感覚統合について
先々週、担任から電話があり、ももが学校で問題をおこしたとの事。
よく聞いてみると、体育館に向かって歩いている時に、前との間隔をあけてのろのろ
歩くももに対してお友達が、早く歩くように催促しても反応がないので、後から突き飛ばして
しまったと。。。。、その後つかみ合いの喧嘩になり、お友達に回し蹴りした後に、梯子の天辺に
登って2時間ほどおりてこなかった事など聞きました。
保育園時代、列に並んで階段を降りるが困難なももが、ゆっくり降りていた時に
同じように後から突き飛ばされて、パニックになり、お友達を噛んでしまった事がありました。
その日の帰り、担任の保育士さんから、今日かくかくしかじかでお友達を酷く噛んでしまったので
お友達の保護者にあったら、謝罪してくださいと言われました。
家に帰ってよくよくももの話を聞いてみると、前が急に止まったり、早くなったりで、上手く
階段をおりれなかった時に、『早く!』と怒鳴られ、せかされ、『できない!』って言ったら
突き飛ばされたのでびっくりしすぎてとっさに噛んでしまったと。。。。。。。
出来ない事をせかされる。大きな声で怒鳴られる。見通しのつかない背後から、いきなり突き飛ばされる
と、ももの苦手な事が重なったわけで、挙げ句、先生もももに理由を聞く事なく、一方的に誤らせた為に
しばらく情緒不安的になるは、お友達はそれ以降、ももに対してなにかと反感をもつようになり
大変だった事がありました。
確かに、なにがあっても、噛んだり、回し蹴りするような暴力は絶対にいけないので
ソーシャルストーリーを絵と文字とで説明を繰り返し、言い聞かせています。
ただ、感覚的に敏感で視覚、聴覚、触覚と多岐に渡り、不具合があり、やりたくても出来ない状態にあり、
パニックにつながるような苦手な事がたくさんあるのです。
成長していく段階でだんだんと感覚統合も薄れていくと聞きますし、かなり自分の言葉でその状態を話す事の
出来る力はあるので、なんでもかんでも親が介入せずに、自分で話して解決するようにと担当医は言うけれども、
最後の後から突き飛ばされるのように、その行為自体が、酷い混乱を引き起こし、錯乱状態にさせる事も
あるわけで、お友達に上手くそれを理解してもらうのは無理でも、担任や他の先生方にはやはり理解しておいて
もらいたいと再度おもったりしました。
実は入学前に、感覚統合についての詳細と、今回のような事を含め、こういう部分に起因した苦手があり、
もし問題がおきた場合はこういう風に対処願いますと、、、、過剰書きしたサポートをお願いしてたわけなんですが。
パニックに対する対処はある程度対処していただけましたが、まだまだ、理解がされていない気がしてしまったので、
重ね重ね、理解をお願いしなくては、、、、と思った次第です。
ももが回し蹴り(女の子なのにね~、、、、)したお友達にも担任から、ももは背後からわっ!とか押されると
びっくりしすぎちゃう事を話してもらって、誤解をといてもらいましたし、
ももにも手紙で、蹴ったことに対して、再度、あやまって、仲直りしてもらいました。
不思議ちゃん達の問題行動には必ず、理由があります。
不思議ちゃんの事を理解するのは、大人でもなかなか難しい場合も多いので、まだ低学年のお友達には
理解できないと思いますが、せめて子供達にかかわる教育者には、ある程度、知識として知って理解して
いただく必要性があります。
ちゃんと理由を聞いて、尊重しつつ、ダメなところはダメだよと諭してもらえば、十分、理解できますし、
冷静にもなれるんですから。
それをぜずに、ただ困った子と決めつけて、排除する事で、子供はとても傷付きますし、それは、
自己否定にもつながりかねません。周囲のお友達にも誤解が拡がり定着し、理解できないものへの
排除(仲間はずれ)もおきやすいと思います。
どうか、ほんの少しの理解をして、ほんの少し寄り添っていただければと思います。
ももは毎日、にこにこしながら返って来て、学校であった事を何も話してくれないので
後から聞いてびっくりの連続なんですね。
この件も、いろんなクラスメイトのお家の人が知っていて、母としては、ももの誤解をどうといて
あげればよいか、眠れない日も続きそうです。
今日も仲の良い男の子のお母さんから、昨日もつかみ合いの喧嘩をし、今日もなにかあったようで
謝罪の電話があって、はじめてそんな事があったのか!と知るありさまなんですね。
今日の肩や背中のクレヨンかペンのような手形の汚れは、なにか揉み合った時についたのかも、、、
と思いましたが、当人のももは、にこにこしていて、なにもなかったようなんですよねぇ。
Ps。担任の先生は、その後、日々のわすれもの対策なども含め、対処していただいています。
ももが、先生が気を配ってくれている事を話してくれました。ありがたいです。。。。。
先生によって器用な先生、そうでない先生、いろんな先生がいらっしゃいます。
その先生なりに一生懸命やってくれていることが伝わってきて、親としては、
要求は、してもらってありたり前と思わずに、常に、感謝の気持ちでいたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
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