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2011年2月25日 (金)

ディスレクシアの克服~過剰学習2

なんというか算数が苦手というよりも国語(話す、聞く、書く、読む)が苦手というのは
社会生活に支障が大きいように思えてしまう母です。

余程、他の能力(例えば理数系)が秀でていて、特化した能力さえあればいい
企業に勤めていれば大きな問題にならないように思いますが(儀兄がそうです)
居場所によってはこの部分が出来ないと死活問題になりそうに思えます。

今の教育は、書物から知識を得てそれを覚えるという学習法がほとんどです。
学年があがれば、視覚情報は少なくなり文字の情報が増えます。
それでも先生の話が聞ければ問題ないのですが、先生の話もただの音楽に
聞こえてしまうももには、大きな壁に思えてしまうのです。

ディスレクシアの克服は、他の視覚・聴覚障害などと同じように
9歳の壁の概念があり、早い段階での集中的な療育が効果的で、成人以降は
特化したものを専門化が効率よく教えても限界があると書かれていました。

個人差はあるとは思いますが、成人する前の出来るだけ早い段階での
集中介入が必要であるということらしいです。
それほど、ない回路を意図的につくるというのは困難があるという事なのかも
しれません。

また、医師を目指すディスレクシアの青年が大学で専門用語をどうしても
覚えられなくてドロップアウトしてしまった話などを読むとさらに不安になったり…。

大きくなった時に、「あの時にやらなかったから、夢をあきらめなきゃいけない」
とか言われたら…とか思ってしまうのですよ。。。

自分の事なら決断も判断も容易なんですけれども、別人格の子供の事を
予測したり判断したりは難しくて、またそういった事を相談にのってくれて
具体的な指針を示してくれる支援者も側にいない為に
つい自分でなんとかしなきゃと思いすぎてるのかもしれないなぁと思います。

またスペクトラムな障害な為に、一概にディスレクシアと言ってもさまざまなようです。

同じ障害(ディスレクシア、自閉症(アスペルガー)の成人当事者さんに
「大丈夫よ」と励ましていただいて、もも も自然によくなる時が来るのかな?
と思っていた時期もありましたが、
その方は、とてもIQも高く知識量もある方で、ある時、結構難しいクイズラリーで
他の参加者が半分も読んでいないうちに、一瞬で即答されているのを見て
(たぶん、知識量が半端じゃない為に最初の数文字で後の問いを予測して瞬間的に
答えていたと想像)ももと並列には考えられないなぁと思いました。

なので、同じディスレクシアでも、得意を生かしてが適切な方もいれば
もものように得意も伸ばすけど、苦手も頑張るしかないなぁな子もいるように
私は思います。

ただ、盲目的に頑張るのは過去に懲りているので、出来るだけももの認知に
あった方法でとは常に考えています。

ももとは何度も話し合いをしています。
辛くてやめたいなら、自分の認知にあった学びの選択も出来るのよ…と。
でも、ももはそれを選びませんでした。
昨今、発達障害児に特化した学校も出来てきているようです。
ただ、同じ特性の他人に配慮できにくい者が集まってより大変になっちゃった例や
さまざまな話も同時に聞くものですから
もものように人と関わりあいたい欲求の強い子には向いていないのかなぁと…。
総合的に考えて理想的な場所はなかなか難しいように思えています。

目の前の公教育は、古い体質のままなので、つい焦りも産まれてしまいますが、
少し視点をずらせば、物凄い勢いで、もものような子供の学びに役立つものが
出てきています。
そういったお助けグッズに助けてもらいつつ、同時に地道にも訓練しつつ
先の事は全くわかりませんが、前だけを向いてこつこつ歩いていくしかないなぁと
思います。

つい、ネガティブな事に強く反応してしまう母ですが、
過去の動画にあるように、ディステクシア故の才能もあるのだと思います。


主治医は先日、親しい女性の建築家の話をしてくださいました。
ももと似た特性をお持ちの方なのでしょう。
ただ、我が家のパパも建築の設計をやっていて、今の建築業界の
斜陽具合も見ているので、余程の巨匠にならないと
特性を生かして生きていくのも難しい世の中になっている…などと
つい考えてしまう駄目な母なのでありました。

そういう事を言いつつも、結局はどんな事でも、シンプルに自分の
得意とか好きとかにまっすぐ向き合って独自に突き進んでいる人は
実は一番強いのかもしれないと思っています。

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コメント

「ディスレクシアの克服は、他の視覚・聴覚障害などと同じように9歳の壁の概念があり、早い段階での集中的な療育が効果的で、成人以降は特化したものを専門化が効率よく教えても限界がある」

なるほど。。。
ディスレクシアという診断はもらってませんが、LD関係のものを読むと、ハヤトもかなり当てはまるんですよ。
まあ、大きくなれば何とかなるさ~と、今まで何もせずに来ちゃいましたが、
上の部分を読んで、あららら~10歳になっちゃいましたね~coldsweats01と。

大きくなって、進路を考えるときに、やりたいけど出来ないからあきらめようって本人に思わせちゃうのは悲しすぎますもんね。
押したり引いたり、いろいろ試して、がんばるしかない~。

「同じ特性の他人に配慮できにくい者が集まってより大変になっちゃった」
んん~、わかるような気がします(笑)

投稿: みどりん | 2011年2月26日 (土) 17時26分

みどりんさん、コメントありがとうhappy01

9歳の壁の概念はあくまでもひとつのデータにすぎないとお考えいただければと思います。
ほとんどの人は10歳で脳が完成するとの事ですが
森のお子さんは20歳までゆっくり成長しつづける事も
多いと聞きますし、本当のところはわかりません。

水谷先生のように、成人されてから飛躍された方も
いますし…、ひとりひとり抱えている問題も、能力も
違うのでこれという答えはないのかもしれませんね。

ハヤトくんもLDに当てはまる部分があるというのは
驚きです。ただ、みどりんさんご夫婦の押し引き加減は
理想的に思えるし、過度に悲観的にならずに
今を楽しみながら上手く見守られている様子は
すばらしいと思います。

私は、つい目先のことにとらわれて不安になりすぎて
今を楽しめないところがあるので、
もう少しなるようになる…と思えるようになりたいです。

投稿: momoはは | 2011年2月28日 (月) 01時57分

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