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2010年9月12日 (日)

眠れない夜に想う事。

定型の子は、エスカレーターのようにスムーズに成長し
ももは、階段をひとつひとつ上るように成長するイメージがあります。
でもって、その一段がとてつもなく時間がかかる。
最初の段階であればあるほど、その一段は大変!なイメージです。
しかも、時に混乱して逆走するというか、のぼった階段を
一気に駆け下りる事もありますし、
その一段一段が、確実な一段ではなく、たまたまのぼっちゃった
一段である場合の大変さなどもあったりします。
そうかと思うと、一気にジャンプして上にいく場合もありますし…。

出来た!と喜んだ瞬間、逆に退行してる!?とどん底に落ちたり…。
それを延々と繰り返す育児にも思えます。

また、2次障碍になれば、何年もかけて積み上げてきたものが
一瞬で崩れてしまうわけで…。

どうやったら出来るようになるか?という定型向けの方法はわかりますが
汎化が難しいももの場合、常に工夫と根気が必要になります。

昔、仕事で一年かけて築きあげたプロジェクトが次々とおじゃんになった事が
あって、その時に後輩が「中世の拷問みたいだ」と言った事を思い出します。

ある企業内でのトップ争いで社内の構図が変わると、業者も一新…という
事はよくあります。また、馬鹿管理職の馬鹿のひと声で案が白紙になるという
理不尽な事もよくあります。
毎日それを形にする為にサービス残業も厭わず深夜まで働き
時には、徹夜もしたものが…一瞬で無になるわけです。
それが重なった時、その後輩の心も壊れてしまったようになったのです。

「中世の拷問で一番つらくて酷い拷問のひとつに
自分で掘った深い穴をまた自分で埋めるという拷問があって
これをやり続けると、大抵の人は心のバランスを失って気が狂って
自殺する」という話をされました。

で、自分の仕事はまさに、その拷問に匹敵すると言っていました。

まだ、仕事は給料も貰えますし、ずっと永遠にそのくり返しが続く事も
ありません。たまたま、重なっただけだし。。。

でも、もも達の育児は、永遠にそのくり返しで、結果が見えない
見えたとしても一瞬で無になったり平気でするものです。
特に、自分と子供が違う場合、予測を立てるのは難しく
先の見えない不安と常に戦いつつ、悟りの境地にでも達しない限り
精神状態を一定に保つ事も難しく思われます。

でもって、それは運命であって、子供せいではもちろんなく
また親のせいでもありません。

私もギリギリのところで耐えつつ、先も見えないけどやるしかないから
やっている時に、急所を刺激されるような言動をされると
反射的に酷い言葉をももに投げかけてしまう事もあります。

ももにとっては、私の勝手だから放っておいて欲しいところかも
しれませんが、
親という立場上、どうしてもそれが出来ないから苦しいのであって
全て否定するような事は言ってくれるな…と思うわけなんです。

ももには、人間は心にない言葉を感情的に言う事がいっぱいあると
説明していますが、トラウマになって恨まれても仕方ないと思っています。

ももが「ママなんかいなくなればいい!」と叫んだ瞬間に
「じゃあ、出て行くわ」と言ったら、「ごめんなさい。行かないで!」って
なるでしょ?
ママも同じなのよ。売られた相手の感情的な言葉に反応しちゃって
本意ではない心の表面にある言葉を言ってるだけ…と。

成人当事者さんの言葉に、私って思い切り間違った育児をしているかも…。
と激しく反省する事も日々あるのですが、
どう努力しても等身大の育児が自分には限界ですし、
ダメ母な部分は、ももに受け入れてもらうか、跳ね返ってくる部分も
覚悟しつつ出来る事をやっていくしか思いつきません。

感情のコントロールと、心のバランスの維持は、自分でなんとかするしか
ないので、お薬でもなんでも頼れるものは頼って出来るだけ
長距離を走れるようにしないとなぁと思うこの頃であります。

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