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2008年11月19日 (水)

ディスレクシアのすべてを読んで

一月前ほどに、斜め読みしただけなので、読み直さなければいけないのですが、
内容は、すでに取り入れているものが多かったので、確認という意味で、
読みました。

ページのほとんどは、ディスレクシアの特徴や脳の成り立ちについての説明で、
翻訳したものなので、英語についての記述が主になります。
また、翻訳のせいか、同じ説明が何度も何度も繰り返されていて、読みにくい
というか、くどい!と突っ込みを入れたくなりました。。。
英語と日本語は、言葉の音の成り立ちに違いがあるので、参考にならない
部分もあるのですが、英語に苦労されている方には、ヒントになるのかも
しれません。

基本的なことは、先日のテレビの放映の記事に書きましたので、省きますが、
言葉の音を聞いて、それを文字に変換する機能に不具合があるというか、
その経路が違うらしいです。

ももは、療育先の心理士に言われるまで、私は、読字障碍だなんて、
信じられませんでしたし、この本を読むまでは、まだ、半分、ディスレクシアの
傾向があるけど、ディスレクシアではないと思っていました。

しかし、この本を、読んで、ももは、ディスレクシアのストランクゾーンに
ばっちり入ってるじゃん!!と思いました。

そして、この本ではディスレクシアにスポットを当てて紹介してますが、
これらの特徴は、発達障害児全般にあるものだと、思いました。

この辺の考え方は、私は、K先生のお話を聞いて、まさにそうだと思ったのでした。
(自閉症、ディスレクシア、adhdは重複する場合が多く、たまたま一番強い症状で
診断名がつくだけだ)

音読が苦手。
随分、上達しましたが、勝手読み、イントネーションのミス、読むのが遅い等
があります。

拗音、促音が見えない。

お話が苦手。
えーと、えーと、えーと、
あのあのあのあのね。
と、前置きがながーくて、話が下手。

日常会話で単語の聞き間違え、言い間違えが多い。

じっくり考えれば答えを導き出せるが、すぐに考えて話す。書くは難しい。
(音韻的な弱点があると、言いたい言葉をすばやく取り出す事が出来ない。
脳内の辞書から適切な音素を選び出し、正しい順番に並べて、口にするの
作業がスムーズにいかない為に、混乱する。)

その他にもたくさん書いてあったように思います。

また、ディスレクシアの成功者や、ディスレクシアの人がどうやって支援を
受けて、成功していったかという体験もたくさんのっていて、励まされます。

(ディスレクシアの学生の指導計画
まず、教師の側がグレゴリーを認め、追いつめるのではなく配慮してやらなければ
ならない。評価の基準はグレゴリーのできることに置くべきであって、できない事に
置くべきではない。という指導計画に基づいて、ペーパーテストが悪くても実技が優秀
なので、国家試験を通してもらえて、医師になれたなど。)

ディスレクシアだからこそ、持ち得る才能や、人の2倍3倍の努力や
集中力を費やして積み上げてきた経験がいかに、その後の人生を
豊かで、生きやすくしてくれるかなど。。。。
当事者の方は、是非、読んで欲しいなぁと思いました。

成功した人のリアルな体験談って、先を見通す為の大事な何かを
もらえるような、そんな気がします。

驚いたのは、あのジョン・アーヴィングもディスレクシアだったと
いう事です。
言葉の読み書きに苦労する人が、もっとも読み書きに近い職業で
成功するなんてびっくりです。
自分の書いた小説を読むのも、苦労はあるのかもしれません。
でも、自分のペースで、じっくり考えて、自分のやり方で書くのは
出来るようです。
昔、ジョン・アーヴィングの何だったか忘れましたが作品を読んだ
時に、独特のパラノイア的な不思議な何かを感じたのですが、
彼も、自閉さんなのかもしれないなぁと思いました。

また、アメリカでは、成人のディスレクシアの為の克服法や、そういった
支援機関がたくさんあって、職業に応じた集中訓練があるそうで、
(法律家なら、法律の専門用語や分野に関係したものを中心に教材に
して、訓練をするなど)
面白いなぁ~、うらやましいなぁと思いました。

アメリカでは、ディスレクシアの生徒は、普通に、時間を余分にもらえて、
静かな個室でテストを受けさせてもらえるようです。
補助器具などの使用も許可されているようです。
書くのが苦手な人は、書かなくてもいい!という風にこの本では
なっていました。(笑)

日本とは大違いですね。

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