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2010年11月16日 (火)

学校における子どものメンタルヘルス対策マニュアル

momoの病院の通院日。
ももが落ちついている今は母親だけで通っている。

帰りのタクシーを待っている間
なにげに手に取って読み始めた本がと~っても
興味深く、思わず帰宅後アマゾンでぽちってしまった。

内容は、まだ15分しか読んでいないので
さわりしかわからないんだけど、
戦後、特に高度経済成長へ一直線に向かう中で
どのような国策があって、どんな風に教育の中身が変化し
それに伴って子どもがどんな風に変化してきたかを
詳しいデータを出しつつ検証していくという内容。

高度経済成長へ向かう中、丁度1970年頃(私が産まれた頃)
に国策として科学技術の向上をはかるために理科というか
科学に力をいれようという事になり、大きなカリキュラムの変化が
あった。(それ以前は、読み書き計算中心?)
また生活のレベルが上がると共に道徳などに力をいれるように
なり、あれもこれもと詰め込み教育へと進んでいく。

1980年代になり、はじめて国がいじめの存在を認める。
いじめ自殺や不登校問題もほとんどなく学校の出席率がほぼ
マックスレベルになるという世界的に類を見ない程の時代が
しばらく続いた後に、非行(金八先生の世界?)が社会問題化し、
その後学校教育の内容が高度になりそれに伴い競争が激しく
かつ上の学校への進学率が高くなるにつれて
それがいじめや不登校という問題へと変化していったらしい。

そうそう、私が10代の頃はヤンキーで中卒であっても
就職は容易だった。むしろ働く側が選べる時代だった。
店長にむかついてやめても、すぐに次が見つかるという
就職を選べる時代だった。

でも、今はかつてと違い高校への進学率が90%?で
さらに大学進学が当たり前になりつつあり、昔のように
それぞれの到達度(中卒、高卒、大卒)で棲み分けが出来ていて
ある程度就職が容易だった時代とは違い、競争が激しくなっている
という事であり、
なおかつ構造的な不況という背景を考えると
相当に就職というものが困難な時代というのが
頭で考える以上にリアルに迫ってきた…(身震い…)

※競争の少ないニッチな道という方向を、ももは模索した
ほうがよいのかもしれない…。

詰め込みの時代は競争の中で自然淘汰があり、
上手くふるい分けされて、それぞれの受け入れ先へと
困難なく就職出来ていたが、
消費する者とつくる側のバランスが崩れている今、
確実に一歩先を見越して作戦を練らないと
働いて食べていくのが難しい時代になりつつあるのかもしれない。

そして非行激化の時代といじめ&不登校の時代を繰り返す中
ゆとり教育への大きな変化があり…
と続くんですよ。

データ自体の信憑性がどれだけあるか?とかまで調べないと
鵜呑みは出来ないんだけど、
教育制度と人々の文化的生活と国策と…もろもろがリンクしながら
子どもが変化してきているのが十分よくわかる興味深さでした。

おそらくその著書は10年くらい前のデータが載っていたので
2000年からの10年の変化の流れの早さなどを考えると
その当時の早くなったと言われている時代の流れに5年くらいの
ブランクで学校がついてゆこうとして破綻していたのならば
2010年、もうすぐ2011年の今、完全に時代に立ち後れている
教育という事になるのかな…と考えてしまった。

その背景の中で、発達障害というものがどんな風に
浮き彫りになってきたのかが次の章では書かれていた。

本が届いて、読んで興味深かったら後日感想を書こうと思う。

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