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2009年9月 3日 (木)

ももの世界

Kirikami 写真は、ももがつくった切り紙と、
買った有松鳴海絞りの雪花のてぬぐいです。

ももは、小さい頃から、描いたり、作ったりが
大好きで、
自分で考えて、自分でつくりたいという強烈な
思いがももの中にいつもありました。

小さい頃、とにかく手伝ってあげようと手を出すと「キーッ!」
となるので、材料を補充するくらいで近づけませんでした。

家に友達が集まって、宿題をする時、
算数のドリルを写すのに、お友達の5倍くらい時間が
かかったり、漢字を書いて覚えるのも同じくらい時間が
かかって、何をしても皆よりも劣るももが、
こと、何かをつくるという事になると、俄然早くて
面白いものを作るので、唯一「もも、凄いじゃん!」
とお友達に認めてもらえるのです。

そんなももの唯一の少しだけ得意な部分を
どう伸ばしてあげればいいか?
ずっと考えていますが、これがなかなか難しい。

ももは、工作の教室に通いたいと2年前くらいから
言っていますが、ももにあった教室が見つけられません。
大人目線で完成されたものや、技法を教え込むのではなく
先生自身 子供が尊敬するような感性を持っていて、
その子らしさ、子供らしさを面白がって伸ばしてくれるような
教室を捜しているのですが…。

私は、つい教え込んで、ももの個性を駄目にしてしまうタイプ
なので、あえて、この分野を教えたくないのです。
つい、「ここは、もう少しこうしたほうがいい」とか余計なアドバイスを
して、ももの自分で考えたいという一番大事な部分を潰してしまう
だろうなぁと予想出来るから。。。

今は、ももが欲しがった切り紙や折り紙の本を買ってあげたり、
聞かれた時にだけヒントを出したり、やり方を教えたりで、
家にたくさんある色紙や画用紙、さまざまな素材、空き箱等を
自由に使えるように置いてあるだけ。
〔職業柄、ペーパーショウや、紙の問屋さんで、たくさんいただけるのです。〕
それを「何か作りたい!」と言っては、自由に工作に没頭するだけ。

玉に、「ママと一緒に作りたい」とみっちりと最初から作った日には、
細かいところが気になって、口出しし、「自由にやりたいの!」と
親子喧嘩に発展してしまうので、難しいものがあります。

でも、ももの立場だったら、自分のイメージがあるのに、あれこれ
違う事を言われたら、凄く嫌だろうなぁとも思うのですよ〔笑〕

さて、最初の話題に戻ります。
切り紙は折り紙を三角に折って、折って、そこに模様を書いて
切り抜くだけで、万華鏡のような、線対象のきれいな模様が出来上がります。
最初は、見本通りに折って、模様を描きますが、慣れてくると、
自分でオリジナルの模様なりを工夫するようになります。
頭の中で展開図が思いつくようになるんでしょうねぇ。

写真のてぬぐいも長い布を三角に折って折って、それを切り紙のように染める
事でいろんな模様が出来ます。
布の素材、染料の種類、その時の温度等々、条件の違いで、
同じように染めても、ひとつとして、同じものは出来ないそうです。
ある種、日本の芸術ともいえる伝統工芸のひとつであります。

ももは、ひとつの世界を追求していく職人の世界に向いているなぁと
小さい頃から思っていますが、実際、現場の話を聞くと、儲からないので
人を育てて伝統を後世に残していくには、経済的にも余裕がないと
出来ないので、なかなか難しいと聞きます。

ただ、北欧のテキスタルデザインにしても、ルイヴィトンなんかの
モノグラムマークにしても、日本の伝統的なデザインがベースに
あって、北欧のテキスタイルは、物凄く高価でも売れるのに、
日本の優れた伝統工芸は知られる事もなく、消えかかっているのが
とても残念な現状だと思います。

