能力を引き出す授業~授業参観の様子から
先日授業参観がありました。教科は、ももの最も苦手とするこくご。
昨年末のこくごの授業では、「かさこじそう」のおじいさんの気持ちに
なって感想を書くというので、「私は、女だからおじいさんにはなれないもーん!
気持ちなんかわからないしー!」と、泣いてひっくり返って感想どころでは
なかったと過去記事にも書いた通りでした。
ですので、ももの困難度を知る為にも、わざとやっていなかったベネッセの
教材をやるように前日の夜に言いやってもらいました。
いつも、社会とこくごだけは、やりましょう!と言わないとやらないです。。。
苦手意識があるのでしょうね。
いかんせん、この日は頭の調子がよかったのか?
全問正解でした。
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授業は、事前にたんざくに各々の感想を書いたものや
印象に残った場面を絵に描いたものを使って進められました。
すでに自分で考えて答えを出したものをおさらいするような
感じでしょうか?
それでも授業が終盤に向かい、先生が答えを言って進めていく度合いが
増えていくと同時に、集中度が落ちていくのが見えました。
その瞬間、つじつまをあわせつつ、普通の音読ではなく、
音読間違い捜しゲームをはじめた担任。
一斉に皆の姿勢がしゃんとして、死にかけていた目がきらっ!と光り
皆本当にうれしそうな顔をして、クラス全員手をあげて答えを言い合い、
「絶対そこを言い換えると思った!」と問題の事前予想までしつつ、
実に楽しそうに授業に参加する姿を見て、
見ているほうまで「楽しい~♪」とうきうきした気持ちになれました。
ただ単に集中させる為に適当に読み替えているのではなく
注目させたい箇所を意識して、やっている様子でしたし、
さらに意識させ、思考に導く投げかけなんかも自然にしていて
ももが苦手なこくごが満点な理由を垣間見れた授業でした。
担任自身、常に、どうすれば皆あきずに、自ら夢中になって
勉強出来るかを試行錯誤してるんですよ~とおっしゃっていました。
こくごが苦手なももが、集中してこくごの授業を楽しく参加出来ている姿を
はじめて見て感動した母であります。
どうしても時間に余裕がなくて、教え込むことも多いのかもしれませんが、
常に小さな工夫をしてくださっていることで、随分違うんだなぁと肌で感じる
事ができました。
「ちゃんと聞きなさい!」じゃなく、
どうしたら自ら聞けるようになるか?を考えられる担任って素敵♪
担任に感謝!です。
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