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2010年6月13日 (日)

絵で考える人

ももは第一言語が絵です。
絵で考える人なので、レゴで何かをつくる時も最初に完成図が頭に
浮かんでその通りに手を動かすだけなので、もの凄いスピードで
作り上げます。

その様子を見ながら、これを将来上手くいかせれるように
どこを伸ばせばいいか?とよく考えたものでした。

比較的簡単なものをつくる場合は、通用しますが
複雑かついろんな知識が必要なものは、全体像を作れるまでに
根気や集中力やすぐに立ち直れるタフさなんかも必要になってくる
だろうと思います。

そして粘り強く研究なり勉強して
上手く脳内にシステムを構築出来るところまでくれば
頭の中に浮かんだ事を実現化し成功する事で得られる至福の
喜び…といった境地まで達する事が出来るだろう思うのです。

脳の特性も半分くらいあると思いますが
あと半分はその境地に達するくらいに過集中気味に途中で
投げ出さずに続けられる事だと思います。

私は以前、母が私に内緒で私の貯金を株式投資にぶち込んで
10分の1にした時に、それを取り戻すべく一年間ほどんど寝ずに
夜中勉強しつづけた事があって、
そうして勉強していたらある日突然、見ているチャートが
こんな風にこの先動くというのが映像で見えるようになりました。

計算ではこうなるけど、でも実際はこうなるはず…というのが
強い確信を伴って映像で見えるようになったのです。

今は損を取り戻し、利益もあげてその世界から遠ざかっていますが
たぶん誰でも同じように勉強し、毎日いろんなデータを調べて分析して…と
やっていたら見えるようになるのかもしれないと思いました。

私はひとつの事に全力投球をしたらあれもこれもと上手く
エネルギー配分が出来なくなるので、足を洗いました。
あんな風にデータ分析し、投資の歴史や経済額の基本など多くの事を
もう一度勉強するのは今はもう出来ないと思いますが…。

いろんな点と点のデータが蓄積されて繋がった瞬間は
たぶん一気にパズルが出来上がって全貌が映像として見えるような
感じになるのでしょう。

それが出来るようになるまでには、知識を蓄える事と
机上の勉強ではなく実践で経験を積む事が重要でそうやって続けている
間にネットワークがどんどん出来上がっていくのだと思います。

普通の人はもしかしたら、出来上がっていく段階で見えてくるのかも
しれませんが、自閉者は途中では何も見えない状態がずっと続き
ある日突然、一気に見えるようになるのではないかと…そのように
想像します。

それはテンプルさんがお話していたように細部に注目するという脳の
特性に起因しているのかもしれません。
普通は大雑把に全体の情報を選択し蓄積するので、段階的に成長している
ように見える。しかし細部の情報を蓄積していけば当然全体が繋がって
概念理解に至るまでに時間がかかるでしょう。
ただ、情報が蓄積されて繋がった時の理解はとても深いのかもしれません。

ももには大小含めて多くの回路が繋がってわかった!という
喜びをたくさん体験してほしいと思っています。

一度、何も見えないただ努力するだけの時期を乗り越えて
一気に視界が広がるような、わかった!を経験出来ると、
次からは自分でこつこつとやるようになるんだと見ていて思います。

それプラス、日本社会で生きていくには才能を伸ばすだけでは
その才能を生かす事も出来ないという事について書き直しています。

ここで言う才能は、多数派との違いという意味合いで使っています。

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