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2008年9月18日 (木)

「中くらい」を見つけられない脳

週末、大きめのフラッシュバックを起こしてしまったので、
母は、重い腰を起こして、学校のN先生に相談に行きました。

薬の量もマックスまで増え、時折、授業中、耐えられなくなる程
眠くなると、本人が言うほど、飲んでいますが、おきてしまいました。

ももいわく、通学団で上級生何人かにいじめられるのが
辛いとの事でした。
まあ、ももにも原因があってのことだと想像もできますし、
N先生に、相手の子供の気持ちも尊重しつつ、
うま~く聞いてもらえるようにお願いしました。

結果、皆、ももの事は嫌ってないし、むしろ好きだけど、
時々、面白くもないギャグや、クレヨンしんちゃんみたいな
お下劣な言葉を、くどいぐらい発したりするのに、
頭に来て、「うざい」と怒ったという理由がわかりました。

常に、不適切な言動については、目に耳に次第、家でも療育先でも
適切な言動を教え、導いてきたはずですが、
まあ、いかに自己刺激をコントロールする力が弱いのか、、、。
今度ばかりは、本人も相当懲りたようで、
二度と、お下劣な言葉や、ギャグは言わないと
反省出来て、結果、よかったと、思いました。

ももは、全体を把握する力が弱くて、枝葉に必要以上に
捕らわれすぎてしまい、今回のような失敗を繰り返すし、
理由が理解出来ないので、必要以上に、言われた言葉に
ショックを受け、捕らわれて、視野を狭め、
自らいない「なまはげ=被害妄想」を作り上げ、育ててしまうのだと
思うのです。
まあ、それがももの脳の中で培養されて、どんどんでかいなまはげ
になり、フラッシュバックになるわけなんですね。

しかも、視野がより狭まってしまうから、
相手に理由を聞いてみようとか、そういう工夫も思いつかない。
ひたすら「キモイ」ときつく言われた事に捕らわれ、
極端な考えが膨らんでいく、、、。

そりゃ、しんどいよねぇ。

仕方ないんだろうけど、それは、多大なエネルギーの無駄遣いだし、
なにしろ、不利益が多すぎる。

このなまはげ退治に、今後永久に、学校に相談にいかされるのは、
正直、困るし、嫌だ。

じゃあ、どうしてゆけばいいか?
対策を一緒に話し合いました。

「なまはげをつくってしまって困ってからどうしよう?と考えるのではなく
つくらない方法を考える。理由や理屈がわかれば、困らず、なまはげも
出てこない。」

まず、自分は間違っているかもしれないと、相手に怒る前に
少し考えてみる。

相手が怒った。でも理由がわからない。
そういう場合、とりあえず、「ごめんね。」と言ってから、
「どうして怒ったの?」と聞いてみる。
また、話しやすいお友達に相談してみる。

怒らずに、やさしくどうすればいいか?どうしてほしいのか?
教えてくれるように交渉してみる。

それでも、怒られた!という感情が爆発しそうなくらい
大きくなって、何も考えられなくなったら、一旦逃げる。
場所をかえる、もしくは、好きなキャラクターのキーホルダーとか
を見て、意識的に気持ちの切り替えをしてみるなどなど。。。


一学期末の学校でのパニックもそうなんですが、
普通なら、ありえないくらいの漢字ドリルをやりましょうと言われても、
容易に出来るところまででいいと判断ができるし、
万が一やれなくても仕方ないじゃんって、折り合いをつけられるはず。

しかーーーし!
ももは、これを何が何でも最後までやりきらなきゃ!
やれなかったら自分は市中引き回しの上、死刑になっちゃう!
くらいの勢いで、思い込み、
その後の「出来るところまででいいんだよ」っていう先生の
声も周りの様子もなにも聞こえない見えない状態になってしまう。

まさに、全体が見えない、部分に注目してしまうが故の極端な反応。

これを繰り返す事で、無意識に脳のなまはげパターンは強化
されつつある。

私から見れば、
「自分で、いないお化けをつくりあげて、それに困って、へとへとに
なり、周囲も巻き込んで、へとへとにして、疲れすぎるわ!こら!」
とうんざりもするのですが、
まあ、もも自身で克服なんてできるはずはないので、

これも、自分の中の「わかっているはず」的な思い込みを捨てて
一から根気よく、噛み砕いて教えていきつつ、実践を交えつつ、
極端に触れなくてすむように、教えていかなきゃなぁ。

「中くらい」がわかると得よ!楽よ!と刷り込みつつ、
ももにそういった概念が育つには、まだまだ時間もかかりそうだ。

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