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2008年5月17日 (土)

岩田社長名言について

たとえば、ちょっとずつ努力しますよね。
当然のことですけど、1日では急にわからないし、
本を1冊読めば変わるっていうこともないし、
近道があるわけでもないですよね。
これは以前の対談でもお話ししたことですけど、
そういうときに、
人は、注いだ努力に対して
十分な結果、見返りがないと感じたときに
それをやめてしまいやすい
と思うんです。
私にも、そういう挫折はないわけじゃないです。
ただ、身についたいろいろなことについては、
「あ、ちょっとわかったな、おもしろいな」という
自分の変化の兆しみたいなものを
感じ取りやすかったんだろうと思います。
ひとつひとつはとっても小さいんだけれども、
わかったり、つながったりすることで
それがおもしろく感じられて、
その連続で身についていくような感じなんです。

これは、ももたちのような自然に覚えていくというのが
困難な子供達にも当てはまるし、

そういう子供を育ててる親にも当てはまるなぁと
そう思いながら読みました。

特に、自分自身が努力すればいい問題については
見返りというのが得られやすいんですが、
自分とは違う他人を頑張ってもらおうと努力を続けるのって
まさに、日々、挫折との戦いのようにも思える事があります。

では、挫折してしまいそうになっている社員なり人の
気持ちを、どうしたら、変えられるか?については
最初のインタビューにあったのですが、
岩田社長の場合、社員、ひとりひとりと面談をし、
まず、相手の気持ちを吐き出させるというか聞くんですって、
ちゃんと聞いてから、自分の考えを伝えるとすんなり
入っていくけど、頭ごなしに、正論や結論を言うと、
受け入れてもらえなくなるといった事が書いてあったと
思います。

岩田社長はこうも話しています。
私、いまよりずっと若いころ、30代前半くらいの
自分がものすごく忙しく感じていたころに、
「自分のコピーがあと3人いればいいのに」
って思ったことがあるんです。
でも、いま振り返ると、なんて傲慢で、
なんて狭い視野の発想だったんだろうって
思うんですよ。
だって、人はひとりひとり違うから
価値があるし、存在する意味があるのに、
どうしてそんなこと考えちゃったのかなって
恥ずかしく思うんですよ。
いまの私は逆に、
ひとりひとりがみんな違う強みを持っている、
とういうことを前提にして、
その、ひとりひとりの、ひととの違いを、
きちんとわかりたいって思うんです。
それがわかってつき合えたら、いまよりもっと
可能性が開けるっていつも思ってますね。

岩田社長の凄いところは、こういった視点に立って
まず物事を見れるってことなのかもしれません。
そして、人が要だって信じているところが、他の経営者とは
一線を帰すところなのかもしれません。

まず、明らかに自分と意見の違う人がいる。
それは、理不尽にさえ思えるかもしれない。
でも、その人にはその人の
理屈と理由と事情と価値観があるはずなんです。
そして、その人たちは、
自分ができないことをできたり、
自分の知らないことを知っていたりする。
だから、すべてを受け入れろとは言いませんけど、
自分にはないものをその人が持っていて、
自分にはできないことをやっている
ということに対して、敬意を持つこと。
この敬意が持てるかどうかで、
はたらくことに対するたのしさやおもしろみが、
大きく変わってくるような気がするんです。

こういう考え方というのは、若い時には、
なかなか見えないものなのかもしれませんが、
視点の違いに気付けると、新しい世界が開けるというか
生きる事が少し楽になるのかもなぁとそう思いました。

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