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2007年10月27日 (土)

2学期のmomo

なんだか暗い話題ばかりなので、玉には、明るい話題を
書かなきゃと思い、ももの近況を唐突にお知らせします。

2学期に入ってからは、見違えるように授業態度も改善し、
トラブルも減って、お友達も増え、毎日学校が楽しくて仕方ないという
感じで元気に通っております。
いろんな友達から、連日のように、お手紙やらシールやらをもらい
返事に忙しい様子です。
「放課後もももちゃんとどうしても遊びたいと娘が言うので
遊んでもらえますか?」といったうれしいお手紙もありました。

おそらくいろんな意味で一学期よりは見通しがつくようになり
安心出来てきたという事なんでしょう。
勉強は、夏休みに頑張った成果が驚くほど出て、
心配してた漢字も繰り上がり繰り下がりの計算、文章問題、
作文と、自力でこなすまでぐ~んと成長しました。
夏休みから始めた学研の教材がとてもあってるようで、
横につかなくても、自分でどんどん勉強を進めていくように
なりました。
わからない時だけ、「ママ~、悪いけど、ここ教えてくれますか?」
と聞きにきます。
文章問題も、ひねった問題は無理だけど、こぐま会の1年生用文章題は
ほぼ自力でとけるまでになりました。
作文も、「ママが助けるから待っててね~」と言ってる間に、
さくさくと書き上げてしまうほどになりました。
といっても、文章として成り立ってない部分はありますが、
それでも原稿用紙何枚かを自力でさくさく書けるだけでも
凄い進歩だと思えてしまうんですな。

わずか半年前までは、LD要素がきつくて、覚悟してただけに
この成長はびっくりなんですね~。

時にパニックになったり、自閉ちゃんスイッチが入ってない時の
ももは、凄く人に気をつかうし、雰囲気も読みます。
お友達が荷物がたくさんで困ってたら、自然に持つよとさっと手を
差し伸べるし、したくない遊びもつきあったり、あわせたりしてます。
家でも雨が降ってきたら、何も言わずに洗濯物を取り入れておいてくれたり、
うっかりものの母を持ったお陰で、戸締まりは確認してくれますし、
お財布をかごに入れたまま特売に夢中になってると、「ママお財布また盗られるよ
私があずかっとくね」と常に助けられているももははなんです。
私が仕事が忙しいと、手を煩わせてはいけないと思うのか、自分でさっさと
お風呂掃除して湯を入れてお風呂に入ってたりもしますし、
ほんとに気のつくやつなんです。

ただ、スイッチが入ると、雰囲気どころか、何もみえなくなりますし、
ひぃ~とパニックになれば、本来なら出来るはずの簡単な事まで出来なくなり
異様な雰囲気を醸し出した変な人に変身しちゃいます。

知らない土地の公園で知らない子どもの集団に、物怖じせずに
「入れて~」と言って平気で入っていくので、びっくりされますが、
おっとりしてやさしい面も持ち合わせる子なんです。
保育園時代は、ももを嫌う女の子集団もいて、ももが入れて!と言うと
「や~めた!」といって遊びを中断して仲間に入れないという意地悪を
する子もいれば、
もものよさをちゃんと見つけてくれて、親友と思って接してくれる
子もたくさんいました。
特にその意地悪をする女の子集団を「ぶすは心がきたないから、
顔がきたなくなるんだよ」と言ってたじゃりんこチエのように強い
女の子はいつもももをいじめる子から守ってくれてました。

どうやったら、自閉スイッチをオンしてはいけない時にオンせずにいられるか
パニックになりそうな時、どう自分をコントロールするか
少しづつ進歩はしていますが、まだまだ6歳。
まずは安心出来る環境をママが頑張ってどこまでつくれるか?
そして、その中で、いろんな人のほんの少しの後押しがあれば
どんな子ども苦手を克服してそれなりに成長していける。

今日のような自閉スイッチが全開でオンになってるのを目の当たりにすると
こりゃ、お友達は引くわな~と思わずにはいられませんが、
そうならざるを得なかった行動の裏にある理由を想像しつつ、
ひとつづつ、教えればなんとかなるさと思う母なのでした。

