頭の整理の為に書きます。
個人面談で、ももの授業態度が問題でいくつかCがついた事について、
「担任として困っている」という事であり、「親として何とかしろ」といった
メッセージなんだろうと、私は解釈しました。
そして、普通級にいるのであれば、パニックを起こして、迷惑をかけない
という最低限のルールが守れないのであればいる資格がない。
と、いう事なんだろうと思います。
担任は、ももが集中できなかったり、聴覚過敏やトラウマ等でパニックに
なる度に、放り出さずに、根気よく対処してくださっていました。
そのお陰で、もも自身の頑張りたいという気持ちはとても育ちましたし、
自分でも頑張れば出来るんだという自信と、余裕が産まれました。
もものやさしいところも、ちゃんと見つけて下さっていましたので、
私自身、わかってくれていると思い込みすぎてしまったのかもしれません。
だから、厳しい話を、言葉を選びながら、やさしく穏やかな口調で
「ももちゃんのお父様とお母様が、お家で一生懸命教育してくださるので」と
そつなく親を立てながらも、結論として上記の事をずばっと静かに
おっしゃられた時に、言葉の裏の意味が伝わってきて、びっくりして私自身、
プチパニックになったのかもしれません。
頭では、担任のいうことはもっともかもしれないと思うんです。
立場の違いなんですよね。担任の人間性云々じゃない。
静かに固まるパニックならまだしも、派手めなパニックを起こしてしまうももは、
他の保護者の手前、40人学級の担任という立場上、そうせざるを得ない
背景があるのかもしれない。
組織の一員であるという事は、個人である前に、組織の考えを優先
しなければならないだろうとも思う。
私も親として、先生やクラスメイトに迷惑は極力かけたくはないと思う。
しかし、現実問題、親の私が今のももに言い聞かせたり、どれほど
教えても、問題が解決して、2学期からすぐにパニックしなくなるなんて
ことはありえない。
親がやるべき事、学校がやるべき事、それぞれの役割と責任があるが、
これ以上は出来ない、もう少し親の責任でもって何とかしてという事
なんだろうが、もものパニックを親がすぐにでもどうにか出来るのであれば
ももは障碍者ではなくなる。
障碍を理由にはしたくはないが、足が悪い子に速く走れとは言わないのに、
目にはっきりと、見えないが為に、聴覚過敏も、見通しが立たなくてパニックに
なっても、そういう脳の為とは頭では理解できても、受け入れてはもらえない
となると、親としては、どこまでももを頑張らせなきゃいけないんだろうかと
思ってしまうわけなんですね。
結論からすると、十分に成長出来ていない子供に能力以上の事を無理を強いたくない。
もう少し周囲が見えてくれば、言い聞かせしても、苦しまずに
すんなり自分を自発的に前向きに変えていけるだろうし、自然に乗り越えて
いけると思うから。
また、今のももにそれを強いても、効果は薄いだろうし、逆に
酷い傷をつくってしまうのではないかと思えるから、母としては
出来るだけ傷を付けないように守りたいと思っている。
パパのいうように「話半分に聞いておいて、受け流す」がいいのかもしれない。
ただ、放置しておけば、いろんな意味でもも自身が辛い目に
また逢うのではないか?という心配もあり、どこまで担任の言葉に
耳を貸して、どこから譲歩してもらうのか?真面目に考えるしかなくなって
しまうのだ。
自分の事なら、簡単なのにね。
担任に、理解をこれ以上迫るのは、得策ではないと思う。
なぜなら、担任なりにめいっぱいやってくださっていると感じるから。
ももと話し合った金曜日。
ももは、ちゃんと自分の行動を振り返り、自分の頭で、「何がいけなかったのか?
どうするべきか?」を答えながら、泣いてしまいました。
私は、自分で答えを出せた事を誉め、抱きしめました。
2年生は全滅に近かった漢字は、嫌がらず努力して100点が多い事。
いつもは、字がきたないけど、余裕のある時は、自主的にきれいに書こうと
していること、25メートル泳げるようになったこと、最初はめんどくさいと
やらなかった宿題のドリルを3回もやった事。
失敗はするし、迷惑もかけるけど、自分で間違いに気づけた時に
自分で謝ると言えた事。パニックになったリコーダー、最後まで
音が混じって不安だったけど、投げ出さずに努力して頑張った事。
ももなりにめいっぱい頑張った!
どれもこれも、素晴らしい!と誉めまくりました。
素直に、私、もっと頑張るというももですが、母は、これ以上頑張らせたくない。
ダメな所をどれだけ頑張っても、認めてもらえるほどにならないのに、
これ以上頑張ったら、心が壊れて、この先、自分の力で伸びれる時に
伸びれなくなってしまう。
だったら、無理しない程度に頑張って、得意な事、楽しい事を
もっともっとたくさん増やしてあげて、バランスをとってあげなくては
ならない。
さて、担任の要求に対して、担任の立場も尊重しつつ、ももの
自尊心も傷つけない方法で、何かないか?、やさぐれつつも、
いくつかアイデアを考えていた昨日です。
土曜日は、ももは夕方まで、遊びの塾なので、同じお仲間の陽気なママ達と、
いっぱい買い物して、おいしいものを食べて発散出来ました。
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