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2007年6月13日 (水)

犬山北小学校へ見学に行きました!その1

Inukitarinenn 昨日、地元の親の会の皆さんと犬山北小学校へ見学に行ってきました。
私は、勉強不足でこの学校の事を知りませんでしたが、この学校の存在を知る事が
出来て、そしてお話をたくさんお伺い出来てとてもラッキーでした。

この小学校は観光を主に財源とした犬山市にある全校生徒数576名、
130年の歴史のある小学校で、教室からは犬山城が見え、
閑静で古い趣のある町並みに囲まれた恵まれた環境の中にあります。
校長先生の強いリーダーシップのもと、PTA、親、地域の人、近隣のボランティア、
近隣の大学などが連携をして、みんなでどの子供もとりこぼしのないような子育てを
教育をしていこうという理念の基に学校が運営されています。

とにかく驚くのが、とてつもなくオープン!って事。
外に向けて徹底的に開かれているという印象です。
NHKをはじめとする各メディアでこぞって報道されているので、連日、全国から
親、教育関係者、学生、専門機関、メディアなどいろんな人がこの学校を訪れます。
その人達を全て受け入れて対応するだけでも、なかなか出来る事ではありません。
授業の風景も見せていただけました。子供達の気が散ってしまわないか?
心配をしていると、「テレビカメラなど、日常的に入っていますので、多少の事では
気が散る事はありません」と言われました。
外に向けて開かれているのは、PTA、親、地域だけじゃなく、ありとあらゆる子供達に
関係する人に対して全てという事なんですね。
PTA、親、地域の人達が遠足や課外授業、クラブ活動など、積極的にばんばん中に
入って子供達を指導したりするようです。

そうして、また、驚くのが、確かに校長先生が強いリーダーシップでもって
はじめた事なんですが、
学校とPTA、親、地域全て並列、同じ目線の高さで意見を出し合い、考えあって、進めていく
という事なんですね。
だから、いろんなところからいろんな意見がどんどん出てきて、それをまとめて、皆が
一丸となって子育て・教育に突き進んでいける。皆が対等なんですね。
学校だけ、親だけ、地域だけ、どこかひとつだけが頑張るのではなく、
全てが連携してこそ、機能するという考えのもとに物事が動いていっています。
ここまで積極的なPTAというものを私は聞いた事もみた事もありませんでしたので、
固定観念をぶち壊されるような驚きがありました。
校長先生の強い情熱、そしてPTAの強い情熱、その情熱に共感し、集まってきたNPOボランティアの
人や、親達、地域の人達、同じ志を持った教育関係者、福祉を目指す大学生、大学専門機関。
全てが上手く求心力によって集まり、上手く機能している、ある意味奇跡!?的な学校とも言えます。

予算がなくても、行政に頼らなくても、皆の力をひとつにすれば、こんな凄い事も可能になる!
そういう誰もが頭には思い描く事はあっても、なかなか実行には移せない、実行に移したとしても
なかなか学校と親と地域が一致するのは難しい。
それを実行に移してくれて、全国のいろんな人に、いろんな可能性を見せてくれた事に対して
ありがとう!と心から言いたい。

その素敵な校長先生は残念ながら不在でお逢いできませんでしたが、あと何年かで定年という時に
もし失敗でもしたら今の地位も‥‥というような風当たりの強い事を実行できたのは1に校長先生の
強い信念、2に市の教育委員会のトップから犬山北小の校長へおりてこられた事が関係していると
聞きました。
この画期的な体勢を、校長先生退職後、教頭先生は引き継ぎたいと思いますか?という
我々のちょっと意地悪な質問に、「引き継ぎたくても出来ない場合もある。果たして自分はどうするか
今の時点では答えられない」と正直にお答えしていただきました。(感謝!)
踊る大捜査線じゃないですが、正しいことを通したい、組織を変えたいなら、上に昇進して
いかなくては変えられない。底辺でいくら正しい言動をしても、努力をしても、
それはどろどろの死んだ川の上澄みを必死にすくって、少しでも魚が息が出来るように
苦肉の努力をしているだけで、すぐに上澄みを救う手を止めてしまえばもとの黙阿弥という
事なのかもしれない。
ただ、今すぐ自分達の地域、自分達の学校も犬山北小学校!は無理でも、真似できる
使えると思える箇所はたくさんありました。
私はただの子供の親でしかありませんが、自分の言動がいくら無駄になろうが、結局は
なにも変えられないかもしれないが、とりあえず出来る事から行動してみることが大事かな
とは思います。結果も出ないかもしれません、逆に頑張りを非難もされましょう、自分は
一体なにをやっているのかと自責の念にもかられる時もあるかもしれません。
ただ、それは、第一線で誰も出来なかった事を実行している犬山北小の関係者だって
同じ苦労、同じ不安を抱えているはずですし、事実、心身が消耗しきって、自分の立っている
足許が見えなくなるような気持ちになる事もあるとおっしゃっていました。
それでも、子供のたくさんの笑顔があるから損得なしにやれるのかもしれません。


犬山北小学校では、さらに「えっ!」と我々が驚いたような斬新な新企画にチャレンジする
用意があるらしいです。
さらに、犬山北小学校の理念と試みを犬山市全体に広げるべく、精力的に活動しているとの事。
これほどまでに全国から注目され、地域の根底から力強い声がわき起こっているのですから、
自然と犬山市全体に広げるという目標の追い風となっていると思われます。
校長先生の頭の中にはきっと、何年かかけて作られた構想と計画図というものがあるのかも
しれません。校長先生が捲いた種が芽を出し、いろんなところにかぶわけされて、しっかりと
地に根付いて育っていきますように。。。。。

そして、ももの住む地域にもいつか、種を捲きたいな。今はその地盤改良をどうするか?
という地点で足踏みしている状態ですが。


今回は全体の事について書きました。
次は学校の中の様子について書いていきたいと思います。

http://www.inuyama-aic.ed.jp/kenboku.h.p/gakkozukuri/H18manbizukuri.htm

http://www.inuyama-aic.ed.jp/kenboku.h.p/

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