本日の連絡帳には、大きな声できちんとセリフを言えてとてもよかったです。
と担任からのメッセージがありました。
おもいっきりシングルフォーカスなコメントでひっくり返りそうになりましたが、
担任は、そこだけしか集中して見てなかったわけで、集団から浮きまくってたもも
は見えてないんですなぁ。。。とほほ。。。。
もっと事前説明なり、自分の番以外の時もちゃんと演技をしている人を見て
応援するように指導して欲しいと言おうと思ってましたが、
これは、言うだけ無駄に思えましたので、セリフの指導、ありがとうございました
とだけ返事を書きました。
集団行動への適応はももにとって一番の課題ですから、他の担当の先生に
でもお願いしていこうと思ってます。

ももは、保育園時代は、警報が出て休園しても、保育園に行きたいと泣いたし、
今も風邪で熱があるのに、学校へ行きたいよ~と泣く子です。
2次障碍の時でさえ、学校が好きでたまらないといって泣いた子です。
いつまでも学校(=友達)好きでいられますように、母は心の中でいつも祈ってます。

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発表会

今日は、ももの学習発表会がありました。

なんというか、彼女の置かれている状況が一目瞭然に
わかるような、そんな発表会でした。

保育園時代の発表会、記憶力のよいももは、他の
クラスの劇のセリフも全て覚えてしまって、
当日、ど忘れしてしまったお友達にセリフを教えてあげるほど、
自分の長所を発揮し、発表会を楽しんでいました。
ももが記憶力がいい事に気付いてくれた先生が、
長い前説を言う役を与えてくれたりで、
彼女の弱い部分があまり出ないように、長所が十二分に
発揮されるようにとの配慮が生かされたものでした。

集中力が続くように、セリフの多い役回りを与えて
くださったり、当日の予定をきちんと説明してくれたり、
耳からの情報が弱い部分をいろんな方法で補ってくれてたように思います。
ですので、楽しく、きちんと出来たんでしょう。

が、今日のももは、始終、落ち着かない様子で、
天を仰ぎ、歌も口パク、または、このところなくなってた指吸いを
はじめたり、最後は、舞台の上で、ずっと鼻をほじってました。。。

保育園時代は、家でも発表会のセリフや踊りや唄を毎日のように
私に披露してくれたものです。
それが、今回は全くなくて、どんなセリフを言うのかを聞いても
言わずじまいでしたので気になってはいました。
担任いわく、きちんと練習に参加できて、よい感じだという事でしたが、、、。
また、私の繁忙期と重なってしまい、私も仕事の事でいっぱいいっぱい
だったのも、いけなかったなぁと反省しています。

学校は勉強するところですから、保育園のように十分
発表会の練習の時間もとれないでしょう。
ただ、ももが参加しやすいように、説明なり、ほんの少し配慮が
あってもいいのではないか?と思わずにはいられない発表会でした。
根本的な気持ちの部分で理解が出来ていませんので、
一時が万事こんな風なのかもしれません。

学校に配慮をお願いすると、必ず子どもの自身のせいにされるか、
家庭での教育のせいにされてしまうし、
今までさんざんお願いしてきて、これですから、無理だと半分諦めていますが、
(いけない事は、びしっと注意してくださいとお願いしたら、パニックになると
やっかいなので、、、と言われましたからね、、、。)
それにしても、こどもは環境でこんなにも違うのかというのを目の当たりにして、
愕然としました。

自分のセリフのところだけは、大きな声でしっかり発表できていましたが、
パパが見たら、落ち込むだろうなぁ~と思わずにはいられない発表会でした。

担任自身、なにか発達に問題があるのかな?と思わずにはいられない部分が
あるので、あまり多くを望むのは無理だと以前より考えていましたが、
誰でも出来るような、簡単明快な指示をひとつふたつ、お願いするなりしなかった
私にも非があります。

