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2007年7月 4日 (水)

昔のももの事

就学前のお子さんを持つお母さんの話を聞いて
そうだなぁと改めて想った事がありましたので、書いてみようと
思います。

その男の子は自閉症で、地域の幼稚園に通っていたそうですが、
親が、子供を理解して対応してもらえるように、いろんな本なりを
園側に渡して、対応をお願いしてきたにもかかわらず、
パニックをおこしている男の子に対して、力づくで押さえ込んで
叱りつける対応を続けたらしいです。
(ある意味、虐待ですね。。。。。)
わかってもらえず、間違った対応を続けられてどんどんパニックは
酷くなり、転園をする事になりました。
転園先の保育園では、すでに全ての保育士さんが自閉症に対しての
知識なりを持っていて、その子にあった対応をすぐにしてくれたそうです。
すると、特別な配慮などなくとも、その男の子はトラブルもパニックも
おこすことなく、毎日穏やかに過ごすようになったそうです。

もも も、年少の頃は、ももの事を大好きな保育士さんが、
ももにあった対応でもって日々接してくれていました。
ももの好きなこと、嫌いなこと、得意、苦手、ほんとうによくももを
見て、わかってた保育士さんで、親の私が知らないような
ももの特徴も、たくさん教えてくれました。
ある時、キティちゃんの顔にのりとふりかけで顔を描いたおにぎりを
入れたお弁当を持たせた時も凄い剣幕で
「ももちゃんは、白いご飯じゃないとダメなんです。ふりかけやめて
あげてください!」と叱られてびっくりした事もありました。
ももが白いご飯にこだわっているのは知っていましたが、
ほんの少しなら、かわいいし、いいだろうと思ってつくったのですが、
保育士さんのほうが、ももの事をわかっていたんでしょうね。
毎日、こんな事ができた、あんな事ができたと、うれしい報告を
帰りにしてもらっていました。
もも もその頃はパニックはありましたが、
割と落ち着いていましたので、親もももの障碍に気付く事無く
穏やかに過ごしていました。
年中になり、人数も爆発的に増えて、あまり子供の事が好きではない
ように見える保育士さんが担任になりました。
とたんに、連日のパニック。
スムーズにいっていたトイレトレーニングも頓挫。しかも後退。
毎日、毎日、親の躾がなっていないと、クレームをつけられて
親も精神的に追い込まれていきました。
この保育士さんは年配で、お母さん達の中には、自分が子供の時に
同じ保育士さんにみてもらって、酷いいじめ?られかたをしたという
お母さんが何人かいて、
逆にその時は、昔の恨みの倍返しのようないじめ?に先生が
あってました。
今思い返せば、このまずい対応があったので、ももの障碍に気付けた
と考えると、これも必然と思えるのですが、
いかに、子供に関わる周囲の環境で、子供は大きく変わるか
いう事実があるかという事です。
ももの障碍を知らずとも、ちゃんと向き合って対応してくれた
保育士さんと、ももを知ろうとせずにただ責めた保育士さんとの差。
それでも、ももは、自ら自分の得意である絵や工作を武器に
周りのお友達を応援団につけ、お友達に助けてもらいながら
日々一生懸命、皆にあわせる事を学んでいったように思います。

ももちゃんは、絵が上手、図工が上手と、皆が一目置いて
くれたのも、ももの自尊心を守るのに、助け船になっていたのかもしれません。
お迎えに行くと、ももがつくった折り紙の携帯やら、ネックレスやらを
身に付けたお友達でいっぱいだった時もあったなぁ。

特別支援というけれども、実は、特別な事はなんにもないんじゃないのか?
人と人との基本的な事に気付けるかどうかんじゃないかと再認識したのでした。

また、最後に補足すると、その関わる保育士さんや先生のおかれている環境も重要です。
人間余裕がないと、人の事など考えられませんからね。
年少の保育士や、転園した先の保育園は、ひとクラスの人数が少なかった。
しかし、年長の時や、もとの幼稚園では、ひとクラスの人数がとても多かった。
親としては、ただ、関わる相手を責めるのはよくない。相手のおかれた状況が
悪いのであれば、なんとか余裕をつくれるような努力を親もするなど考えなくては
ならないのかもしれません。
自分に置き換えて考えてみると、腑に落ちる人は多いと思います。

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