特別支援
歩み寄りがなさすぎると感じるももの小学校でも4月から
法案に沿った特別支援体勢をとるようになりました。
これは、親にとってはありがたい事ですが、まだ、動き始めたばかりの
体勢という事で、さまざまな問題を抱えていそうです。
厚生労働省や文部科学省のHPに書いてある事と、現場との
温度差、ひらきがありすぎるな~とも感じます。
ももは今のところ、学習面では問題はないように思えるのですが、
どれだけ説明しても、担任自身が他のさまざまな問題も抱え込んで
いっぱいいっぱいなようで、なかなか思うような配慮がなされていないと
いうか、理解していない感じなんですね。
テストにしても宿題にしても、一年生がこんな量をこなすの?
という感じなんですね。さんすうのテスト、計算式がみっちりです。
これが3枚。で、テスト
当然、疲れますから、2枚目くらいから、間違いも増えていきます。
授業も、書くなら書く、用意するなら用意するでいっぱいいっぱいに
なってしまって、ながらができないももを置いて、進んでいくので、
ももは焦るわ、説明は聞いてないからわけわかんないわで、
ぱにくるんだろうと思います。
授業参観の時もももがまだ用意しきれてないのに、次に進んで
しまったので、ももは焦って「まってよー!」と半べそかいてましたもん。
昨日ついに、コーディネータの先生がももに一日数時間ついてもらう
ようにしたので、同意書に署名してもらえませんか?と担任から
電話があった。
先日、コーディネータの先生のところにお話を伺いに行き、
こちらの話もたくさん聞いていただけたので、気に掛けていただいたのかも
しれないです。
このコーディネータの先生は話をしただけなので、よくはわかりませんが、
わかってらっしゃる先生で、なによりも、生徒側に立って物事を考えて
くれる感じがしました。
昨日、我が家に遊びに来ていたクラスメイトが、ここ数日はももよりも、
○○くんのほうが、泣いてばかりで、先生もそちらの対応に追われているよ。
と教えてくれました。
同意書というもの事体に、ひっかかる部分があるのですが、
2次障碍に進んでしまっているので、今は力のあるコーディネータの先生が
側についていてくださる事は、とても助ります。
ただね、やっぱり、担任レベルで、対応していけるスキルを身に付ける努力は
もっとあっていいんじゃないの?と思うわけです。
ちょっとした工夫だったり、ちょっとした配慮だったり、皆、時間も労力もかけないで
できる ふつうの事。
ただ、親があれこれ言ってもなかなか腑に落ちてくれないというのが困りもの、、、。
先生自体に余裕がないと、支援どころではありませんからね。
一方的に先生を責めたりしても何の解決にもならないですからね。
このコーディネーター制度、医療や、外部の専門スタッフと連携もあり、
これをきっちり受けられれば、楽になる生徒もたくさんいそうだとは思うのですが、
個別に支援を受けるには、親の同意が必要で、同意書を書いていない生徒は
対象外となるというのが気になりました。
また、いくらギョーカイの有名先生が対応策をすぐに下さるとはいえ、
実際診察もしていない子供、診察はしていてもつきあいが浅く、一年に数回5分の
問診で、どこまで、緊急の場合に適切な指示がいくのか?疑問だったりするのです。
日本人はなにかとネームバリューに弱い人が多いんですが、ギョーカイの有名先生
よりも、地域でより深く丁寧に、一生を通じて関わってくれるような医師と、
専門のスタッフが、地域の学校と連携をとるほうが、プラスが多いんじゃないかなと
思うんですよね。
学校側というか、管理職もコーディーネーター配属した事で、なんだかやってる気分に
なったり、全て、コーディーネーター任せで担任の努力がないというのでは本末転倒。
コーディネーターの先生はあくまでもサブでメインは担任ひとりひとり。
ひとりひとりの先生の気持ちの中に、気付きが芽生えて、そうか!って納得して
目の前で生徒自身の変化を見れば、、、、、。
きっと、気付いてもらえるものがたくさんあって、先生も生徒も得るものをたくさん得られる。
そういう確信は日々強まるばかり。
愛知県では、こういう専門家を育成するがはじまっているとこうままさんのところで
知りました。我が市は、いったい何人いるのかな?
この間、市の福祉関係の議会に出席させてもらって、市の現状の取り組みを説明
していただきましたが、そういった話は出てなかったように記憶しています。
市の言語聴覚センターも一ヶ月に一度受講できるような状況で、市の相談窓口も
相談がたくさんすぎて、待ちが凄いという状況。
制度や器ばかり、整えても、実際、稼働しないのであれば、意味ないじゃんか!
と思ったり。。。。。
もも も、クラスで仲良しさんが増えていけば、ちょっとは楽になるかなと思い、
仕事そっちのけで、遊びにつきあっているんですね。
まあ、ももがなんにも話しをしてくれないので、学校の様子を聞かなくてもいっぱい
おしゃべりしてくれるクラスメイトはウェルカムなんです。
でも、自分ひとりでやりたいという気持ちの強いももなので、お友達を待ち合わせの
場所まで迎えに行ったり、友達に送って欲しいと言われ、送って行く時に、
親の同伴を断固拒否するんです。
そうして、途中、他のお友達にあったりして、遊んじゃったりして、帰ってこないので、
連日、大捜索、おっかけて、動向して、、、、走って走って、、、、、
もう、ママは疲れすぎて、いっぱいいっぱいです。ママもガス抜きした~い。
リンコさんも書いてましたが、もも も辛い事や悲しい事で頭がいっぱいでつらくなるので
いっぱいにならないように、思い出したくないから、お話ししない。ママにも何も話さない。
という事らしいです。話す事で気持ちが整理される事はなく、話す事でよけい
いやな記憶が強化されて頭がいそがしくなるのだから、無理にお話を強要はできないしね。
にこにこ笑っていたと思ったら、数日前の事でいきなり泣き始めたり。。。。
どうしたら、ももの辛さを薄めてあげられるのかなぁ~。
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