保育園時代がいかに恵まれていたか、身にしみてわかる今日この頃。
まだ基礎体力のない一年生のももにどこまで無理をさせて、どこだけは
学校に煩がられても、お願いしなきゃいけないのか、日々勉強させて
もらってるmomoははです。
保育園時代の、こんなことは、言わなくてもわかってもらえる、、、は
全く通じない小学校、まだ5年も残ってますから、腹括って子どもの環境を
つくっていかなくてはなりませんね~。
もちろん、ももには、当日の自分の姿を後で観てもらって、正しい行動を
教えます。
教えれば、出来る子ですからね。

理解のない環境で、子ども自身の力を過信して、頑張らせた結果が
一学期の2次障碍でしたから。。。。
理解のある環境をうらやんでいても仕方ないですから、気持ちを切り替えて
自分で環境を変えていくんだと自分に言い聞かせたははでした。

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2007年10月25日 (木)

才能は人より多いのが才能なんじゃなくて、人より足りないところが才能

仕事で資料を探してた時に偶然見つけた記事に
ということが書かれてありました。

才能は人より多いのが才能なんじゃなくて、
人より足りないところが才能で、
自分の場合には、欠けているところがテニスのラケットの形を
していたんだ。
J・マッケンロー

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2007年10月13日 (土)

茨木のり子 「自分の感受性くらい」

「自分の感受性くらい」

ぱさぱさに乾いてゆく心を
人のせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄


自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ




高校時代から、現在まで、何かに負けてしまいそうになる時、
思い出す、茨木さんの詩。

人生、常に、弱い自分の心とどう戦ってゆくか。
敵は他人ではなく、自分自身にあると常に思う。

誰かと自分を比べても、仕方がない。
それよりも、自分の欠点も含めて、これが自分と
丸ごと受け入れる事が出来れば、
心が軽くなって、自分らしく生きられる。

自分に負けない大人になってほしい。

あまりに言葉が堅くて、尖っているので
否定的な捉え方をする人もいるが、
私には、自分が自分に贈る応援歌のように
感じられる。

ももが成長した時に、譲りたい詩のひとつ。

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2007年10月12日 (金)

一歩前進???

先月末から、特別支援学校の担当者と、教育委員会のほうへ
相談していましたが、
学校からは、何も連絡がなく、放置プレーでした。

本日、今週中に、学校から、連絡を入れさせますと
教育委員会の担当者から先週末言われていましたが、
返事がないので、3度目のどうなってますか?コールを
しました。。。。

その電話で、相談させていただいていた特別支援学校の心理の先生が
今週の水曜日に我が校を、あちら側の意向で訪問され、各学年を見学し、
校長先生とも2時間以上お話をされたと聞きました。
きっと心配してくださって、動いていただいたのだと思います。
こちらが要請をして来ていただくのが通常ですので、とても異例の事なんだと
思います。
とても真面目で一生懸命な先生ですので、何度も様子はどうですか~?
というメールもいだたきましたし、このようにイレギュラーに動いていただいたんだと
思います。超多忙な先生だけに、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
ただ、要望書を保留にされたまま、私のところには、学校からな~んの連絡も
ありませんでしたが、、、、。

そんなわけで、かなり強めの電話を入れていただいたのか?
校長が、我が家に来て、今回の謝罪と、話し合いになりました。
ただ、当の本人であるコーディネーターの先生からの謝罪はないままで
なにか違和感は残ってますが、、、、。

特別支援学校の先生に2時間以上話をしていただいた割には
「ももちゃんは、優秀なので、このまま伸びていけば、普通の子供になって
なにも問題はなくなるので、、、、問題が起きたら対処します」という話を
されるので、根本的な部分での思い違いを埋めていくのには、まだ時間と
根気を要するように感じます。
ももは、ももなりに伸びていきますが、どんなに頑張っても根本的な障害が
消える事はありません。
勉強も、家庭での学習と、療育先でのいろいろな積み重ねがあって、やっと
ここまでこれているだけであって、配慮はずっと必要なのです。

