました。

また、地球温暖化の先にあるクリーンエネルギーとしての原子力発電を
マスコミはもちろん、公教育でも教え込んでいる事(洗脳教育)、を危惧していました。
それ故、以前から「温暖化は詐欺である」と公言している武田先生の
ブログは拝読していましたが、先生が原発利権側の人であり、
いろんなテレビに出演してらっしゃるのを見て、「言っている事とやっている事が
違いすぎるじゃん!」と思っておりました。
世の中には、味方のふりをした敵もたくさんいますから…。
そういう意味において、99%の事実の中に1%の確信的な嘘を言う人を
なかなか信じる事は出来ません。
原発を日本に持ち込んだ人間はマスメディア界の王と言われた人物です。
本当の反原発派の人間はなかなか人気番組に露出したりしないはずです。

日本の原発はいち電力会社の意思決定によって造られたわけではなく
国策によって推し進められてきました。
過去をたどれば、太平洋戦争に負けてアメリカの属国としての日本として
当時のフィクサーや、政治家がお金の成る利権として群がり国策として
水面下で推し進められてきたわけです。
決して、東電だけや民主党だけが悪いわけではありません。
自民はもちろん、民主の先生方もこの利権に群がっていたわけです。
またオバマはノーベル平和賞を受賞しましたが、日本でこのような事故が
おきた後も、推し進めていた新しい原発ビジネスをあきらめられずに
火消しに必死になっていました。
そして原発周辺の市町村はそのリスクと引き換えに多額のお金と
雇用を貰っていたわけです。その中には反対しつつ、抵抗しきれなかった
人達も多くいるでしょう。


東京に住む知人のガイガーカウンターが政府発表とは違う異常な数値を
出したのが3月15日。
そこから、海外のニュースサイトを日々観ておりました。
その数日で、「チェルノブイリもしくはそれを超える可能性がある」ことを
示唆している海外の専門家が多かった事などを覚えています。

何をどんな風に信じるか、どんな情報を取捨選択し決断するかは
個々の自由です。
どの決断も尊いと思います。

世の中には電磁波や、目に見えない細菌や色んな脅威がたくさんありますが
あまり神経質になりすぎても却って支障が出ますし、本末転倒だと思いますが
今回の件については、自分はどうなってもいいが、子供達だけはと思っています。

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