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2008年5月14日 (水)

名言に我、想う。

カイパパさんのところの読者プレゼントの記事を読んで
感動している私です。

一時期、任天堂の株主でもありましたし、
岩田社長のプレゼンやスピーチなどは以前から拝見したりしていました。

糸井重里と、岩田社長の対談は、ビジネス誌や専門誌などのインタビュー記事とは
違い、もっと本音の部分での話がたくさんあって、
子育てにももちろん、いろんな周囲との関係づくりや、もろもろの生きていく上で
避けられない活動の全てに、役立つヒントがあちこちにあったと感じました。

自分の仕事上の経験ともリンクする部分もあり、共感もありました。

糸井さんや、岩田社長の考え方を真似すれば、成功するというものではありませんが、
誰にでも応用できるようなヒントがあり、人間、考え方次第、自分次第で、
人生をどうにでも変えられるという見本を見せられたような気がしました。

成功した人にはある一定のルールみたいなものがあるのですが、
岩田社長は、今までの成功したどの社長さんにもない、独特の不思議な価値観が
あって、とても面白く読み進めました。

深く同感する視点もあり、新しい視点もありで、非常に考えさせられました。

時代が変わっても、変わらない、物事の本質ってたくさんあると思うのですが、
そういった本質をシンプルに伝えてくれていて、とてもわかりやすかったです。
このわかりやすさは、任天堂の製品にも共通していますよね。

さて、ももの問題行動に悩んでいる母なのですが、
いろんな分野の先生方に相談しながら感じていた疑問があったのです。

どの先生方も、それぞれの分野でその道を極めてらっしゃる方で、
それぞれの言い分に真実がある。
しかし、それが、こちら側の要望と合致しない。
例えば、ももの問題行動に対して、心理療法的なアプローチをするも、
全く、効果がない。それは仕方がない。
が、その結果に対して、「季節の変わり目は皆そうだ。」とか、
「障碍特性だから」と言われると、
つい心の中で、「そんな事は言われんでもわかっとる。」
または、「もも自身、温度変化などで身体的に凄く困るという自覚がない」と
言うのを、「気が付いてないだけでそれが原因です」と言い切られてしまう事に
対する疑問が湧いてきていた。

自分の中でプロの世界というのは、頑張りましたが、ダメでしたという
言い訳は通じなくて、結果を出さないと、お金をもらってはいけない。
という考えがあり、どんなにクライアントが無理難題を言っても、
それをアイデアでもって、ちゃんと利益を産む形にする、クライアントが望む
形にする事がプロの仕事だと思っていて、言い訳をするというのは
プロではないと、感じてしまう。
例えば、クライアントの見当外れな思い込みによって、とんでもないものを作れ
と言われる、仕事だから一応、言われた通りのものもつくり、もうひとつ、
クライアントの意見も踏まえて、プロの目で改善したものもつくり、持って行き、
伝わるように説明をする。
それこそ、難しい事抜きで、誰でも、見て一目瞭然みたいなわかりやすい説明を
する。
それでも、絶対に売れないだろう思い込みで作れと言ったものをクライアントが
選んだら、それは、自分のプロとしての能力不足だったという事になる。
自分は、お金をいただいて、作ったものに対して、責任が持てないというのは、
非常に辛い経験になる。

例えば、医療の現場など、不確定な部分がたくさんあって、
時に、思いもよらない結果になってしまうこともあるのだろう。
でも、優秀な医者であれば、事前に、きちんと、リスクの部分も
納得できるように説明するはずである。

そもそも障碍であって、大元の部分は完治しないという前提に立って
いるのだから、その辺が余計、あいまいなのかもしれないが、

理由付けをし、それによって仕方がないと言い切られるものに、
お金をかけても仕方がないし、
例え、すんなりいかなくても、トライ&エラーで、原因を探りつつ、
頭を使って、解決していってくれる分野にお願いをしたいと
思って、今、行動療法家の先生に会いに行ったり、勉強をしている
ところです。

私は、どの先生にも感謝しているし、実際、助けてもらっている部分も
あるので、全てを否定するような事は言いたくない。
しかし、私は、ももの問題行動をなくす、または緩和したいという目的が
あって、お願いしているものを、どうにでも説明がつくような言い方で
仕方がないと言われる事は、どうしても受け入れられないのだ。

それは医療の現場でもそうであって、薬があまり効かない。
それに対して、遺伝だからとか、例え、それが統計的にそういう事実に
基づいての発言だとしても、
「そんな事を聞きに、わざわざ来ているのではない」と思ってしまう。

また、それぞれの立場〔医療、心理、行動分析〕、それぞれの個人的立場
でこれまた180度意見が食い違い、それぞれが皆、自分の意見が真実だと
主張されるのも、その中心に置き去りにされている当事者としては、
それぞれの壁を越えて、意見の統一をはかってくれないのかな?
同じ方向を向いて、歩いてくれないと、困惑するぞ。とそう思うのでした。
また、それぞれに、真実があり、自分が正義だと、正義感に燃えて
おっしゃる先生方の姿を見ていると、
岩田社長のような視点を持ったバランスのいい人が間に入って、
まとめてくれるといいのになぁと思ったりしました。

現実的に、学者の世界では、そういう視点はありえないのかもしれませんが、
なんというかリンク先の井上先生のように、脱藩同盟宣言をし、
療法を守るのではなく、当事者を守るという視点に立って物事を考え
進めようとしていただける専門家が増えて欲しい。そう切実に思います。
〔実際、井上先生のブログを拝見していると、まず人ありき、
そして、岩田社長と同じような視点に立って、柔軟に物事を進めていくバランスの
よさみたいなものを感じずにはいられません。〕

確かに、頭の回転が速く、ズバッと斬れて、素晴らしい諸先生方は
たくさんいらっしゃると思いますが、
自分だけで、完結してしまうような視野の狭さがあるよりも、
自分の役割みたいなものをきちんと捉えて、皆で力を合わせて、
大きな目標を達成しようみたいな考え方に共感してしまいますね。

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