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2010年2月17日 (水)

いじめスパイラル 1

この一ヶ月程のももを取り巻く変化があまりにもおかしいと確信し、
もも自身はっきりと認識していないが、それは身体症状にまで
現れていて、いじめの陰湿さも日に日に加速していたので、
これは…と思い、担任のところへ駆け込んだのが先週。

しかし、待てど暮らせど、学校側はアクションをおこしていないように
思え、パパが私に内緒で担任のところに相談に行くと、
「私が見た限り、陰湿ないじめはないように見える」との担任の見解と
ともに、お友達からのももへの苦情を持ち帰る。

それを聞いて、発狂寸前になりつつ、担任のところへ再再度押しかけて
話を聞いて貰った。
陰湿ないじめの現場を私がこの目と耳ではっきり聞いた、
脚色なしで、その事実をありのままにお伝えし、それは思い過ごしと
いうのであれば、学校には行かせられないと思った。

いきなり校長や管理職ではなく、担任に話をしたのは
担任の人間性を信頼してのことである。

最初にもお話した通り、1人1人に事実確認をとった上で
皆を集めて裁判をするのではなく、
漠然と、子供達の良心に訴えるような投げかけや話を
して欲しい旨をお願いしました。
それは従来の学校のやり方ではないかもしれないし、
学校や担任の方針を無視して押しつけているかもしれない。
けれども、叱られて無理矢理ごめんなさいと謝らせても
根本は解決しないと思うし、子供自身が気付いて
心からやめたいと思わせなければ、本当の問題解決には
至らないように思えると伝えました。

そして、今回の事は、子供1人1人の問題というよりも
年頃の集団心理によるものであり、
集団による無視やいじめは、一番人の心を破壊するものであり、
みんながしているから大丈夫だとか、
拒否すると自分の立場が追い込まれるから仕方ないとか
もし、それでいじめていた子が自殺したら?
一生消えない深い傷を追って、その後もずっと苦しまなければ
いけないとしたら、
それは、上記の言い訳や、そんなつもりじゃなかった、ごめんなさい
では済まされない事件に発展する事だってある。

そういった事を段階を経て今年度の終わりまでに話をしてくれると
約束していただき、本日もそういった投げかけと話し合いを
持ってくださいました。

担任いわく、今回の話し合いや、今丁度行われている全生徒対象の
アンケートとカウンセリングで、私が危惧している女の子同士の
陰湿で激しいいじめあいが陰で急速に進行しているのがわかって
驚いてらっしゃいました。

ももだけでなく、学級委員をしていたリーダー格の子までが
仲間はずれになり、今までももを受け入れてくれていた子達も
自分の保身で精一杯な状況で、なんともサバイバルな雰囲気が
色濃く充満しているらしいです。。。

自分がいじめられたら、私なら自分はいじめに加担したくないと
思いますが、逆のようで、別のターゲットをいじめる事で
また自分の立場を確保するという、なんともすさまじい事に
なっているようです。。。

これは、一度の話し合い程度ではほぐせるものではないかも
しれませんが、根気よく訴えていく事で、少しづつ変わっていけばと
願っています。

ただ、今日の話し合い後、いじめていたメンバーのひとりが
急に来ていましたから、なんとなくは効果はあったのだと思いたいです。

そして、その子に対して、「信じていたのに、目の前でももをいじめている
現場を見て酷く悲しかったこと。今度その現場を見掛けたら、許せないと
思う」と、顔は笑いつつも、目は…で念押ししてしまいました。。。

ある意味、ももが遊んでいるメンバーは学年でも有名なきつい子達なんだ
そうで、ももにはもっと穏やかな子を選ぶように諭さないといけないとも
思いました。

しつこく押しかけてもちゃんと話を聞いてくださり、
押しの強い、一歩間違えればモンスターチックな私に対しても
真摯に対応してくださった担任に感謝します。

それにしても、男子の世界もそれなりに色々あるようですが、
この陰湿かつ小3にしてこのドロドロな女の世界。
もも も 私も、理解不能ですし、一生理解出来ない世界に
思えました。

出来れば、中・高はこういう世界とは遠いような環境をと
心底考えた今回、そして続くであろう問題でした。

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