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2010年7月 9日 (金)

メモ1 動物を使ったセラピー ☆動物感覚を読んで☆

昨日、本が届いて、半分くらい読んだが、
とても面白い!
私の中でいろんなアイデアなり連想が浮かんで
とっちらかっていく。

その中のひとつ。

自閉症の子供は、動物に近いシンプルな感情を持っているので
動物(とりわけ社会性の高い犬や馬)などに社会性をはじめ
いろんな感情の基礎というかきっかけを
育ててもらうのが良いだろうと書かれている。

これは、その子の特性にもよるが(生理的に動物を受け付けない
感覚の過敏さがある子は無理かもなぁ)
比較的動物が好きな子供なら、いいアイデアだと思った。
かくいう、momoも飼い猫に主に感情面を育ててもらっている。

感情の成り立ちがシンプルで、言葉ではなく態度で
それを教えてくれる動物のほうが、同じ事を人間が教えるよりも
すんなりと伝わるのかもしれないなぁと思う。

人間の感情はシンプルではない。
それは環境が社会性を帯びる程、そうなるだろう。

全体を見る力の弱い自閉症の子供が、そんな複雑な中で
言語中心の方法で、それを理解するのは大変だろう。

近い感覚を持っていて、同じようなシンプルな感情を持つ
社会的動物に教わるという事は
余分な情報を排除してシンプルにしてわかりやすく伝えるという
事と近いのかもしれない。

例えば、人間は、子供が泣いたら、言葉で「大丈夫?」と
心配を告げ、慰め、抱きしめたりする。
パパなど、よくももを抱きしめて、余計に泣かせる事があるが
ぎゅっと抱きしめられるのは、ももにとっては拷問でしかない。

自分で抱きつきにいくのはいいが、抱きつかれるのは苦手なのだ。
いろんな面で、猫とよく似ている。

いかに人間は、固定観念に支配され、言葉で頭で物事を考えているか?

しかし、猫のチャムはしずかにももに近づいて寄り添うだけである。

そうすると、ももはチャムに近づき、背中やもふもふのお腹に
顔を埋めたりするが、多少乱暴でもチャムは身体をももに投げだし
静かにそこに佇み寄り添い、ももが落ちつくまで側にいる。

ももは、チャムが自分にあわせてくれているのを何度も感じ
チャムが好きになり、チャムの要求に応えてあげる事で
お互いの結びつきが強まっていくのを目の当たりにしてきた。

そういう意味で、私はいつもチャムに
「ももにやさしくしてくれて、ありがとう。」と感謝を伝え、なでている。

私も経験があるが、本当に参っている時には
言葉で「頑張ってね!」と言われる事も逆にしんどく思えるものだ。
そういう時に、いつもなら外に遊びに行くのに、行かずに
そっと寄り添ってくれたりすると、本当に心が癒されるのだ。

人間のように見返りを求める事もなく、
無償の愛情を静かに注いでくれる動物に私もたくさん助けられてきた。


しかし、じゃあ単純に動物を飼えばいいのか?というと
そうではないだろうと思う。

犬もいろいろ、猫もいろいろ…だ。
犬が皆、社会性が優れているわけでもないし、社会性が比較的
優れていると言われる犬種の同じ腹から産まれた子供も千差万別だ。
また、犬だって学習しないと育たない面もあるだろう。
セラピーに向いているもの、向いていないものがあるはずだ。

チャムはたまたま、頭は悪いけど、母性本能の強い猫で
猫本来の孤独を好む性質とは逆に、常に誰かに寄り添っていたい
仲間を強く求める性格をしていた。
ももが産まれる前に一緒に暮らしていたチャムを連れてきた
トラの性格や、私が時折拾ってきて、里子に出すまで面倒を
見ていた子猫達を、チャムが率先してみていたという経験も
あるのだろう。

実家のミィちゃんのような、子供大嫌い!狩りに出掛けて
戻らないわ、他の猫をいじめるわ…な猫ちゃんもいる。

また、本人の発達の度合いも深く関係すると思う。

テンプルさんが、馬が好きになったのは高校時代だそうだが、
動物も人間も「もの」だという認識の時代に、積極的に
動物による働きかけをしてもダメな場合はあるだろう。

ももは、小学校一年生の前半くらいまでは、確実に
生き物は「もの」だという認識しかなかったと思う。

それが成長と共に、ある日情動のスイッチが入った為に
チャムという感情を持った生き物の存在に気付き、
お互いに求め合い、好きになっていったように思える。

そして、今ではチャムを「お姉ちゃん」と呼ぶまでになり
チャムが死んじゃう事を想像して涙するまでになった。

数年前「死んだら、新しいの買えばいいじゃん」って言ってた
時とは、別人になったかのように思える。

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