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2009年11月24日 (火)

立場を理解する

先日見たテレビ番組の続きですが、
子供に「ヒロシ」と名前で呼ばれている友達のようなお父さんと 片や
昔の頑固親父以上の怖さで、我が家ルールを通し、お父さんの
顔色を伺いながら食事する子供達…というお父さんが出てきました。

正直両極端すぎて、「あなたはどちらですか?」と言われても
どちらでもない…という答えになってしまいましたが、
究極の選択で、なおかつ親の立場で考えると、私は
怖いお父さんのほうを指示すると考えました。

子供に名前で呼ばれ(語尾が今どきな感じ)、
料理をつくってくれる父親に感謝の言葉も態度もない娘達、
友達というよりも僕のように見えてしまいました。。。
口では、お父さんが大好きといいますが、
これはあり得ないなぁと正直思ってしまいました。

やっぱり親は親ですし、先生は先生なんですよね。
その立場を無視した態度は許しちゃいけないと私は思うのです。
親が必要以上に子供を私物化するのもいけないですが、
子供が親を同等もしくはそれ以下にみなす態度をとるのも
おかしなものだと思うのです。

そう言いつつ、我が家のパパは、ももが普段
親を親とも思わない態度をしてもニコニコしながら
かわいいかわいいをしてしまっているので、
時に、私のももに対する注意が飛ぶことがあります。

そして、ももは、この立場の違いを理解するのが
もっとも苦手なようにも見えます。

先日の授業参観の時の担任への口調がまさにソレでした。
去年までは、授業についてゆこうという気持も放棄していましたので
担任に話しかける事自体が少なかったのでしょう。
また、切羽詰まって焦る気持が余計に口調にまで気がまわらなく
させているだろうことは、見ていてよくわかります。

ただ、集団の中で、そういったももの態度が許されてしまうと、
それは周囲にも伝染し、そういう雰囲気が出来上がってしまう。
それは、非常にマズイ事であるので、
連休中に敬語について、再度学習しなおして約束をしました。

にもかかわらず、朝、「それは親に対するもの言いではない」という
ような言い方をしたので、たしなめました。

そうしたら、泣き出し、気持だけ明後日の方向へ暴走してしまいました。
もう被害妄想の極みです。。。
そうなっちゃう理由もよくわかるのですが、なんとか自分の辛さと
その場の事実を分けて処理できんものかとため息が出ました。

自閉者は、事実に対してとりあえず謝罪するというのが苦手に思えます。
真っ先に、自分の気持やいい訳をはじめてしまうのです。
それは、社会に出たら通用しない考え方なのです。
まず事実に対して謝ってから、事情を話すという順番ならかろうじて
許される場合もあるでしょうし、
会社では、言い訳さえもその場は言ってはいけない場面もあるでしょう。

そう、ほとんどの社会では、能力<立場を理解出来る、集団のルールを優先出来る
なのだと思います。

ですから、そもそも立場を理解するベースの微弱なももには前述の
完璧に子供に寄り添ったお友達のような親はあり得ないとさえ思うのです。
どうしても出来ない事を譲歩してもらうには、もも も最低限のルールや
相手の立場を損なわない努力は必要です。
それとこれをごっちゃにしたくないという気持があるのです。

だから、ももを一人の人間として認め、向かい合う以上、
私も親の譲れない立場というものがあり、その立場をなかなか理解出来ない
ももがいて、いろいろ葛藤があります。

親の立場を振りかざしすぎず(ももは追い詰められると逆走しますからね。。)
ももに理解できるようにそれを伝える工夫をしなければなりませんね。

ひとしきり、ももの言い分をただ聞いて、
〔私は、何が間違っているのかわからない。それなのに周囲に突然叱られたり
また、ももちゃんが…と言われたりして辛い、その辛さがずっと小さい頃から
続いているから、泣きすぎちゃうんだ…云々かんぬん〕
その気持を受け止めつつ、プラスに転化する方法を話し合いつつ、
ガス抜きさせて、なおかつ敬語について念押しして送り出したのでした。

ももだけでなく、近所のBくんも、親には敬語を使うけど、
私には「お前」だし、先生にも暴言を吐いているし、その場だけの理解に
終始しちゃって難しいなぁと思います。

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