まあ、春に校長室でお話をした時とは、まったく正反対のお話をされましたが、
どこまでが本意なのか測りかねる部分が心の底にあって、疑心暗鬼で聞きました。

我が校の校医でもあり、親の会の支援者でもある方のところに学校から
特別支援をすすめていく上での協力の要請が来たので、
私の名前をだして、親御さんの意見を聞くのが一番じゃないですかと
勧めておいたという話を聞いたと切り出したとたん、
あれは、違うんですよ。と煙に巻かれたところにも、ひっかかりが残りました、、、。
親抜きの特別支援っていうのはありえないと思うんですがね。。。。

そうは言っても、少しづつ、進むしかないですね。

体面を整えるだけじゃなく、ちゃんと理解して、ちゃんと子供達を見守って
もらわなくてはいけませんので。。。。

本意ではなくとも、不適切な発言はしないという事と、話し合いをもっともってもらう
きちんと連絡を取り合える環境を整えるという事は承諾いただきましたので、
一歩、前進したと前向きに捉え、感謝したいと思います。

おそらく、私は、うるさい問題ありの親としてマークされているかもしれませんが、
子供の代弁が出来るのは親ですから、今後も変わらず、動いていこうとは思います。

何年生か忘れましたが、書くのが苦手な子供を受け持つ担任に、どうして何もかけない
まま放置したのかと叱ったとか、おっしゃってましたので、
それは手の筋肉とか、視機能に問題があって、努力しても出来ないんです。と
市内の他の学校での取り組みを例に挙げて、無理矢理書かせずに、別の方法で支援して
くださるようにお願いをしました。
ひとつひとつ、説明しましたが、半分も伝わっていない感じがしました。。。。

なんだか、ボタンをかけ間違えたシャツを着ているような気持ちの悪さというか、
親、校長など管理職、現場の先生の間で、物凄いズレというか、勘違いの連鎖というか
そういうものが、ひろがっていて、やはり根本的な理解をわかりやすい形で
勉強していただかなくてはならない必要性を強く感じました。

なんだか同じ事について話しているのに、お互い別々のものを見ているような
そんなとんちんかんな話し合いでした。

これは、とても協力的に動いてくださる教育委員会の特別支援の担当者であっても
「感覚統合ってなんですか?」というズレがあちこちにありますから。。。。

まあ、それでも、こどもに自分でもできるんだという気持ちを持たせる事が大事という
言葉が、校長先生から聞けた事は、大きな進歩かもしれません。

まずは、市内、全教職員向けの体験授業を、本当にやっていただきたいです。

先生に対してもスモールステップですね。。。。
まずは、根本の認識をある程度のレベルまで共通にしないと、次に進めません。。。。

特別支援といっても、あまりにもシステムがなっていないというか、
現実の子供を使っての実験みたいなレベルの話になってますので、
そうでなくて、全国共通に、きちんと実施されるようなシステムの再構築を
別のいろんなところへ訴えていく必要性を感じます。
とりあえず、主治医は、特別支援法に深くかかわってきた先生ですので、
「そんなこと言われなくてもわかってるよ」と言われそうですが、
なにか書面にでもして、渡して、お願いでもしてきましょうかね。

学校もそうなんですが、お役所も、システムに大きな欠陥があるように感じます。
役所は業者との癒着がないように、数年で人事が大きく変わります。
やっと、なんとか基本的なことがわかって、仕事が出来るようになったとたん、
まったく別の畑の課へと移動になりますから、
いろんな経験や知識や人脈をつなげていくという事ができません。
先生もそうなんだと思います。
学校なんて、校長先生によって大きく変化しますから、そうじゃない
仕組みみたいなものが必要なんでしょうねぇ。
犬山北に何度、転校したい!と思ったことか。。。。
でも犬山北の校長先生も今年で定年だそうですので、その後も、
ずっと同じような学校でありつづけられる補償はありません。
やっぱり、親は自分の地域の学校を大変でも変えていかなくては
ならないんだと思います。
犬山北も、校長先生が替わっても、地域の人や、たくさんのボランティアさん、
学校と同等の力を持つPTAの仕組みが強力に根付けば、
そのルーツは、守られ、受け継がれてはいくのでしょう。
それは、私達が、自分達の地域を変えていくのと同じか、それ以上の
大変さがあると推測します。
会社も大きくするよりも、大きくした会社を維持し、守っていくほうが
何倍も大変ですからね。

まだももは一年生、まだまだこれからです。

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2007年10月11日 (木)

なんだか変?

