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2008年7月12日 (土)

服巻智子先生のブログ記事に想う~独り言

服巻智子先生の公式ブログに非常に興味深い記事を見つけた。

夢をあきらめるたびに~let go

少し前に、「ねばならないと、思い込む事なかれ!」という記事を書きかけたままに
してあるが、まさに、そのことが、実話を伴って語られている。
ももを見ていると、このねばならないが、普通の人のレベルよりも強いように
感じる事が多い。こだわりとも言えるのかもしれないが、思い込むといったほうが
私にはしっくりくる。
一途に思い込む、硬直的な思考は、自分も周囲も破壊してしまいがちになる。

まさに、前述の記事にもつながるような、素晴らしい示唆が盛りだくさんの
記事なんですよね。
受け入れられない自分をどう受け入れて、挫折を前向きに転換していけるか?
みたいな事を あきらめる≠give up   ではなくて、lあきらめる=let goだと
おっしゃっているのが、素晴らしい!


ASDの就労支援者側の心構え

以下、抜粋↓

特に、感情の未発達と衝動性を併せ持つ人の場合、自分の混乱が一気に沸点に達しやすく、それが破壊・攻撃と評される行動となってしまいがちだ。
<ももは、このタイプなのだよね、、、、。

中略

感情のコントロールが出来ないのは、単に衝動性だけの問題ではない。
感情そのものも未発達なのだ。
<この部分が一番の課題かも、、、、、。
感情全てが未発達というよりも、一部は大人びたところもあるけど、
一部が非常に未発達で、でこぼこが激しい感じかな?


生活年齢が成人に達していて、学歴もあるからと、直ちに就労移行支援事業に乗せるのは早計である。
その人がASDならば、基本的生活習慣のほか、問題解決スキル獲得のレベル、構造化活用スキルのレベル、衝動性の状態、感情の発達レベルとコントロールスキルレベルをある程度見極める必要がある。可能なら、これらの領域に関して、ある程度の基礎トレーニングを積ませるプロセスを経てから、就労支援に乗せる。つまり、それこそが、移行支援なのだ。
理想に燃えて、ASDの人の仕事に行かせる仕事をさせようとしても、上記の人としてのスキルが就業レベルでなければ、特に、パニックへの対処スキルに問題があって、仕事上に支障をきたすことが予測できるのであれば、本人のためにも基礎トレーニングを先行させるべきである。
いったん、職場で就労支援を始めたのに、適応力が低くパニックが多いからと止めさせられるのであれば、本人にとっては甚大な『失敗体験』となる。忘れられない脳を持つ彼らに、取り返しのつかない失敗体験をさせてはならない。それを避けることも支援職のプロとしての役割だ。
<これは、就労に限らず、就学に関しても当てはまる。
これが、一番重要な支援のようにも思える。
椅子に座っていられる訓練、パニックをおこしそうになった時の
対処の方法など、最低限のポイントを訓練してクリアできれば、
周囲も出来ない事を責めたりせず、受け入れてもらえやすくなる。

こういった就学前支援が充実していれば、甚大な『失敗体験』として、
フラッシュバックを引き起こして、
出来る事も出来なくさせてしまう2次障碍にもならずに済むのに。

学校も、子供にとっては、ひとつの社会だ。
最低限の社会適用スキルを身に付けられていれば、
その他の遅れは、周囲に認めてもらいながら、成長していける。
しかし、大パニックを何度か起こしてしまうと、印象は固定化して
しまい、受け入れられ難くなってしまう。
そして、その現実を誰よりも本人が一番よく理解していながら、
出来ずに、自己否定に走るしかなくなってしまう。


興味ある方は、服巻智子先生の無駄のない、的を得た記事のほうを
読んで見てください。

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