この雪花の浴衣は、今年の金麦のキャンペーンで檀れいさんが
着てらっしゃいました。
Kinmugi

壇さんのは、麻の生地に雪花が染めてあるようで、特注のお品の
ようです。通常の有松絞りの浴衣は、綿!という感じでした。
2つとして同じものが出来ないので、商業ベースで展開出来ないそうです。
もも用の浴衣を来年のお祭りの頃に行って作ってもらおうと思います。

sousouさんのネットショップでも取り扱っています。
こちらは、伊勢木綿で出来てますので、微妙に柄の出方や色は違いますね。
http://sousounetshop.jp/?pid=3649690

なんというか、商業ベース度合いが強いデザイン業界は
常に広く浅くで、時間との勝負の世界です。
深く狭く追求していきたいももには、向いていないように思います。
また、デザインセンスよりも、プレゼン能力や、時間とコストの運営力、
ばらばらな人の意見をまとめて短時間に形にしていく力など、
ももにはハードルが高すぎるように思えています。

まあ、これは、私の勝手な妄想で、親の思うような道など
進む娘ではないと思っていますが、
なんとか生きていく上で、ももの核になるようなものを持てたらと、
切り紙を大量に作るももを見ながら思うのでした。

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コメント

momoははさん、いつぞや見たレゴも
凄かったですが、また今度の作品も
素晴らしいです!!
小学生のお子さんが作っただなんて
思えませんよねえ。

工作や、絵画の教室選びは難しいですよね。
せっかく持って生まれた才能が、そこで潰れてしまう
可能性もはらんでいますもんね....
私も、紙やセロテープ、マジックやカッター
は、ケチらないで大いに使わせたいと思っています。
が、ももちゃんみたいな才能はないなぁ。
まあ、無駄ではなかった。
何かしら良い影響はあるだろうと自己満足です(笑)

投稿: すみれ | 2009年9月 4日 (金) 17時19分

コメントありがとうございます。happy01
才能という程突出してないし、将来には何の役にも
たたないかもしれませんが、思う存分やらせて
あげたいなぁと思っています。

学校の詰め込み暗記式の勉強は、ももみたいな
タイプには辛いだけで身になっていかないなぁと
思っていて、実はこういう五感を使って遊ぶ?事の
ほうが、ももには大事だとも思えています。

モモちゃんもあの包丁さばきを見ると、
相当器用に見えます。
好きな事、得意な事があるって幸せですよね~。

すみれさんも、洋裁の才能があるんですね!
私は、ミシンメーカーや手芸メーカーさんとご縁がある割には、ミシンは使えないし、編み物も出来ないから、うらやましいです~!

後ほど、誰でも出来る簡単で面白い切り紙のつくり方を
アップするので、お試し下さい♪簡単で楽しいです♪

投稿: momo はは | 2009年9月 5日 (土) 07時47分

はじめまして

音を出してもいい環境があるのなら、楽器をあげてみてはどうでしょうか?
そして、下手に演奏技術などを教えずに、楽器の仕組みや、それで音楽を作ることができる、ということを教えてあげれば独特の面白い曲を聴かせてくれる様になるかもしれませんよ。

投稿: コーヒー | 2009年9月10日 (木) 09時39分

コーヒーさん、はじめまして。
コメントありがとうございます♪

楽器ですか?音を出してもよい環境にいますし、
ピアノやキーボード、ギターなどありますが、残念ながら
本人の興味は、今のところそちらには向かっていない
ような気がしています 汗。

同じお仲間ちゃんの中には、絶対音感のある
天才ちゃんもいますし、キーボードを買ってあげたら
自力で作曲しはじめたというお子さんもいました。

なんというか、子供の興味を引き出すネタと、
興味が出た時がチャンスとばかり、興味を伸ばす
手助けを出来るだけしたいと思いますが、
興味の芽生えは、ひたすら、見守るのみです~☆

投稿: momo はは | 2009年9月10日 (木) 14時03分

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