学校の先生に限らず、公務員全体に言えるのですが、
社会的な常識というか意識が、一般から大きくかけ離れていると
ずっと感じてきましたが、
今更ながらに、その度合いにびっくりさせられる事が多い
日々が続いています。

先日のコーディネーターの先生の発言は、主治医も限度を超えた
言動は教育委員会へ報告しなさいと言われ、親の会のメンバーにも
同じように言われて、そのように動きましたが、
今だ、学校からも教育委員会からも返事ひとつありません。。。。
うるさい親はほっとけ、、、という事なんでしょうか?

先月末の運動会の前日、家に来ていたもものお友達が
帰り際、「ももちゃん、自分がどの列に並んでついてくかわからなくて
右往左往してたよ。先生は気付いてないみたいだったよ。」と
教えてくれました。
どうも、クラスであか、白、青にわかれて、その分け方もいつもは背の順?
だけど、今回はあいうえお順で、どうもわかりにくい様子。。。。
先日の夕方、しかも、ももは風邪気味で薬をもらいにいったり、明日の
お弁当の用意やらで担任に連絡とる時間もありません。
ですので、コピー用紙にざっと用件を走り書きして、ももに託しました。
内容は、どうもわかりずらいようなので、当日わからなくなってパニックに
ならないように指導を宜しくお願いします。というものです。

そんなこんなで運動会がはじまり、少したった時に、校長先生が
いらして、こうおっしゃりました。
「お母さんからの手紙をもらって先生は凄くショックを受けていました。
ももちゃんには2人の先生がついて手厚く指導していました。一生懸命
やってるのにこういう風に言われるのは残念です。
今後なにかあれば、担任ではなく、直接校長の私に言ってください。
それから、あまり子供の話を鵜呑みしないように」と、、、。

??????
私はなにか酷い事いいましたか????
普通、お友達からももが困っている様子を聞いたら、心配になって
担任に聞く事のは、どんなお母さんだって同じだと思うんですが?
一生懸命やっていただいているのであれば、そのように普通にお話し
くださって、大丈夫ですよと一言いっていただければ、
そうですか。よろしくお願いします。で済む話だと思うんですよ。

それが、まず、子供をおいておいて、先生がショックって
一体どういう事なのか?
しばらくして、ふつふつといろんな感情が沸き立ってきて、
それを消化するのに何日もかけてしまいました。。。。

確かに子供の言葉がそのまま真実とは限りませんが、
そういう言い方は、よろしくないと思うのですよ。

ももが就学前から現在まで、交わされてきた会話のほとんどが
子供目線ではなく、大人目線での会話でした。

学校をあげて国語力の強化だの、いじめ撲滅だのやってますが、
こんな人の気持ちや立場に立って、会話が出来ないのに、
国語力を子供に指導したり、いじめをなくせるのか?
疑問で仕方がありません。

地域のお年寄りからも、通学時に車の前に飛び出していく児童がいて、
どうも大人に注意されたくてやっていて、毎日気になって止めているが
いつか事故にならないか心配で学校に電話したら、
「そういう事を学校へ言ってくれるな。」という返事が返ってきたそうで、
学校の対応に立腹されてました。

もものクラスは、一学期から、皆の邪魔をしなければ、席で絵を描いたり
粘土をしていてもいいと言われてた児童が、いよいよ、遊びにあきて、
授業を妨害しはじめて、クラスが混迷状態に入ったと、何人もの子供に
聞きました。

一学期に心配して学校へ話しに言った時に、これは学校がどうこうできる
問題じゃない!と逆キレされて、そのままになりましたが、
放置していれば、やがてはこうなるのは予想できたと思うんですね。
学校がやらなければ、私がその子に勉強を教えてとおもい、
しきりに、ももに、その児童を家に連れておいでと言いましたが、
そのまま、来ずじまいでした。

