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2008年7月18日 (金)

発達の視点

担任から、夏休み、補修をすすめられました。
通級を担当するTTの先生に漢字の補修を受けます。

最初は、お断りしようかなとも思っていたのですが、
先生との繋がりを持つ、よい機会かもと思い、お願いする事に
しました。

ももは、丁寧ではありませんし、きたないですが、
一応、漢字は、それなりに覚えて書くんです。

でも、一度に、丁寧にとか、とめ、はね、はらいをきっちりとを
要求すると、そっちに意識がいってしまい、
まるで、漢字を覚えられなくなります。

なので、第一段階で、とりあえずの形を覚えて、

第二段階で、書き順を補正し、

第三段階でとめ、はね、はらい、と文字のバランスを補正、

第四段階で、丁寧にきれいに書く

という風に分けて練習しないと、混乱して
かえって、何も習得できないのです。

これも、何度か繰り返すうちに、一度に全てを意識しつつ、
出来るようになるとは思いますが、今は、まだ無理なのです。

家では、第三段階の途中までで、精一杯で、
時間のある夏休みにと考えてました。
ある意味、ある程度書けてるから、たいしたものだくらいに
認識してたら、懇談会の時に
「漢字がまるで、駄目ですね」と言われ、びっくりしました。

私には、許容範囲に思えるものが、担任は気に入らないようです。

新しい漢字を、はじめて書くというのに、
この段階を一度で全てクリアしなければならないのかなぁと
そう感じてしまいました。

もう少し、長い視点で、出来るように導いてくださるといいのになぁと
そう思いました。

一度に完璧に出来る子も半数以上いるかもしれませんが、
それをももに当てはめると、出来るものも出来なくなるのは自明です。
例えば、今年度中に、3段階、もしくは4段階まで、そこそこいけると
いいですねぇ。それには、こんな風に少しフォローしようと思います。
みたいな話がしたいですわ。

小学校にあがって、思うことは、子供の発達に対する視点が欠けている
大人目線の先生が多いなぁと思う事です。

話の通じる先生は、ご自分も子育てで、苦労した経験のある先生が
多いようにも感じられます。
少し長い視点でもって、子供を見て、じっくり待てる先生が増えて欲しいと
願わずにはいられません。

ただ、見えてないものを見えるように伝えるというのは、とても大変な
事だとも感じます。
先生の大人の視点を、子供の視点に近づけるというか、視点を育てる
為の手立てが欲しいです。

ただ、これも、保護者の立場から、視点について話すのは、角も立ちます。
ですので、やはり、特別支援の軸足として、全ての学校の全ての先生
対象に、そういった視点を育てる為のセミナーなりを義務づけるような
システムが欲しいです。

ある意味、保育園時代が、楽だったのは、子供というものはどういうものか?
という発達の視点の育った保育師さん達が多かったので、
かえって、親のほうが、長い発達の視点を持つ重要さを学んだくらいでした。
こういうのは、はやり、経験からくるものなんでしょうね。
特に、発達のばらつきが大きい幼児期は、自然と、そういった視点が
育つのかもしれません。

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コメント

 行動療法には漸近的行動形成といいまして、最初から完璧をもとめず、その子の達成可能な水準の課題からその子の達成度に合わせてじょじょに課題の難易度をたかめて行く行動の形成法があります。
 本来ヒトという種は頭を使うことを喜びとしている種で、鳥が空を飛ぶように魚が水の中を泳ぐように、それぞれの行為を嬉々としてやり遂げるようにできているのです。
 たとえば知的遅滞の子どもですら、頭を使って物事が解決できたときに心から喜びを表現するのです。頭を使うことが本来喜びであるはずの子ども達からその喜びを奪い去っているのが教育者であるとするとそれはとても悲しいことです。

投稿: don | 2008年7月20日 (日) 07時28分

コメントありがとうございます。
漸近的行動形成は、今や、民間の教育機関では当たり前の概念になりつつあります。
しかし、公立校では、指導書通りに機械的に教えるというのが基本になっています。それでは困る子供がいるというので特別支援が出来たのですが、中身がない形式だけのものになっています。
パソコンの時代に、そこまで厳密に文字を書けなくても、十分、社会に出て行けると思うので、子供にそこまで努力させなければいけない意味がよくわからないのですが、
まあ、これで、字が丁寧に書けるきっかけになるかもしれないと、プラスに考えて、なるべく楽しい方法で、文字を練習させようと、頭を捻っております。
又、ひとりでも多くの先生方に、発達の視点を持っていただけるよう、いろんな方法を模索しております。

投稿: momoはは | 2008年7月20日 (日) 23時50分

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