« ひと息 | トップページ | 森の精 »

2010年9月29日 (水)

火の鳥

近所のツタヤで火の鳥を借りてももと観た。

ご存じ、手塚治虫の作品。

私が子供の頃、テレビで観て、少なからず影響を受けた作品で
日本の歴史の流れを知るにもよい作品。未完作。

今観ても、色あせる事がない普遍的かつ哲学的な作品だと
改めて思う。
子供の頃に観た映像が、成長すると共に実感を伴って
「そういう事だったのか」と立ち止まって考える事が幾度かあり
じわじわと、この物語の凄さを実感してきた。

宗教がどんな目的で使われてきたのか?という面でも
鋭く描いている。

そして、未来編へと続く。

太古の昔から繰り返される人間の欲望と戦争。
その最終局面が核戦争で、最後の生き残り達は
地下に都市をつくって再度やり直そうとするが
結局は残った者同士での戦争が起きてしまい
最後は地下都市も全滅し、
火の鳥に血を飲まされ、永遠の命を授かった者だけが
生き残る。

何億年もかけて再生していく地球。
もう一度宇宙からエネルギーを貰い、海から生物が誕生し
人類誕生を繰り返す。

壮大な物語。


去年末にしめ縄について調べてから歴史に興味を持ったらしいもも。
卑弥呼やクレオパトラの伝記を読んだり、
いろんな日本の神様や神社について調べたりしていた。

それもあって、借りて観たのだが、いまひとつだったようだ。
興味のある編とない編の差がとても大きく感じた。

混沌とした今の時代に
出来るだけ流されずに自己を保つ為にも
本物を見抜く目を持った手塚治虫のこの物語りから
学ぶ視点はたくさんあるように思う。

|

« ひと息 | トップページ | 森の精 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ひと息 | トップページ | 森の精 »