先日、お友達のきつい言葉に過剰反応したももがお友達の消しゴムを
投げて、パニックになったと担任から電話をもらった時に、
担任が、感情的に「パニックになったももちゃんをクールダウンの為の
保健室へ連れて行くと授業が中断して皆の迷惑なんですー!きぃー!」
保健の先生にも文句言われるんですー!きぃー!」
と担任自身がいっぱいになっているのが伝わってきて、
「療育先の先生の訪問も、特別支援学校の要請も拒否しておいて、
子供や親を一方的に責めるのはあんまりじゃんか!」と腹が立つよりも、
心配のほうがだんだん強くなって、
私が見守りに教室に入りましょうか?と申し出たところ、
「ももちゃんはとても落ち着いて、よく出来ていますので、お母さんに来て
いただく必要はありません!」と断られました。

ももは、暴力はいけないと約束しましたので、一生懸命それを守った結果が
消しゴム投げだったわけで、進歩してるので褒めてやってほしいくらいなのになぁ。

どんなに学校に対して、先生に対して腹が立っても
子供の事を考えると、文句ばかりも言っていられません。

こういう状況ですが、間違った対応も多いのですが、校長もコーディネーターの先生も
担任も、陰でいじめるなどの対応はなく、ももにはそれなりに接していただいている
事には感謝しています。

忘れ物を靴箱へ入れにいくと、いつも担任はもものよこについて、指示が理解しにくい
ももに丁寧には教えてくれていますし、褒めてあげてほしいという私のお願いも聞き入れて
努力はしていただいている事には感謝しています。
入学直後、親の会のメンバーに、この担任は「私達の学校にいた時は、クラスが大きな問題を
起こすので有名な先生で、親子面談の時は、常に教頭が同席してた。」という事を聞いて
ましたが、それはそれ、これからを頑張っていただければと思ってきました。
見ていて、この担任にはよいところもたくさんあるのに、マイナス要素でそういう評価になってしまう。
確かに授業はわかりやすいとは言えない。子供に的確な時に的確な叱り方が出来ないので
甘くみられて、統率力を欠いてしまう。
自分に否があれど、親からも上司からも常に文句を言われて、一時は長期欠席が多かった
らしいです。
私は、母親としては、いろいろと思うところはありますが、担任を責めるのは、子供に
とってよくない。そういう想いで、特別支援学校の先生や、教育委員会の担当者に
いろいろとお願いをしてきました。
まずは、困っている子供を救う前に、先生を助けたいと。。。。
それに対して、特別支援学校は支援を、教育委員会は支援員の増員を、
すぐに対応してくれました。しかし、学校側が拒否しました。

校長先生も、担任も、特別支援とか、発達障害について、間違った解釈をもっているのが
問題なんだとおもうんです。
まずは、そこを改善していかないと、話し合いにもなりません。

この想い少しでも学校に伝わると、いいんだけどなぁ。

同様に親の会が市の福祉会議に招かれて、数ヶ月に渡りいろいろと発言させていただきましたが、
その中の連携の部分で児童福祉課の対応について、ある親さんから意見がありました。
要するに、役所内の事なのに、自分の課の担当じゃないから、知らないという返事じゃなく、
せめて、関係部署に繋ぐなどの事をして欲しいという事なんですが、
その話の時に福祉課の部長さんは、それは普通なんじゃないですか?と驚いた声で
返事されたのですが、その普通の事が出来ていない児童福祉課。。。。みたいな不味い
雰囲気が流れて、ひゃっとしたのですが、
案の定、それを恨みに思ってか、親の会を悪く言う声が役所の一部に広まってるようで、、、。

市民の声を聞かせてくださいと言う事で、時間を削って、仕事を休んで出席し、
少々行き過ぎはあっても、一般企業なら、それに対して、逆キレするような事は
考えられませんが、、、、その辺の認識がやっぱり違うんでしょうねぇ。

筋からすると、私達は悪くはないとなりますが、親として、この方達を敵に回すよりも
味方になってもらわないといけないわけで、
そこは、大人になって、一言、悪気なかったんで、すいませーんと
児童福祉課さんのメンツをたてなければなりませんよね。

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