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2010年5月30日 (日)

確定診断

※数日前の日記です。

今日は月1回の受診日の日でした。
ももの状態は変わらずなので、その旨伝えてさっさと
帰るつもりでいたら、

「ももちゃん、このお薬がこんなにも効くという事は
かなりADHDもきつかったんだね~。
早くに気付いてあげられなくて、ごめんね。」と主治医に
いつもと違ったやさしい言葉!?をかけられ拍子抜けしました。

自己診断ではなく、確定診断をいただくというのは
ぼんやりしていた現実が急にはっきりした輪郭と色を伴って
目の前に迫ってくるようなそんな感じでしょうか?。

数年前、2人の専門家に
「ADHDの診断が下る子は、もっと他動だし、全然違う」と
言われたのですが、診断も時代と主治医によって
変化するのかもしれません。

ただ、私は事実を事実と受け止めて前向きに生きるためには
確定診断はありがたいと思っています。
過剰にならず、かといって過小評価もせず、適正かつ冷静に
よくなる為に診断を利用したいと思います。

※※※☆☆☆※※※※※※☆☆☆※※※※※※☆☆☆※※※

のみはじめて半年以上経って、やっと副作用のひとつである
食欲の低下がなくなってきました。

お薬を子供に飲ませる事に対しては、
いろいろ言われたりもします。
新しい注射やお薬はデータが少ないので、
怖いといえば怖いです。
安易に薬に頼らず自力でなんとかなるなら
多少大変でもそうしたほうがいいとも思います。

ただ、ももはあのままだったら2次障碍が酷くなって
自滅していたかもしれません。

あの時のももにあった環境を用意することも考えましたが
それはももが拒否しました。

今の環境で頑張りたいというももの意志を尊重しつつ、
周囲の事も考え、少しだけお薬の力を借りる事にしたのです。

私の勝手な想像ですが、自閉症とADHDとディスレクシアを合併している場合、
小学校低学年では自力では乗り越えるのがとても困難に思えます。

SSTもやってきましたが、
ももいわく、自分がやってしまった事がいけない事だとか
そういう事はわかっている。
わかっているのに、気がつくと辛い結果になってしまう。
どうして自分はこんな風なんだろう。と…。

深呼吸するとか、パニックになったらとにかくカームダウンエリアに
逃げ込むとか、いろいろやったけど、
それをする隙も与えない程、衝動性が強くて、
考えるよりも先に身体が反応してしまっている
そんな子供にどれだけ正論を言い聞かせたところで
自分でも嫌になるくらい反省しているのに
まだ言われなきゃならないのか…と
余計に自己否定感を強めてしまうはずで…

先生だってお友達だって受け入れるには限界があるだろうし、
ももがもものままでいられるような環境もありかもしれないけど、
いつかは社会に出ていかなければならないと考えると
何かの力を借りてギリギリでもいいから適応してゆける
経験をたくさん積んで自分で解決していけるようにしてあげる事も
大事で、いつまでも囲っているわけにはいかないだろうし…。

そんなわけで、お薬でももの根本は少しも変わってはいないと
母は思うけど、わーっと混乱しても沸点が以前のように低くないので
自分で気持ちをすぐに納められるし、考える余裕が出来た気は
します。

ももは「前のお薬は、自分がなくなっていく感じがして嫌だったけど、
今のお薬は楽でいい」と言いますが、まさにそんな感じの効き方です。

一気に爆発して大パニックを起こしてしまうのを助けてくれているのでしょう。

学年が上がれば、一度のパニックでお友達の評価も固定されて
しまうし、居場所をなくす可能性も高くなると思います。

以前は常道行動が納まらなくて、それに過剰反応する担任を巻き込んで
大変な事に発展もしましたが、
自分で自分の指を血が出るほど噛んで制止しなくとも常道行動をなくせましたし、
なんといっても普通に授業を受けれる、先生の話を聞けるようになった事は
とてもありがたかったです。
テストも長いこくごの文章題は苦手ですが、白紙にパス!と書き殴って
終わりとか集中出来なくてテストが受けれないという事もなくなりました。

読み書き障碍も根本はなくなりませんが、
以前のような酷い鏡文字もなくなり、漢字もあんなに苦労していたのに
今は一度で覚えられるようになりました。
文字のきたなさも凄かったですが、ゆっくり丁寧に字を書けるようになりました。

自分の力で、特別扱いされなくとも 皆と一緒に勉強が出来るというのは
ももにとっても もの凄くうれしい事だったと思います。

私にはももが変わったとはあまり思えないのですが、
先生や遊びの教室のずっと見守って来てくれてきた人達は
口を揃えて「別人のように落ちついた」と言います。

ある意味複雑な気持ちになりましたが、
裏を返せばそれだけ酷かった、混乱が大きかったという事なんでしょう。
遊びの塾にいるお仲間ちゃん達の中でも、一際ももの過敏さは目立って
いましたから…。

ずっと薬を服用するつもりはありませんが、
どうしても自分の力では理屈ではどうにもならない事を少し助けてもらう事で、
こんなにも本人が楽になれるのならば…と私は思います。

ただ、薬を飲めば普通になるとか、楽になるというような考えで
服用すると期待はずれになると思います。

あくまでも根本は変わりません。普通にはなりません。
たくさんの日常の困り事はそれなりに今もありますから…。
ただ、お手上げ状態で、八方塞がりの状態に追い込まれてしまう程
酷い状態は防げるという事です。
そのほんのちょっと我慢が出来るようになるだけ、ほんのちょっと集中出来る
ようになる。
以前があまりにも凄かったせいで、今が楽に思えるだけで
普通のお子さんと比べればいろいろと大変なところは多くありますから。

年齢と共に経験値が上がれば、お薬の力を借りなくとも
自力でサバイバル出来ていけると信じて、少しの間、助けてもらう事に
します。

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