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2009年3月 1日 (日)

ことばの不自由さ

遊びの塾は、発達障害の子供の集団で、いろんな遊びを通して、
世の中のルールを覚えたりする目的があるのですが、
関わっていただいてる方達は、表面的な知識しかなく、
また、とても若いおねえさん、お兄さん方なので、
なかなか、もも達の視点に立って、、、というのが難しい様子です。

先週も、帰り際、ももが怒って拗ねてしまったと報告がありました。

なにやら、ポケットに翌日お友達の家でもらったキャンディーが入って
いて、おねえさんに「食べてもいい?」と聞いたそうです。
で、おねえさんは、「ダメよ」と言ったのに、ももはにこにこしながら
食べてしまったので、おねえさんは、忠告を無視して、わざと食べたと
思って叱ったんですね。
そのとたん、パニックになり、拗ねて動かなくなったと、、、。

ももからは、他のお友達にお菓子をもらった事も聞いてたし、
はっきりと、お菓子はダメと事前に話があったわけでもなく、
食べていいものだと、思ってたらしいんですね。
で、ことばの弱い人ですので、おねえさんの言葉もあまりよく聞こえて
なかったと思われ、、、、それをわざとやったと思われて、
パニックったと思われます。。。

毎日、ももといると、言った事と全く違う行動をしている時はよくあります。
話半分で、間違った解釈で動いてしまうんですね。

悪口言われてても、その場はにこにこ笑ってて、後で気付いて泣く人
なんですよね。

でも、見た目、普通に話しているもも達は、本当に誤解されやすく、
噛み砕いて説明しても、理解してもらいにくい。

犯罪なんかに巻き込まれて、誘導尋問されたら、
間違いなく混乱して、やってないこともやったと言ってしまいそうな
危うさがあるのです。

去年も、誰かの給食袋を投げろとけしかけられ、やらないと殴るぞ
と言われたので、投げてしまったことがありました。
担任がそれを見て、ももに、「あなたがやりましたか?」と聞いたら
ももは、「はい、私がやりました。」と言ったので、叱ったそうです。
普通は、真っ先に言い訳しますが、ももは、理由を言わずに、
事実だけに答えたので、悪意にとられてしまったんでしょうねぇ。
毎日が、常に緊張の連続、誤解され、時に自責の念にかられて、、。

学校では、仕方ないけど、せめて、こういう場所くらい、
ちゃんと根本を理解してあげてほしい、そう思いつつも、
理解してもらう難しさを感じて悶々としてしまうのでありました。

目が見えにくいなら眼鏡をかければいい みたいに
一目瞭然で、なおかつハード面で解決できればいいんですが、

複雑で見えない困難は、やっぱり基本的に、人というソフト面に
頼らなければ、解決してゆけないところが、とても難しい。

つづく。

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